12/31/2017

2017年: 大量のCVE

ISC Diaryより

2017年もほとんど終わり、今年最後のDiaryです。私はCVEデータベースをすぐに見直しました(私はローカルのcve-search[1]インスタンスを使用しています)。最初の興味深い数字は今年作成されたCVEの総計です。形式がCVE-YYYY-XXXXだったのを覚えていますか? CVE ID形式[2]が2014年に変更され、1年あたりの9999件制限が解除されました。過去5年間の件数を見ると、これは本当に必要条件だった事が分かります:

件数
2017 14680
2016 6447
2015 6480
2014 7946
2013 5191

より多くの組織がセキュリティを考慮に置いているなら、報告された脆弱性のこのピークを説明する方法は? まず、私はセキュリティに焦点を当てた組織と並行して、攻撃者もますます活発になっているのだと思います。より多くの利益を上げる方法を常に検討している悪い人だけでなく、学生やセキュリティ研究者も対象にしています。ヨーロッパでは、攻撃型のセキュリティ訓練が非常に人気があります。人は、「物を壊す」方法を学ぶのが好きなんです。また、バグ報奨金プログラム[3]が大幅に増加し、新しい脆弱性を探し出すインセンティブになりました。

また、IT分野から直接ではなく、これらの技術を集中的に活用する新しいベンダーが目に付きます。2017年に少なくともCVEを受け取ったいくつか例です:

  • Tesla - CVE-2016-9337[4]
  • Bavarian-Motor-Works (BMW) - CVE-2017-9212[5]
  • Miele (home appliances) - CVE-2017-7240[6]
  • GMV (ATMs) - https://www.cvedetails.com/cve/CVE-2017-6968/[7]

注意: 私は小さなIoTガジェット、産業システムなどに関連する全ての製品については言及しませんでした。

これは、製品のセキュリティが悪化している事を意味するのでしょうか? それらの多くについて、私はそうは思いません。これらのほとんどの脆弱性は、ベンダーによって修正されています。これにより、製品がより強くなります。このシナリオについて考えて見ましょう: あなたは新しい装置を探しており、2つのベンダーの選択肢があるとします。あなたはそれらに関連する脆弱性を見ます。1番目のベンダーは10個のCVEがあり、2番目のベンダーは2個のみです。2番目のベンダーの方が良いという意味でしょうか? そうでもありません。1番目のベンダーはバグ報奨金プログラムを行っているかも知れないし、より広範なユーザベースを持っているのかも知れません(つまり、より多くの人がその製品を検証している事を意味します)。最も重要な事は、脆弱性が報告された時の対応方法を確認する事です。彼らはすぐに脆弱性を修正したでしょうか? 彼らは騒ぎを減らそうとしていますか? 研究者を起訴するには(時には)? 一度、この脆弱性が修正されると、主な問題は依然として影響を受ける製品にパッチを当てたり更新したりプロセスが残る事です。

[1] http://cve-search.github.io/cve-search/
[2] https://cve.mitre.org/about/faqs.html#what_is_cve_id
[3] https://www.bugcrowd.com/bug-bounty-list/
[4] https://www.cvedetails.com/cve/CVE-2016-9337/
[5] https://www.cvedetails.com/cve/CVE-2017-9212/
[6] https://www.cvedetails.com/cve/CVE-2017-7240/
[7] https://www.cvedetails.com/cve/CVE-2017-6968/

Xavier Mertens (@xme)
ISC Handler - フリーランスのセキュリティ・コンサルタント
PGP Key

12/30/2017

Bitcoinが失敗する理由

Stranger theoryより

これは、Bitcoinの具体的な欠陥に関するものではないが、Bitcoinは暗号通貨集合の傑出した代表である。十分な融資基盤を持たない暗号通貨にはこれらの問題がある。

特に、Bitcoinはいつでも台無しにできるポンジ・スキームのようにますます見えてくる。チャールズ・ポンジが訴訟を起こす事はないが、お金を失った多くの人と爆発前にBitcoinを売った少数の勝者がいる。

あるいは、別の比喩を使って、Bitcoinはグローバルなポーカーゲームのようなもので、一部の人は運を天に任せ、他の人は完敗するだろう。明日か数年後に起こるかも知れないが、私にとってこれは唯一の合理的な結果である。それまで、誰もがそれらは非常においしいと信じている…。

以下に私の主張がある;

無借金、無価値

Bitcoin建ての融資が存在する場合に限り、Bitcoinはチャンスがあると私はかつて同僚に言った。全ての問題で、不換紙幣(我々が使っている通常のお金)は大きな利点がある。それは見過ごされがちである。それらは融資で作られているので、不換紙幣の背後には価値創造の裏付けが存在する。

その融資を通じて作られたお金の背後に保証された価値があるため、住宅ローンはお金を生み出す事ができる最高の融資である。貸付者は、貸出額の合計で交換できる価値を作れないなら、彼/彼女は家を失うだろう。従って、融資によって作成され、貸付者によって費やされたお金は、住宅ローンを返すために借り替えする必要があり、そのため本来備わっている需要を作り出す。

貸し手にとって、そのお金の価値は少なくとも住宅ローンを払う事ができなければ失われる可能性のある家の価値である。従って、家を守るために価値を作ってその貸付金を買い戻さざるを得ないという内在的な動機がある。お金のほとんどが融資によって作成されている場合、その貨幣を購入し、少なくともその初期値の大部分を維持するのに十分なプレッシャーがある。

暗号通貨は違う。私は暗号化された通貨での貸付を認識しておらず、そのほとんどは投機的な投資によって生み出されている。特に、Bitcoinは非常に激しい(価値の急激な上昇)、融資を取るための本当に悪い候補である。従って、Bitcoinは特にこの貨幣に必要な十分な固有の力を持っていない。

人々は失うものを何も持たずに、いつでも他の暗号化に簡単に切り替える事ができる。匿名で譲渡する必要があるなら、Bitcoin2、Bitcoin3、TulipCoinに切り替えてみては? 多くの新興の暗号通貨が存在し、人々は短期間に切り替える可能性がある。Bitcoinを早めに売る人々はその価値を高め、他の人は最初の人々が勝った分を失うだろう。投機家がゲームを退場するときに、保存または償還できるBitcoinの背後に大きな価値はないと思う。

暗号通貨とは違って、不換紙幣は住宅ローンを償還する必要がある人々によって否定する事はできない。そのような人々は、彼らが持っている他の価値(仕事、活動、他の通貨)を交換する事によって、その通貨を「買う」本質的な必要性を依然として持っている。たとえ、全ての人が特定の不換貨幣への信頼を低下させる突然の精神病に苦しんでも、住宅ローンの現実は多くの人がこの貨幣のために他の商品を交換し、その価値を保証するものである。私は、Bitcoinや他の暗号通貨にこのような力は無いと思う。

簡潔に、その貨幣向けの商品を交換するために十分な人々が強制できる必要があるなら、いかなる通貨も価値がある。負担の返済(罰金を伴う)は、必要性を大幅に凌駕する。過度な貨幣創出がない限り、貨幣に対する本質的価値を保証する事ができるそのような力の一つである。もう一つのケースは、会社や国が貨幣で商品を交換することを義務付ける場合である。また、硬貨の発行者が実際に発行された貨幣を償還することを保証する権限または信用がある場合、「1ガロンの石油にふさわしい」ような商品に裏付けられた貨幣を想像する事もできる。これが無ければ、私は暗号通貨は全て遅かれ早かれ失敗して万事終わると判断できる。

他の問題

基本的に、暗号通貨のシステムはかなり単純なサービスを保証するために多くのエネルギー(コスト)を必要とする。異なるアカウントの状態の一貫性のあるイメージを保証する。1つは、アカウントが匿名であり、秘密鍵を持っている人なら誰でもアカウントを所有している事になる。しかし、これは銀行が認識しているパスワードに基づく匿名のアカウントでも達成できる。私は、暗号通貨によって提供される必要以上の匿名性が重要だとは確信していない。政治がBitcoinを規制し、禁止する事さえできるからである。それはまだ無法者のための地下システムに残っているかも知れないが、公に利用可能で無いと、それは現在の価値を与える交換機能の大部分を失うだろう。

通貨総量が限られている事の利点は、それほど大騒ぎするほどでは無い。貨幣にシリアル番号で制限を設ける事ができる通貨は全て同じ性質を持つ。政府は、シリアル番号が重複して印刷されていない事を確認する方法を提供するだけである。一方、誰かが初期値をちょっと変えるだけで、Bitcoin2、Bitcoin3、Bitcoin4を作る事ができる。Bitcoinが市場製品の現在の保証範囲を維持する保証はない。

古典的な貨幣を置き換える暗号通貨を考えてみると、他の問題も存在する。古典的な経済学の方程式 M * V = P * Qは、ある量の製品Qの価格(P)は、貨幣量(M)に依存するだけでなく、貨幣の取引流通速度(V)にも依存すると説明している。現在の貨幣流通速度(V)の変動は、利用可能な実際の貨幣量(M)を管理する中央銀行によって部分的に補填されている。

暗号通貨では、大きな変化から価格を維持するメカニズムが存在しない。暗号通貨のような固定量(M)の貨幣は流通速度に応じて価値の大きな変動(10倍より上)を持つ事が予想される。そして、デフレが起こると、デフレスパイラルを防ぐ力は存在しない。暗号貨幣は価値を高め続けており、誰もそれに費やし、大きな価値になるのを待ちたくは無い。これは、貨幣が最終的には経済活動で使用されなくなり、目的(商品交換の中間)のために価値のなくなるまで続く。

取引限度

Bitcoinは取引レートが(世界的に)限られており、1日でBitcoinが見付けられる量が少ない分だけ、更に縮小するだろう。これにより、将来的に小規模な取引が禁止される可能性が高いため、小規模な投資はもはや選択肢にならない可能性がある。多分、可能な解決策は、人々が必要な取引をより迅速に運用できる別のシステムに切り替えることであろう。

価格は簡単に操作できる

相対的に資本化が小さく、規制が無い場合、同じエンティティ内での取引を整理する事で、多くのお金を持つ人がBitcoinの価格を操作する事は容易である。このようなエンティティは、Bitcoin(または他の暗号通貨)の市場価値を人為的に増加させ、より大きな価格で投資を売却する計画を建てる可能性がある。残りのプレーヤーは、価格が現実的な値に戻る時に損害を被るだろう。悪魔が存在しなくても、熱狂的なプレーやーのために価格が上昇する可能性がある。新しい投資の割合が投資した暗号通貨の売却利益を確保している人々によって打ち負かされる時、価格は下落する。

道徳論

あなたが会社の株式から投資して賞金を得た場合、あなたは消費者によって評価される努力に資本を向かわせる事で価値を創造する。Bitcoinや他の暗号通貨に投資する事によって、どのような価値が生まれるだろうか? Bitcoin&Coシステムは、違法薬物、違法拳銃、人身売買など法律で禁じられている商品を取引する際の匿名性のため、トランザクション毎に投資されるエネルギーが主に価値を持つ。あなたはそんなものに本当に投資したいか?

免責条項

私は投資アドバイスを証明する正式なトレーニングを受けていない。これらは私個人の考えであり、正しいかも知れないし、間違っているかも知れない。私はまた、暗号通貨の投資や、暗号通貨の投資決定の恩恵を受ける事ができる他の利益を持っていない。気を付けて!

Hacker News

12/29/2017

インターネット経済学のワークショップ

ジェフ・ヒューストンのブログより(一部、更新に追いついていない可能性あり)。

米国では、競争上の緊張関係にマーケットに基づく解決策を提唱する人、規制当局の介入を提唱する人との間の議論は、これほど最高潮に達したことはなく、ここ数週間のネット中立性の厄介で断続的な問題が見られた。通信政策の決定プロセスがスポーツ観戦となり、チャンピオンを称賛して反対派を悪者扱いにする解説者で一杯であるように見える。一方、コミュニケーションの方法、マナー、豊かさ、通信の範囲は我々の経済と社会を形作り、おそらくガバナンスの形態に関する決定の検討事項は、公の議論を伴う問題という事が完全に適切である。

我々はどのようにこの議論を手助けして情報を提供できるだろうか? 一つの手段は、インターネットを構築、運用、使用する方法を様々な側面でまとめて、経済の観点からこれらの活動を見る事である。これはカリフォルニア大学サンディエゴ校のWIE(インターネット経済学のワークショップ)で、CAIDA(Centre for Applied Internet Data Analysis)によって毎年主催される比較的ユニークな集まりの背景である。これらは2017年12月に開催された第8回ワークショップの覚書である。

このワークショップには、ネットワーク事業者、サービス事業者、規制当局、研究者、学者など様々な関係者が集まった。これらの多くの考えの背後にある問題は、ポストネット中立性の話題的テーマとその意味が含まれている。我々は、トリバリズム(部族生活主義)の台頭、そしてアクセス可能なオープン・コミュニケーション能力の世界で支持される理想に反対するように思われる様々な貿易障壁を再び課す事を目にしている。公共の場の従来の味方や、社会の公共財の一覧の一部として見られるそのスペース内の通信は、陰湿で時には狡猾で必ず正道から外れたやり方で、かつての公共の場を民営化するために熱心に働く強欲な民間部門の当事者によって挑戦されている。このスペースの中での政府の役割は何で、マーケット参加者の決定に何が残り、残るべきなのか、いまだ不明である。歴史的観点から、ITの急速な展開が我々の社会にもたらす破壊的変化は、産業革命の間に起こった影響の幅と深さの観点と非常に似ており、おそらく19世紀経済と革命的社会学者カール・マルクスは、かつてないほど今日と関連性が高い。我々は非常に基本的な質問をしているのに、不確実な時代を見ている。規制の目的は何で、それを誰に適用すべきか? どのように事実と仮定の違いを見分ける事ができるのか?

インターネットによって作られた無限のチャンスという初期の高揚感は、今や共通の懸念と不安によってバランスが保たれている。ソフトウェアのインフラは信用でき、信頼できるのか? なぜ、我々は安全なインターネットを作る事ができないのか? インターネットを形作っているのは何か、幅広い課題を推進する自己利益の狭い漏斗を作り出す力の進化は何か? インターネットは新聞と同じ道を辿っているように見え、広告は本末転倒な状況になっている。インターネットの広告が崩壊すると、何が起きるだろうか? 我々は既に新聞モデルの失敗を目の当たりにしており、インターネットの未来に同じ失敗に遭うだろうか? まさに今日のインターネットは何だろうか? 公の場にあり、プライベートは何だろうか? データの必要性が増すにつれ、インターネットはどのくらいの人が公共の場から閉じ込められているのだろうか? そして、情報が公の視界から奪われるにつれ、これが情報の非対称性をどの程度までそのまま残すのか? 消費者は、オンライン商品やサービスにアクセスするために交換する個人情報について、実際にどのような現実的評価を下しているのだろうか?

その点を考慮して、今年のワークショップは事情が設定されている。

経済こそが重要なのだ、愚か者

古典的な公共経済において、政府の役割の1つは従来の市場操作が失敗した状況を検知し、考えられる是正をする事である。もちろん、関連する懸念事項は市場の失敗だけではないが、市場が崩壊し、単純にミネソタ大学のアンドリュー・オドリツコはカール・マルクスがグローバルな存在として市場経済について初めて考えた一人であると強く主張が滅び、社会における資源配分の仲裁人としての役割を持つ状況にある。この見方をして、チョークポイントの兆候の一つである潜在的な失敗点を探し始める時、実際の投資水準が低下し、その低下はデータと事実の代わりになる真実ではない明らかに露骨ななりすましによって隠される。経済の研究は、これらのチョークポイントの性質を理解する必要がある。電気通信サービスは、極端な例ではないが、大規模経済のチョークポイントのありふれた事例とみることができる。効率的かつ効果的に機能し続ける事ができなければ、経済活動の他の多くの分野に影響を与える可能性がある。

電気通信規制制度は、その主要目的の1つに、市場が効果的に機能することを保証する事を目的としている。市場が新しい慣行や新規参入者に開放されていることを保証する事など、無数の機能を含んでおり、革新的なイノベーションを通じてアクセス可能なサービスコストの改善は、カルテルあるいは独占プレミアムの一形態として保持されるのではなく、消費者に移っている。我々がこの権利を得た場合、経済は成功にとってはるかに強力な事例になる。

世界的観点から、電気通信市場は非常に重要である。国内総生産の合計は、現在米ドルで約80兆ドルに達している。収入の観点で見ると、電気通信の収益水準は約2兆ドルである。比較すると、広告の支出総額は約5000億ドルである。2016年にGoogleは900億ドルの収益水準を報告している。オンライン広告はインターネットの無料オンラインサービスの多くに資金を提供する手段である場合、今日の数字はこれまでのところ、電気通信環境においてコンテンツがまだ王様ではない主張を裏付けているように見える。

電気通信領域の他の部分は依然として非常に利益が上がっている。この見解は、T-Mobileの2014年のFCCに提出された書類から集めた資料で説明した。同社へのデータサービス費用は、平均で約0.002ドル/Mバイトだった。卸売市場では、平均卸売価格は0.20ドル/Mバイト(あるいは100倍の値上げ)だったが、小売価格は20ドル/Mバイトで卸売価格より更に100倍の値上げだった。モバイルサービスでは少なくとも、市場参加者が作り上げた高い望ましい利幅が依然として存在し、より競争の激しい市場規律を導入する努力は、実際のコストに非常に近いものに価格を下げる真の競争圧力よりも、非常に高い利幅を維持するためのカルテルのような談合慣習のインセンティブとして、より動かされるように見える。

イノベーション

市場の別の圧力はイノベーションのそれである。新しい製品やサービスは消費者の消費を大きく刺激する、あるいはサービスの生産において効率を大きくできる。どちらも企業にとってより大きな収入を得るチャンスにつながる可能性がある。

イノベーションは、デバイスのコンポーネントの変更から、ネットワークプラットフォーム自体の変更やシステムの配置の展開の変更まで様々発生する。我々は、スイッチからモビリティまで、ブロードバンドアクセスインフラの展開、新たに出現したいわゆるスマート都市の概念、そしてもちろん小売り事業の新しい波に製品や流通網のデジタル化など、これらの全てがインターネットの歴史の中で続けざまに発生しているように見える。

このイノベーションの大部分は、決定論的な方法もろくに無しに活動するオープンプロセスである。イノベーションと進化のプロセス全体のガバナンスは、革新的なメカニズム自体に集中する事はできないが、必然的に研究とプロトタイピングの基礎的な制度的プロセスのサポートを通じてプロセスを促進する必要がある。基礎研究における補助金によるた公的資金は、革新的チャンスを探る上で、高い取引きと適応コストを克服するための唯一の方法かも知れない。

製品、サービス、プラットフォーム、そしてイノベーション

取り締まりの観点から、規制当局は通常、施設ではなくサービスを見ている。言い換えれば、規制上の関心のテーマはサービスであり、サービスを提供するために使用されるネットワークではない。例えば、「ブロードバンド・インターネット・アクセス・サービス」は、あるサービスパラメータ内でインターネットパケットを送受信するものと定義される。

しかし、この区別は必ずしも守られているわけではなく、施設事業者に課せられた施設間の相互接続の義務を定義する分野など、サービスよりも施設に関して述べている規制の例が存在する。現在の米国電気通信法では、Title IIのブロードキャストサービスへの関心、ケーブルサービスのためのTitle IIIなど、様々なサービスとサービスドメインを検討するために多数のタイトルを使用する。過去数年の違いはサービスが個別の施設プラットフォームを使用していたが、最近のほとんどのサービスは単にIP上で動作するアプリに過ぎない。

規制の意図された対象が施設事業者であったとすれば、規制の制約はサービス自体の制約として記述されているが、インターネットに翻訳された時の結果は、ISPネットワーク上を流れるアプリケーションの行動に関連する下層のISPに置かれる。アプリケーションスペースが規制緩和された市場である場合、これは最近の全てのサービスが無秩序になるという見解に繋がらないだろうか?

おそらく、ラストマイルアクセスISPがTitle IIの規定の下で活動し、公正で非差別的な基準で全てのサービスに公平にアクセスするように強制されるべきか、べきでないかの全体の問題は、検討中の裏側から問題を見ているだけである。事業体は、規制されたサービスを提供する事のおかげで、全ての事業活動においてこれらの規制に基づく地位を有しているか? あるいは制約点での規制されているサービス活動というだけなのか?

ここでの目的は何か? 消費者を守ろうと、サービスプロバイダを消費者が不利になる可能性のある範囲で制約する事によって、市場の中での非対称情報を是正するのか? あるいは、ユニバーサルにアクセス可能で手頃な価格の通信サービスの一般的な利点を認識しようとする事で、規制された義務を通じて業界の供給サイドにこのユニバーサルサービスの義務を課すのか? その場合、合理的サービスの義務とは何だろうか? 全ての世帯では、基本的な通信サービスとして複数の4Kビデオストリームをサポートする能力が本当に必要だろうか?

近年の通信政策は、経済分析よりも前例のある法律で認められた主張が支配的である。しかし、我々は、インターネット上のサービス行動を規制するためのツールセットが技術的分析と必ず結び付いていることをますます認識するようになっている。

効果的な規制の策定には、法的議論で使用されている哲学的推論とは異なるネットワークとテクノロジーの専門スキルが必要である。もし、我々がオープンな政府によって提供される可能性について真剣に取り組んでいるなら、おそらくはオープンデータの生成と利用について同様に真剣に取り組む必要がある。これは、政府の市民科学の活動の概念と開発途上の連邦政策のオープンデータの利用に基づくフレームワークの開発に基づいて、世界の伝統的な統計的見地によって影響されている。

並行して考慮すべき事項は、データ主導の政策立案(あるいは証拠に基づく政策立案)である。ますます、我々は政策決定においてより広範な公共の役割に携わる試みには、データ分析を考える必要がある。ぴったりした例として、FCCはネット中立性規定の見直しに関するコメントへの最新の要求に応え、22,157,658件の申し立てを受けた。読者の一団とマーケットの仕切りを結ぶ事はもはや実現は不可能である。求められているものは、オブジェクト・オープンデータセットを作る事ができ、反復可能で客観的な方法で情報を提供する分析技術を課す供給者や提供者の環境と異なる形式の取り組みである。おそらく、FCCとその仲間の規制当局は、より多くのデータ分析専門家と少数の弁護士を必要とするだろう!

製品とライフサイクル

製品のライフサイクルとインターネットの成熟期に適用する事ができる。我々は、製品のライフサイクルの古典的なS字曲線をよく知っており、革新者からの採用の連続する波が見られ、アーリーアダプタは早期採用の利点を求め、次に大多数が動き、そしてレイトアダプタが尾部に広がる。

これはビジネス戦略にとってどのような意味を持つのか、故に規制当局にとってこの事はどどう言う意味を持つだろうか? イノベーションはしばしば市場の競争的アクセスのレバーと見なされ、製品のライフサイクルにおけるイノベーションとの関係を持つこの競争的アクセスには多くの側面が存在する。

広範な競争は市場の拡大に基づいており、革新的なレバレッジは製品のスケーリングに対する障害を減らす事に基づいている。集中的な競争はほぼ静的な市場に基づいている。そして、イノベーション国家の意図が消費者への製品の価値提案を高める事である。静的市場で重要な事は、コスト管理と品質管理である。しばしば、これは供給者が単位コスト削減を達成するためにさらなるスケールを求めるサプライサイドの集約で表される。

テクノロジーの変化の理論は存在するだろうか? バックグラウンド定数として現れる漸進的な微調整があり、この上に重ね合わされているのは時々ある重大で画期的な変化である。どのような形であれ、画期的な変化の影響は抵抗できない。彼らは自分の前にある全てを一掃するだけでなく、それらの通った跡に混乱を残すだけで、彼ら自身で自信のシステムを発明し、新しい正統性の信念を作り上げる。例えば、CDNとクラウド類の高まりは、大きな政治的意味合いを持つ。これらの影響は技術を超越し、新しいビジネスを創造し、新しいビジネスへのアプローチを開く。これは実体の相互作用の方法に影響し、これらの変化から生じる有益な機会だけでなく、コストの増加や歪みを生む可能性がある。

上流と下流の市場

しばらくの間、二面性のある市場の話題は、インターネット経済の議論の一部であり、特にクラウドとコンテンツ・プラットフォームのインターネットを考察する場合、とりわけ関連があるように見える。

規制の監督に関して、我々が上流を見るお金を使って下流を見るというこの状況を特徴付けた。言い換えれば、注目の焦点はサービスの下流のユーザである。しかし、ISPは仲介者として、小規模ブロードバンド利用者を下流に、コンテンツ配信業者、コンテンツ製作者および中継ISPを上流プロバイダとして運営している。この上流は多様な集合であり、「勝者がすべてを得る」という運用モデルの採用が増えている。

インターネット・エコシステムは、規模の経済、ネットワークの外部性、高いスイッチングコストを活用する事で、大きな市場シェアを獲得できる強力なプラットフォームオペレータを育んでいる。これらのプラットフォームオペレータは、いわゆるユニコーン部門に所属し、数十億ドルのユニコーン評価で、Airbnb、Amazon、Facebook、Google、Netflixなど「勝者がすべてを得る」業界のアクターをいくつか示している。

肯定的なネットワークの外部性は、確立されたバンドワゴンに参加する追加の加入者を好む。大規模な加入者集団は大規模なデータを生成し、ユニコーンが広告収入のシェアを獲得し、内部的にデータ分析を微調整し、既存または潜在的な競合他社の獲得に資金を提供する事を可能にする。

これらのユニコーンの存在から生じる目先の消費者利益は識別が容易である。しかし、上流の負の影響には注意が必要である。これらは、労働人口の変調、衰退する産業、類似の社会影響を含んでいる。

重大な問題は、上流のコストが下流の利益に等しいかどうかである。それは、ゼロサムゲインあるいはもっと悪い純利益よりも正味コストだろうか? これは、政府の警戒が間違っているかどうかの問題を提起する。下流のアクセスネットワークのネット中立性への我々の執着が、上流コストの見過ごしがちな盲点の観点からコストを引き出しているだろうか?

今日の市場は、ここでより絡み合っており、このプレゼンテーションは関係とより大きな経済だけでなく消費者への影響に関するデータを用いて、より洗練された分析を要請していた。規制上のリスクはオープンなアクセス可能なプラットフォームの決定的な重要性と、既存企業が重度のベンチャーリスクを必要せずに挑戦する方法を認める事ではない。FCCは、電気通信それ自体でなく、サービスやサービスプラットフォームの提供の中で相互作用の一つである活動がますます全体像の中で小さくなっている。

ここでの懸念事項は、市場の専業主体の利益に専念している少数の既存企業が市場を独占的に支配している事である。この懸念に対抗するために我々が確かめたいチャンスは、規制当局の介入あるいはコントロールは規制の明示的な必要なしに、適切な残高が存在する限り、新しいプロバイダとサービスの市場へのアクセスを提供するこれらの機能を正常化する事である。現在の状況の特徴の一つは、インターネットでの一般的な不安がプロバイダの規模や形についてではなく、市場は過度な情報の非対称性によって台無しになっているという不安である。確立された市場関係者が知り過ぎているなら、革新的な既存企業は邪魔される!

サービスの緊張関係: コンテンツ対キャリッジ

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)プラットフォーム部門の台頭や今日のインターネットにおけるトランジット需要の減少の間には目に見える相関がある。

ますますネットワークは、ユーザのトラフィックをサービスポータルに運ぶのに使われなくなっているが、サービスポータルはラストマイルのアクセスネットワークの横に並んで座ってシフトしている。しかし、CDNプロバイダは、これらのポータルを使えるようにするネットワークをサポートするために公衆インターネットインフラを使用しない事を選んでいるが、プライベート専用のフィーダーシステムを基本的に構築するため専用の通信容量を使用するという姿勢で臨んでいる。

これらのクラウドネットワーク化されたシステムは、公衆通信ポートフォリオの一部としてもはや運用されていないが、公衆通信ドメインの観点から、従来の公的規制監督を超えて本質的に民間で運営されているプラットフォームである。我々はインターネットのオリジナルモデルの大部分、すなわちネットワーク間中継サービスの大部分がCDNフィーダーシステムとして動作する民営ネットワークに取って代わられるのを見ている。ラストマイルのアクセスシステムのみが、公衆通信部門の中で行う余地を残している。インターネットのコモンアクセスインフラの一部をこれらのプライベートサービスドメインの領域に渡すためにさらなる動きが見られるどうかは明らかではない。

奇妙な事に、米国におけるネット中立性規定の廃止は、このような動きのきっかけになるかも知れない。コンテンツプロバイダの大部分は、これらの一部のラストマイルアクセスネットワークによって要求されるアクセス領域を支払う代わりに、アクセスネットワーク自身の中で経営権を単に買い取るという選択肢があると認識するかも知れない。このような世界では、 CDNはインターネット全体になる。

ネットワーク・サービス・インフラ

今や10年以上に渡り、インターネット・キャリッジ・プロバイダ・ネットワークの状況は非常に安定している。ISPの中には、65%のCAGRでネットワーク内のトラフィック需要がピークを迎え、比較的一定した成長を見せている。これは、顧客基盤の拡大と高容量アクセスの増加に起因しているが、この成長の大部分はコンテンツベースの成長であり、ユーザは約40%のCAGRでコンテンツ需要を増加させている。

その成長の大部分は、アクセス容量がコンテンツストリーミングの障害とならないファイバ接続世帯に起因するように見える。ピーク配信レートは現在、アクセス回線速度で実行されている。これは総量ベースのアクセスネットワークであっても新たなボトルネックの潜在指標である。

ネットワークサービスがネットワーク内で十分な容量を供給できれば、需要の伸びより前に飛び越えることができると以前から考えられていた。これらの数字は、その過剰供給容量の閾値がどこにあろうと、おそらく100Mbpsのアクセス容量でさえないことを示唆する傾向にある。10Mbpsまたは25Mbpsのアクセス速度の個々のブロードバンドアクセス速度が適切であると自信を持って主張する人々は、インターネットにおける今日のサービス使用パターンの実態を把握していない事を示唆する傾向がある。100Mbpsですら疑問がある。今後10年間のブロードバンドアクセスをGbps単位で供給する必要があると予測するサービスプロバイダがある。

データ駆動型オペレーション

近年、経験に基づくデータを運営上の決定の基礎として使用する事について、多くの事が言われている。同様のプログラムが、データ駆動型の政策の主張の中でOECDによって取り上げられていた。しかし、データが存在し、情報が存在し、タスクは何のデータが有用でなぜかを判断する事である。効果的で効率的なサービスを運営するためにネットワーク運営事業者はどのようなデータが必要だろうか?

ネットワーク運営事業者は、ネットワークパフォーマンスに関するデータを必要とする。Jasonが話していない事は、リンクの可用性、利用率、パケット破棄率などの基本的なネットワーク機器の動作についてである。彼が話しているのは、ネットワークを超えて動作するアプリケーションのパフォーマンスである。Netflixは、多くのアクセスネットワークでこの形式のデータを取集し、ストリーミング速度、ジッタ、損失率に関するデータを収集している。要するに、彼が言及しているデータは、ネットワークを介して動作するトランスポートプロトコルにやって見られるネットワークのビューである。そのデータを収集するためには、実際にエンドツーエンドのトランスポートセッションのエンドを操作できるなら、ネットワークオペレータがそのようなアプリケーションレベルのデータに関与していない場合に役立つ。さして、そのデータはネットワークオペレータが単にネットワークを操作するためのもので、すぐに利用可能ではない。ここで役に立つのは、エンドツーエンド経路の機器に関する診断データ基準を作成することである。データストリーミングの品質に関する多くの問題は、ユーザーネットワークのWiFiのパフォーマンス問題に起因すると広く認識されており、ユーザーがパフォーマンス問題を感じる理由を理解するのを助けるためにデータを入手する事は有用である。

ネットワークによって収集される第2クラスのデータがあるが、色々な理由で、「我々は常に私的データとそれを見なしている」と同じくらい単純な事で、データがオープンには共有されていない事を意味する。例えば、トラフィックはネットワークと直隣接ネットワーク間を流れる。実際にこれを一般化でき、送信先ネットワークはのフローに基づいてデータを押し出す事もできる。他のクラスのデータは、様々なサービスの価格設定に関連している。オープンな市場はオープン価格でより効率的に運営する傾向にあり、卸売のほとんどの形態やその他のプロバイダ間の契約には、契約の本性や卸売価格設定を不明瞭にする非公開条項が含まれる。そのような価格閉塞は、市場の情報が非対称である時の差別待遇や暴利の可能性を秘めている。

その後、有用なデータはあるが、我々は持っていない。世界の多くはDNSに依存しており、DNSの多くは比較的少数の再帰的リゾルバと比較的小さな権限付きネームサーバのクラスタの安定した運営に依存している。これらのサーバは、不可欠なインフラを提供する一連のシステムの一部を形成するものとして特徴付けられる。その一式は何か? それらの稼働状況はどうか? それらはどのくらい壊れやすいのか? DNSはインターネットの不可欠な要素である一方、いくつかもどかしい観測がある。そして、効率的でシームレスなオペレーションはインターネットにとって非常に重要である。我々はどのように動作しているかについての実際のデータを全く持っていない。これはアプリケーションレベルの活動だけの問題ではなく、運用データが不足している、あるいは存在していない。

全般的に、我々が目にしている事は、ネットワークに公開されない、より不透明なアプリに移行する事である。それらは、ホストネットワーク、ホストプラットフォーム、および他のアプリケーションからこの運用情報を覆い隠そうとしている。例えば、DNSはTLSを使用するようになっており、DNSのクエリと応答は暗号化されている。Chromeブラウザの優位性とQUICのサポートは、暗号化されたUDPパケットフローの背後に多くのTCPセッションが消滅している事を意味している。スノーデン以後の世界では、ユーザのオンラインプライバシを保護するための広範な措置を講じるアプリが見られているように、オープンアプリの動作を復活させるという主張は十中八九無視されるだろう。ネットワークオペレータがこのデータを収集できる事とネットワークの応答を調整する事は可能である事は疑いの余地は無いが、アプリとQoSネットワーク設計者なQoSに関するオープンなシグナリングプロトコルに取り組んだのは20年以上前の事である。とうの昔だ! 我々は今後はデータを共有しない。

スペクトル管理

無線通信に使用可能な無線スペクトルは、3kHz〜300Ghzの比較的広い周波数範囲が含まれている。これはコモンスペースであり、干渉を制限するため、我々は特定の用途や事業者に一定の周波数の独占的使用権を割り当てるという枠組みを考案した。

これは従来、特定の搾取的利用の能力やサービス要求に特定のスペクトルバンドの伝搬特性にマッチさせようとして、政府行政によって行われてきた。例えば、低帯域幅広拡散の商用ラジオ事業者は約530Khz〜1700Khzまでの中波長帯域が割り当てられた。高周波数ははるかに優れた帯域幅能力を持つが、漸進的で限定された伝播特性を持つ。利用範囲は、放送、緊急通信、防衛通信、衛星通信、電波天文学、無免許利用が含まれる。

しかし、我々の技術が変化するに連れ、スペクトルを要求して配分するモデルは専門化された利用モデルから大量消費の消費者サービスにシフトした移動通信サービスの技術として加熱するストレスレベルの下にあった。様々な用途へのスペクトルの広範な配分が続いたが、商業目的の利用に割り当てられたバンドでは、スペクトル利用の効率を改善し、無線利用の革新のスピードを高める事を意図してスペクトルのオークションにシフトした。

近頃、スペクトルは完全に割り当てられ、より多くの帯域を利用し割り当てを拡張したい部門は、別の部門が割り当てを開放する意思がある場合や、ピーク時に無免許のスペクトルに漏れる場合にのみ行う事ができる。移動通信は前例のない速度で拡大し続けており、明らかに移動通信部門は、更なるスペクトル配分のためにスペクトル管理機関にできる限り熱心に推し進めている。

米国では、FCCは非連邦使用のスペクトル管理の役割を担い、FCCのウォルター・ジョンソンは現在のモデルはFCCがその役割を果たすために使用されていると説明した。委員会は現在、最近の再配分によって全ての新しいスペクトル要求が満たされているという観測に応じて、「スペクトル計画」のモデルを運用している。これに迅速なプロセスではないが、干渉を避け進めるために新しく利用できる前に利用していたスペクトル帯域をクリアにするためには、10年と数十億ドル掛かる再割り当てが行われている。

これは、単に携帯電話業界が大容量のモバイルサービスの導入に接続する波長の無線ブロードバンドを押し付けようとしているだけでなく、同じスペクトルバンドの中に共存しようと提案されたMEO、LEO、HAPSの新ラウンドを持つ新しい衛星通信作業の新たな要求でもある。より小型の衛星の発射能力の向上は、特定のブロードバンド通信アプリケーション向けに衛星の利用に対する関心度合いの高まりを促進している。どうやら、現在提出されている衛星計画は、近い将来13,000個以上の衛星を打ち上げる計画を含んでいる。

もう一つの要因は、ソフトウェア無線(SDR)の高まりで、非常にアジャイルな送信機と受信機が可能である。そして、個々のユーザとアプリケーションからの使用強度が高まり、サービス人口の増加、地上と垂直システムからの多様な利用の増加が見られる。そして、全体の目的は、機器に持続不可能なコストを課したり、人的リスク要因なしにスペクトルを作る努力をする事である。

最後の大規模なスペクトルの開放は、MHz VHFバンドで行われ、テレビ放送がUHF帯に移行した。これは完了まで途方も無いレベルのコストと時間を要し、以後はこの形式の大規模な中央で編成されたスペクトルの移動が繰り返される事はほとんどない。つい最近、二重オークションが行われている。スペクトルを明け渡される入札者とライセンスされたスペクトルを明け渡す既存事業者の入札が存在し、オークションでは様々な売りと買いの入札が効率的な再配分戦略を見付けようとしている。

更に、これまでスケールアップが難しいと考えられていた高周波数帯のスペクトルが開放されている。5Ghz-7Ghzのスペクトルがモバイル用に再割り当てされており、米国は28Ghzのスペクトル帯域を割り当てる最初の政府である。彼らはまた98Ghz以上の領域で使用するための実験的な提案を検討している。現在のぶつかり合いの大部分は今後の5Gサービスの登場と高まりの期待に基づいている。しかし、この期待はどのくらい現実的だろうか? 業界はここで誇大宣伝に惑わされているのではないだろうか?

5Gはフェイクニュースか?

最近の米国のパブリックカンバセーションの多くは、フェイクニュースに関するものだ。大量の推測や意見が真実であると偽っている事は疑いの余地は無いが、同様に最近大量の基礎的な真理があり、フェイクとレッテルを貼る事でそれらの信用を傷付ける誘惑がどうしようもなく強い。

FCCが、広範囲に渡る5Gサービスに約2750億ドルのインフラ投資が必要であると算定していると報告している。明白な疑問は、モバイルデータサービス市場がこの投資に合う収益を生み出す事ができるかどうかである。現在のキャリアの行動は、米国のモバイルサービスプロバイダが市場成長を生み出すために、コアコンピタンスの外でますます投資を行なっている別のイメージを示唆している。例えば、T-Mobileは最近Layer 3 TVを買収し、VerizonはYahooとAOLの組み合わせ(奇妙な事にOATHと呼ばれる)を購入し、AT&Tはタイムワーナーを買収しようと裁判所を通じて奮闘を続けている。儲かるAverage Revenue Per User (ARPU)レベルが低下しておりモバイルプロバイダが収益を上げる唯一の方法は、製品とコンテンツの多方面に渡るバンドルによるものである。

デフレ状態の中にあるように見えるこの部門のプロバイダ側の能力の観点から、この状況の大まかな全体像は、かなり見通しが暗い。しかし、消費者はどうだろうか? 消費者は非常な高速な5Gモバイルサービスのためにより多く支払うだろうか? 最近の調査では、上位10%を除く全ての米国の家計収入は比較的平準化されているため、5Gなどのインターネットアクセスサービスにもっと多くのお金を使う事ができる世帯能力は限られている。

この状況の第3部は技術自身である。Googleはストリートビューデータの機械学習を使用して、潜在的な5Gの基地局を見付けて分類している。これは、計画されたカバレッジマップを再生するために高さ、場所、樹木、植生の検討が含まれている。彼らは、1Gbpsの5Gサービスを提供するために、3.5Ghzのスペクトルをデンバー市の一部で使用した。この調査では、92本の電柱で住宅の93%サービスが提供できる事が示された。しかし、これらの周波数と低い周波数では、スペクトルが限られているため、5Gサーバではより高い周波数を使用する事が検討されている。同じシミュレーションで、28Ghzのサービスで同じ領域の住宅の82%を提供するには1400本の電柱が必要である。多くの電柱を必要とし、多くの電力を必要とし、2750億ドルという見積もりが安い方にあるかもしれない事を意味する。おそらく、5Gは実際にはフェイクニュースの過度に誇張されたケースである!

サービスインフラとFTTH

高速有線ブロードバンドでのオーストリアの経験は、確かにややユニークだった。世界的金融危機、当時の強い国内経済、有線カスタマーアクセスネットワークへの更なる投資を除いて、モバイルサービスに集中するという集団的決定越しに既存のネットワークサービスプロバイダに対する不満の高まり度合い、20年前に失敗したCATVの小さな遺跡など状況の組み合わせは、カッパーアクセス網を置き換える野心的なプロジェクトやファイバートゥーザホームの包括的なプログラムに着手する事を政府に促した。これを示しているもう一つの方法は、事業者がそのようなプロジェクトを自ら引き受ける事を望んでいなかったし、有線ネットワークは誰も修正を望まなかった電話ネットワークの見捨てられた遺産と見なされていた。いわゆるデジタルスラムである。全て自身の願い事をする政治的な利益と冷遇の思い付きを含むこのNBNプロジェクトのその後の命運は、ここではアメリカのFTTHの展開の経験と対比させたいと思う。

米国の費用の概要は、平均して各住宅に渡るためには約700ドルから1000ドルである。住宅がサービスに接続する事を決めた場合、接続を完成させるためにテールラインに更に800ドルが使われる。今までのところ、これまでの多くは他のFTTHの導入と同等である。しかし、米国では任意である。オーストラリアのNBNと異なり、導入には古い銅線の電話アクセスネットワークのリカバリと全ての家庭にNBNサービスへの強制的な転換が含まれている。一方、米国での状況では高速ブロードバンドのしようが消費者の選択であり、この選択を利用したのは世帯の40%以下である。これは、接続された各サービスが800ドルの連絡線だけでなく、サービスを利用していない見逃された世帯をカバーするため1500ドル〜2200ドルを負担しなければならない事を意味する。これは、世帯が何年にも渡って償却される最大3000ドルの費用をキャリアに支払っている事を意味する。明らかに、DOCSIS、xDSL、更にはLTEサービスへの代替案は、ネットワーク事業者と消費者の両方にとって非常に安価である。

他の国では、このような低い受け取り率は経験していない。スウェーデンは初期導入をカバーするために前払いを使用したと報告された。ノルウェーでは連絡線の自己設置が一般的な状況だった。他の導入は高度に選択的であり、確実な目標達成率を持つ分野での導入に着手するだけである。

ブロードバンドは政府によって高く評価されている。そして、国家ブロードバンドサービスの期間とスピードが様々な政府間のフォーラムで多くの国益に関わる議題である。しかし、消費者は明らかに同じ熱意のある見方で高速ブロードバンドを評価していない。サービスが完全に無料であったとしても、達成率は70% - 75%を大幅に上回る事はない。確立されたCATVと電話設備があり、同軸ケーブルと銅線のケーブルインフラが埋没費用になる場合でも、FTTHが助成金を受けていない事業者にとって魅力的な提案ではないようだ。

それでは、なぜこれらの数字にも関わらず、一部のネットワーク事業者はFTTHを導入しているのだろうか? 明らかにそれは独立したビジネス上の決定では無いが、AT&Tの2015年のDirectTV買収でのFCCとの大規模な取り引きの一部である。この買収で、AT&Tは米国及び世界最大の有料テレビ事業者となり、FCCと取引承認の一環として、AT&Tは住宅、ホームオフィス、小規模オフィスなど(http://soc.att.com/2k4O0hq)、少なくとも1250万世帯に光ファイバーのインターネット・アクセス・サービスを提供する事を約束した。

政府はブロードバンドの有線アクセスネットワークへの投資を熱望しているが、その仕事をしている人達は、その構想と調子を合わせるためには、大きなインセンティブやかなり大きな非難(stick)が必要である。

私の感想

2日後、私は以前よりも少し混乱している事を認めなければならない。

私は、公衆通信の古い定義や、公的分野におけるコモンキャリアの役割と義務が関連する法律の規定の中でたとえ表現がやや間接的であったとしても、よく理解されていたと感じる。米国電気通信法の様々な資格がやや興味深く恣意的に区別されていたとしても、電話、テレビ放送局、ケーブルテレビ事業者、ラジオ、新聞の世界では、全体的な目的は理に適っていたようだ。

しかし、私は当惑している。我々は消費者を守ろうとしているだろうか? 我々はいくつかの概念的な「共通の国民の善 (common national good)」を保護しようしているだろうか? そして、それがどのようにして複数の4Kビデオストリームを各世帯にストリーミングする事が、共通の国民の善に貢献できるのだろうか? 我々はここで何を達成しようとしているのか?

規制には多くの潜在的な役割がある。他のサービスプラットフォームが失敗した場合に、主要な公共サービスを実行する事を事業者に義務付けている場合、「最後の手段」よ役割だろうか? それは、初期の独占時代のモデレータだろうか? 同様に、規制の枠組みがカルテルやその他の市場の歪みに対して行動できるようにしたいか? この規則は、このコンテキストの中でユニバーサルが意味する事を正確に理解し、ここでユニバーサル化されているサービスを明確に把握しているともう一度想定し、ユニバーサルサービスの義務を守るべきだろうか? あるいは、規則の役割は、プロバイダが消費者に提供する申し出を課す事を保証する事によって、消費者保護の問題になるのか? あるいは、熱心に期待されている一部の環境の利用可能性を守るのか?

多くの国の規制当局が行なっている共通の対応は、これらの製剤的な役割の全てを少し持つ事で、政治的偏見と大衆への訴えを十分に含める事である。我々が公共通信プラットフォームのインフラに民間の投資を望むなら、我々は投資プロファイルを民間事業者に過度に拮抗させる事はできない。実際、各国の規制制度が同じ民間投資ファンドのプールと競合するのを見ると、可能な限り投資プロファイルを魅力的なものにするという一定の要求がある。しかし、消費者を過度に搾取している公共の電気通信サービス、または消費者に過度に高いコストを課す公共通信サービスは、国家の繁栄と福利に付随するリスクを伴う非効率的な国家経済に寄与する傾向がある。公の成果は、規制がこれらの目標の全てを少しでも達成しようとしているが、実際には誰にも全くコミットされていないのだ。

たとえ、規制目標が何であるかについて明確であったとしても、規制上の役割の一貫性は事実ではないようである。むしろ、我々は今日の政治情勢に合わせるために規制当局が揺れ動いているのが見えており、政治的に不安定な市場への大規模かつ高リスクの投資から、既存事業者と挑戦者の両方を十分に抑止する可能性がある。米国市場自体は、基本的なサービスへのアクセスの点で大部分が飽和しているようであり、この分野への更なる投資を行うための欲求は今のところ非常に低いように見える。

ワークショップの議題と2017 WIRワークショップで発表された資料はここにある。

15秒のホラー映画

BoingBoingより。面白い!

ダニエル・リマーの「Emma」はたったの15秒と短くて印象的なホラー映画で、ふさわしい名前が付けられた「15秒のホラー映画チャレンジ」に参加した多くの中の一つである。

ナイト・シャラマンの「シックス・センス」のシーンを真似ている。

Apple、スロットルゲートを公式に謝罪

Appleが意図的にパフォーマンスを低下させていた問題(スロットルゲート)を公式に謝罪した

私たちは、古くなったバッテリーを搭載したiPhoneのパフォーマンスを処理する方法や、そのプロセスをどのように伝えていたかについてお客様からご意見を頂きました。私たちは、Appleがお客様を失望させたと感じている人をいる事を了解しています。お詫び申し上げます。この問題について多くの誤解があったので、私たちは明確にし、私たちが行なっているいくつかの変更についてお知らせ致します。

何よりもまず、私たちはApple製品の寿命を意図的に短縮するような事や、ユーザ体験を低下させてお客様にアップグレード促すような事を行うことは決してありません。私たちの目標は、常にお客様が愛する製品を作り、iPhoneをできるだけ長持ちさせる事が重要であると考えています。

そして、次を実施することを発表した。

  • 2018年1月から2018年12月までiPhone 6以降のバッテリー交換プログラムの値下げ(79ドルから29ドル)を行う
  • 2018年始めに、iOSのアップデートを行い、ユーザがiPhoneのバッテリー状態をより詳細に表示できる新しい機能を提供する
  • 今後もパフォーマンスの管理方法の改善、バッテリー劣化に伴う予期しないシャットダウンの回避など、ユーザ体験の向上に取り組む

下記ドキュメントも発行されている。

9to5macDarling FireballHacker News

更新(2018.12.31): 日本語でも掲載された。バッテリー交換の金額は3200円。

コンピュータ・レイテンシー: 1977-2017

これは面白い! スクロールのレイテンシはiOSデバイスがAndroidを圧倒している。

私は、今日使っているコンピュータが子供の頃に使ったコンピュータより遅いと感じるという違和感を持っている。実証研究では人間の知覚は信頼できない事が示されているため、私はこのような感覚は信用しないが、高速カメラを持ち歩いて、過去数カ月間で出くわしたデバイスの応答レイテンシを測定した。結果は次のとおりである。

computer latency(ms) year clock # T
apple 2e3019831 MHz3.5k
ti 99/4a4019813 MHz8k
custom haswell-e 165Hz5020143.5 GHz2G
commodore pet 40166019771 MHz3.5k
sgi indy601993.1 GHz1.2M
custom haswell-e 120Hz6020143.5 GHz2G
thinkpad 13 chromeos7020172.3 GHz1G
imac g4 os 9702002.8 GHz11M
custom haswell-e 60Hz8020143.5 GHz2G
mac color classic90199316 MHz273k
powerspec g405 linux 60Hz9020174.2 GHz2G
macbook pro 201410020142.6 GHz700M
thinkpad 13 linux chroot10020172.3 GHz1G
lenovo x1 carbon 4g linux11020162.6 GHz1G
imac g4 os x1202002.8 GHz11M
custom haswell-e 24Hz14020143.5 GHz2G
lenovo x1 carbon 4g win15020162.6 GHz1G
next cube150198825 MHz1.2M
powerspec g405 linux17020174.2 GHz2G
packet around the world190
powerspec g405 win20020174.2 GHz2G
symbolics 362030019865 MHz390k

これらはキー押下と端末内で文字が表示されるまでのレイテンシのテストである(より詳細は付録を参照)。結果は、最も速いものから最も遅いものまでソートされている。レイテンシの列では、デバイスが低速になると背景が緑色から黄色、赤色、黒色となり、デバイスが低速になると背景が暗くなる。緑色のデバイスはない。複数のOSを同じマシン上でテストした場合、OSは太字で表示される。複数のリフレッシュレートを同じマシンでテストした場合は、リフレッシュレートは斜体で表示される。

年の列では、デバイスが古くなると背景が暗くなり、紫色になる。古いデバイスが遅い場合は、チャートをスクロールして読むと年の列が暗くなっている事が分かる。

次の2つの列は、プロセッサ内のクロック速度とトランジスタ数を示している。小さい数字は暗く、青い数字である。上記のように、クロックの遅いチップと小さいチップがより長いレイテンシと相関すると、表を下ると列が暗くなるが、どちらかというと、それは逆さまのように見える。

参考までに、ニューヨークから東京、ロンドンを経由してニューヨークに戻る光ファイバを通じて世界一周するパケットのレイテンシが表に挿入されている。

全体的な結果を見ると、最速のマシンは旧式である。最新のマシンはどこにでもある。1970年代後半から80年代前半のマシンでは、リフレッシュレートの高いディスプレイを備えた素晴らしいゲーム装置はほとんど競合力はあるが、普通の最新のコンピュータは、30〜40年前のマシンには勝てない。

モバイルデバイスも見る事ができる。この場合、ブラウザのスクロール・レイテンシを調べている。

device latency(ms) year
ipad pro 10.5" pencil302017
ipad pro 10.5"702017
iphone 4s702011
iphone 6s702015
iphone 3gs702009
iphone x802017
iphone 7802017
iphone 6802014
gameboy color801998
iphone 5902012
blackberry q101002013
huawei honor 81102016
google pixel 2 xl1102017
galaxy s71202016
galaxy note 31202016
moto x1202013
nexus 5x1202015
oneplus 3t1302016
blackberry key one1302017
moto e (2g)1402015
moto g4 play1402017
moto g4 plus1402016
google pixel1402016
samsung galaxy avant1502014
asus zenfone3 max1502016
sony xperia z5 compact1502015
htc one m41602013
galaxy s4 mini1702013
lg k41802016
packet190
htc rezound2402011
palm pilot 10004901996
kindle paperwhite 36302015
kindle 48602011

上記のように、デバイスが遅くなると、結果はレイテンシによってソートされ、緑色から黄色、赤色、黒色に色分けされる。また、上記のように、デバイスが古くなると年は紫色になり(暗くなる)。

他と異なるクラスのデバイスであるゲームボーイカラーを除くなら、最も速いデバイスは全てAppleの携帯電話とタブレットである。その次に速いデバイスはBlackberry Q10である。Blackberry Q10がApple以外のデバイスでは異常に速い理由を実際に示すには十分なデータがないが、タッチスクリーンよりも低いレイテンシで実装するのが簡単な物理ボタンを使用する事で助けられている。物理ボタンを備えた他の2つのデバイスは、ゲームボーイカラーとKindle 4である。

iPhoneとKindle以外のボタンデバイスの後で、我々は様々な年の様々なAndroidデバイスを持っている。一番下には、旧式のPalm Pilot 1000があり、それに続いてKindleがある。Palmはタッチスクリーンと非常に遅いタッチスクリーン技術で作られたディスプレイによって身動きできなくなり、Kindleは最新携帯で使われるディスプレイよりも非常に遅いeインクディスプレイを使用している。そのため、これらのデバイスが最下位であるのは驚く事ではない。

なぜApple 2eはとても速いのか?

最新のiPad Proではない最新のコンピュータと比較し、Apple 2は入力と出力の両方に重要な強みがある。Apple 2はコンテキストスイッチ、異なるプロセス間の引き継ぎに関わるバッファなどに取り組む必要はないため、最も慎重に書かれたコードを除いて、入力と出力の間に有利な点がある。

入力時に、最新のキーボードを調べると、100Hzから200Hzで入力をスキャンするのが一般的である(例えば、Ergodoxは167 Hzでスキャンすると主張している)。比較すると、Apple 2eは効果的に556 Hzでスキャンしている。詳細は付録を参照。

私たちがディスプレイやパイプラインの裏側を調べると、そこにはレイテンシ膨張を見つける事ができる。私はテレビで1ミリ秒のスイッチングと宣伝するディスプレイを持っているが、キャラクターが固まるまで画面上でのトレースを最初に見る事ができる時間からキャラクターを表示するのに掛かる時間を調べれば、容易に10ミリ秒だと分かる。あなたは、良いレイテンシと言われて販売されている高リフレッシュレートのディスプレイでこの効果を見る事ができる。

144 Hzで、各フレームは7ミリ秒掛かる。画面を変更すると、レンダリングされる前に次のフレームの境界を待つため、余計なレイテンシが0〜7ミリ秒必要である(平均で、最大レイテンシの半分つまり3.5ミリ秒と予想する)。さらに、自宅のディスプレイは1ミリ秒のスイッチング時間を宣伝しているが、ディスプレイの色が変わったら、実際に色を完全に変えるのに10ミリ秒掛かる事がある。次のフレームの待ち時間までのレイテンシを加算すると、想定される待ち時間は7/2 + 10 = 13.5ミリ秒となる。

Apple 2eの古いCRTでは、60 Hzのリフレッシュの半分(16.7ミリ秒 / 2)と無視できる遅延、すなわち8.3ミリ秒が想定される。今日では勝るのは難しい。最先端のゲームモニタは、ディスプレイの総レイテンシを同じ範囲に抑える事はできるが、マーケットシェアに関しては、そのようなディスプレイを持つ人は非常に少なく、高速と謳われているディスプレイですら、常に実際には高速ではない。

iOSのレンダリングパイプライン

入力と出力の間に何が起きているのかを見てみると、最新のシステムとApple 2eの違いは、本を書かずに説明するにはあまりに多い。最新のマシンの状況を知るため、元iOS/UIKitエンジニアのAndy MatuschakがiOSで何が起きているのかを説明した高水準の概要がある。彼は、「これは古い情報の古い記憶である」と免責事項が記されるべきだと言っている。

  • ハードウェアは自分のスキャンレートを持ち(例えば最近のタッチパネルでは120 Hz)、8ミリ秒のレイテンシまで取り込める
  • イベントはファームウェアを介してカーネルに届けられる。これは比較的遅いが、システムスケジューリングの配慮からここに数ミリ秒を取り込むかも知れない
  • カーネルはこれらのイベントを特権サブスクライバ(ここでは、backboardd)にマッハポート経由で届ける。さらにスケジューリング損失の可能性
  • backboarddは、どのプロセスがイベントを受け取るべきかを決定する必要がある。これは、その情報を共有するwindow serverに対してロックを得る事を必要とする(カーネルへの逆戻りで、より多くのスケジューリング遅延)
  • backboarddはそのイベントを問題のプロセスに送る。そらが処理される前に更にスケジューリング遅延の可能性)
  • こららのイベントはメインスレッドでのみデキューされる。メインスレッドで何か他の事が起きている可能性がある(例えば、タイマーやネットワークアクティビティの結果)。その作業によっては、更にレイテンシが発生するかも知れない
  • UIKitは1〜2ミリ秒のイベント処理オーバーヘッド、CPUバウンドを取り込む
  • アプリケーションはイベントの処理方法を決定する。アプリの書き方が悪いと、通常は数ミリ秒掛かる。その結果、データ駆動の更新でバッチ処理され、IPCを介してレンダリングサーバに送られる
    • アプリが何か重要な事が起こると、イベントの結果として、新しい共有メモリビデオバッファを必要とする場合、レンダリングサーバへのIPCの往復が必要で、さらにスケジューリング遅延となる
    • (些細な変更はアフィン変換やレイヤへの色変更など、レンダリングサーバが自身を取り入れる事ができる。重要な変更はテキスト、ほとんどのラスタ演とベクトル演算で行われる全てを含んでいる)
    • この種の更新は、しばしばトリプルバッファリングで終わってしまう。GPUは現在レンダリングに1つのバッファを使用しているかも知れない。レンダリングサーバは次のフレームのためにキューに入れられた別のバッファを持つかも知れないし、別を描画する事を望む。ここではより多くの(クロスプロセス)ロック、カーネルランドへのより多くの移動
  • レンダリングサーバはそのランダーツリーの更新を依頼する(数ミリ秒)
  • 毎N Hz、レンダリングツリーはGPUにフラッシュされ、ビデオバッファを満たすように要求される
    • 実際は、上記と同じ理由で、画面バッファのためにトリプルバッファリングがしばしば行われる。GPUは今一つに描画し、別のものは別フレームに備えて読み込まれるかも知れない
  • 毎N Hz、そのビデオバッファが別のビデオバッファとスワップされ、ディスプレイはそのメモリから直接駆動される
    • (このN Hzは必ずしも前の段階のN Hzと理想通りには連携しない)

Andyは「ここで実際に起こっている仕事量は通常非常に少ない。数ミリ秒のCPU時間で主なオーバーヘッドは次から生まれる。」

  • 定期スキャンレート(入力デバイス、レンダリングサーバ、ディスプレイ)は不完全なまま調整されている
  • プロセスの境界を越えて多くのハンドオフ、入力イベントの結果の代わりにスケジュールを得るための何か他の物のための機会
  • 多くのロック、特にプロセス境界を越えた、カーネルランドへ移動せざるを得ない

比較により、Apple 2eでは、基本的にハンドオフ、ロック、プロセス境界が存在しない。いくつかの非常にシンプルなコードが実行され、その結果がディスプレイメモリに書き込まれ、次のスキャンでディスプレイが更新される。

リフレッシュレート対レイテンシ

コンピュータの結果で興味のある事の一つが、リフレッシュレートの影響である。24 Hzから165 Hzへの引き上げる事で、90ミリ秒の改善がある。24 Hzで、各フレームは41.67ミリ秒要し、165 Hzで、各フレームは6.061ミリ秒を要する。上記で見たように、バッファリングが存在しなければ、フレームリフレッシュによって加算される平均レイテンシは、前者の場合は20.8ミリ秒、後者の場合は3.03ミリ秒になると予想される(これは、フレーム内の均等なランダム点で到着すると予想され、0ミリ秒とフルフレーム時間との間で待機しなければならないためである)。約18ミリ秒の差である。しかし、その差は実際には90ミリ秒で、(90 - 18) / (41.67 - 6.061) = 2バッファフレームに相当するレイテンシを有する事を示している。

同じマシン(図にない)上の他のリフレッシュレートの結果をプロットすると、powershellを実行しているマシンでは、リフレッシュレートが最適なカーブに沿っている事が分かる。また、リフレッシュレートに関係なく2.5フレーム相当のレイテンシがある。これにより、低レイテンシのゲーム機に無限のHz表示を装備すれば、待ち時間がどのようになるかを見積もる事ができる。140 - 2.5 × 41.67 = 36ミリ秒とレイテンシを見積もり、70年代から80年代の標準的なマシンとほぼ同じくらい速い。

複雑さ

皆が購入するほぼ全てのコンピュータとモバイル機器は、70年代と80年代の一般的なコンピュータよりも遅い。低レイテンシなゲーム用デスクトップやiPad Proは、30から40年前の速いマシンと同じ範囲に入れる事ができる。しかし、ほとんどの既成デバイスは近くもない。

レイテンシ膨張の根本的原因を1つ選択するとすれば、複雑さが原因であると言えるだろう。もちろん、我々は複雑さがよくない事を知っている。過去10年の間で、非学術非企業の技術会議に参加した事があれば、複雑さが如何に全ての悪の根源であるか少なくとも1つの話がある可能性があり、我々は複雑さを軽減する事を熱望すべきである。

残念ながら、複雑さを取り除くのは、複雑さを取り除くべきだと言うよりも、ずっと難しい。複雑さの多くは、直接的または間接的に何かを受け入れている。高価な今のキーボードとApple 2のキーボードの入力を調べてみると、キーボードの入力を処理するために比較的強力で高価な汎用プロセッサを使用していると、キーボードの専用ロジックよりも遅い事が分かる。そして、よりシンプルで安価である。しかし、プロセッサを使用する事で、皆がキーボードを簡単にカスタマイズできるようになり、キーボードをハードウェアからソフトウェアにプログラミングする問題を追いやり、キーボードを作成するコストが削減される。より高価なチップは製造コストを増加させるが、こららのスモールバッチの職人キーボードのコストのうち、設計のコストがどれだけかを考えると、プログラミングの容易さのために製造コストを交換する方が最終的な勝利に見える。

この種のトレードオフはパイプラインのあらゆる部分で見られる。これの最大の例の1つが今のデスクトップ上で動いているOSとApple 2で動くループである。今のOSは、プログラマが同じマシン上で同時に動作する他のプログラムを扱う事が可能な一般的なコードを書く事ができ、非常に妥当な普通のパフォーマンスで行う。しかし、このためにかなりの複雑さのコストを支払い、ハンドオフは簡単に相当なレイテンシ・ペナルティをもたらす事に関与する。

複雑さの多くは偶発的な複雑さと呼ばれるかも知れないが、使い勝手がいいので、その偶発的な複雑さのほとんどはそこにある。我々が使うハードウェア・アーキテクチャからシステムコール・インタフェース、I/Oフレームワークまであらゆるレベルで複雑さを持つ。今日の全システムやインタフェースを書き直す事にきちんと取り組むなら、大半は見積もる事ができる。しかし、複雑さを軽減するためその領域を再発明するのはあまりに不便で、規模の経済から利益を得ているため、我々が持っているものと一緒に生活をしている。

こうした理由から、実際のところ、過剰な複雑さによって引き起こされるパフォーマンスの低下への解決策は、しばしば更に複雑さを増す事になる。特に、30年から40年前の最も速いマシンの速さを取り戻す強みは、複雑さを軽減するための忠告を聞いたためではなく、更なる複雑さが積み重なった事から来ている。

iPad Proは現代エンジニアリングの偉業である。入力と出力の両方でリフレッシュレートを向上させ、ソフトウェア・パイプラインが不必要なバッファリングを持たないようにするエンジニアリングは複雑である! システムのレイテンシを押し下げる高リフレッシュレートのディスプレイの設計と製造も、極めて普通の60 Hzディスプレイでは不要なやり方で自明ではなく複雑である。

これは、実際にはレイテンシ削減に取り組む際の共通のテーマである。レイテンシを軽減するための一般的な方法はキャッシュを追加する事だが、システムにキャッシュを追加すると複雑になる。新しいデータを生成し、キャッシュを許容できないシステムの場合、解決策はしばしば更に複雑になる。その一例が、大規模なRoCE導入かも知れない。これにより、リモートデータアクセスレイテンシがミリ秒の範囲からマイクロ秒の範囲まで短縮され、新しいクラスのアプリケーションが可能になる。しかし、これは複雑さの点で大きなコストが掛かっている。初期の大規模なRoCEの導入では、欲を満たすためおそらく10人年もの労力を掛けた上に、大量の運用負担が伴った。

結び

Apple 2の速度の4000倍で実行し、50万倍のトランジスタ(GPUは2百万倍に相当する数)のCPUを搭載した今のゲームマシンは、リフレッシュレートが3倍近くのモニターを持っているなら、もしかすると非常に慎重にコーディングされたアプリケーションでApple 2と同じレイテンシを使う事ができるかもしれない。2017年10月までのシングルスレッドのパフォーマンスが最も速かったPowerSpec G405のデフォルトの設定では、キーボードからスクリーンまで(約3フィート、実際のケーブル長は10フィートかも知れない)のレイテンシはパケットを世界1周するよりも長かった(ニューヨークから東京、ロンドン、ニューヨークに戻るには16178マイルで、可能な限り最短の長さのファイバを実行するためのコストになるはずである)。

明るい面で、レイテンシ暗黒時代から間違いなく現れており、70年代と80年代に市販されているのと同じ範囲のレイテンシを持つコンピュータを組み立てたり、タブレットを購入する事が可能である。これは、90年代のCRTが手頃な価格のノートPCではないLCDよりも、比較的最近までより良い解像度と高画素密度を提供していた画面の解像度と濃度の暗黒時代を思い起こさせる。4Kディスプレイは今や普通になっており、手頃な価格の8Kディスプレイの兆しが見え、我々がコンシューマCRTで見にしたものを吹き飛ばしている。レイテンシに関しても同じような改善が見られるかは分からないが、希望はある。特定の非常に慎重にコーディングされたアプリケーションを使用する人々のための経験を向上させる個々の開発者は存在するが、どのような力がほとんどのユーザが見えるデフォルトの経験を大幅に向上させるかははっきりしない。

Hacker NewsDarling Fireball

12/28/2017

新しいBGPが本当に必要か?

CircleIDより。中身は大した事がなかった...(クリックベイト)

By ラス・ホワイト

時々、我々はなぜBorder Gateway Protocol (BGP)がそんなに悪いのか、またどうして置き換える必要があるのか(更に別の)記事に出くわした。例えば、これが最近の例の一つである。

この問題を解決する最も簡単な方法は、BGPの設定、IRRデータベースの作成に取り組む新しい人、間違いをしない人を見つける事であるように思う。そして、BGPに含まれるべきものを決定する事である。しかし、イワンはこれがどのくらい見込みのない状況なのかを指摘している。イワンの言う通り、技術で人の問題を解決する事はできない。正しい方向を示唆する事、物事を少し控えめにしたり、少し複雑にする事はできるが、人を技術で解決する事はできない。我々は、人の問題を解決できない事を前提にすると、BGP自体を置き換える事が本当に役に立つのだろうか? 物事をよくするためにできる事は何かあるだろうか?

これらの疑問への答えを理解するには、BGPに関する大きな誤解を打ち壊す事が重要である。誤解とは?

BGPは、OSPF、IS-IS、EIGRPと同じ意味でのルーティング・プロトコルである。

BGPは他プロトコルと同様の方法でのルーティング・プロトコルのようには設計されていない。自らのポリシーとビジネス目標を持つ一連の独立された運用ネットワークを通じてループフリーの経路を提供するために設計された。BGPが送り先へループフリー経路を提供するという意味で、ルーティングを提供する。しかし、その提供される「ルーティング」は暗黙というより、むしろ主には明示的なポリシー(下記注を参照)の観点から表現されている。ループフリー経路は常にホップ数の観点で最短パス、あるいは遅延の観点から最も低いコストのパス、帯域幅の観点で最適な利用可能なパスとは限らない。これはBGPがループを避けるためにASパスに依存しているためである。我々は大まかな意味でBGPのメトリックなものと呼んでいるが、実際には明示的なポリシーの表現である。

考慮事項: ドメイン間ルーティングで大切にする主要なポリシーは次の通りである: このトラフィックをどの出口から出して、どの入口から入れたらいいのだろうか? Local Preferenceは、この特定の送り先へのトラフィックがこのASのどこから出るのかを表している。Multiple Exit Disciminator (MED)は、このASが送り先へのフォワーディングされるトラフィックを受け取りたい場所を表している。これら以外の全てはまさにタイブレーカーである。ASパスをいじるような材料の残り全て、我々はASの内と外へのトラフィックパスに影響を与えようとするために実行するハッキング行為である。もし、頭の中に人々が本当に心配している事を詰め込む事ができれば、BGPの最適パスプロセスやDFZの中で発生するルーティングの多くは、はるかに理に適っている。

本当にシンプルにする。

これはBGPの置き換え問題とどのように関連しているだろうか? BGPについて改善できる幾つかの点はあるが、自動メトリックはその一つではない。実際、BGPには既に自動メトリックは存在するが、IGPコストのような自動メトリックは、タイブレーカーではない。タイブレーカーは、プロトコル設計者や実装者が最も自然なポリシーであると考えるもののための便利な代役である。それらが特定の状況で正しいか間違っているかどうかは...推測である。

RPKIのようなものはどうだろうか? RPKIは、人がトランジットプロバイダで間違えを犯すほとんどの状況下では役に立たない。トランジットエッジの障害や経路ハイジャックには役に立つが、これらは別の類の問題である。もちろん、これらの問題に対処するため、BGPsecを求める事もできるが、BGPsecは解決よりも問題を引き起こす可能性がある。(私が以前ここここここここここに書いている。このリンクをたどって、rule11にもっと多くを見付けられる。)

メトリックを置き換える事は不可能だと考えると、RPKIはこれまでの事が得られるだけで、それ以外に何ができるだろうか? 実際、できそうないくつかの実践的なステップがある。

BGPの実装はデフォルトでポリシーが設定されている場合のみ、経路を広報するように指定できる。RFC8212のようなものである

オペレータに設定している内容を理解するために情報を提供する事も役に立つだろう(おそらく、インターネット・ルーティング・レジストリを整理する事)。おそらく、デフォルト・フリーゾーン(DFZ)の上にオーバーレイするグラフを作成して、リッチにポリシーが表現され、ポリシーがよく注視され理解する事ができる(但し、トランジット・プロバイダに、これが起こる前にビジネスに損害を与えないと納得してもらう必要がある)。

もしかすると、インターネットのゴミ箱としてBGPを利用しようとするのをやめる事で、他に何ができるかを知らない全てを投げ捨てる事をやめられるかも知れない。我々は必要ではない全てのものを取り除くまで、プロトコルが完了しないという古い格言を幾分忘れてしまった。今、我々のマントラは「誰もが考えていた全ての問題を解決するまで、プロトコルは完了しない」ということのように思われる。我々は、あたかもそれが雪男であるかのように、BGPでジャンクを投げ続けている。下に当たった時に跳ね返ると仮定している。考えてみてほしい: it's not, and it won't.

BGPの置き換えは現実的ではなく、必要でさえない。おそらく、こんな風に考えるのがベストである:

  • BGPはポリシーを表現する
  • ポリシーは面倒くさい
  • 故に、BGPは面倒くさい

優れたエンジニアと優れたツールを作るには、必ず努力する必要がある。しかし、BGPを置き換えても、これらの問題のいずれも解決する事はできない。

P.S. 私はここでメトリックとポリシーを区別しているが、メトリックはポリシーの暗黙の形式と見る事ができる。最高の帯域幅パスを選択する事がポリシーである。最短ホップ数のパスを選択する事もポリシーである。最短パス(最短という同じ意味)はおそらく常にループフリーであるため、シンプルで統一されたポリシーにも関わらず、常にループフリーの経路を選択するのに便利な方法である。しかし、BGPは単純な統一ポリシーの世界には住んでいない。複数のメトリックの世界に住んでいる。BGPは異なるポリシーがオーバーラップするだけでなく、直接競合する世界に住んでいる。2つ以上のメトリックを持つパスを計算する事は、たとえそれらのメトリックがあろうが、少なくとも双安定であ理、しばしば完全に不安定な事がある。

IMDbの2017年の映画TOP 10

IMDbが2017年に公開された映画のTOP 10を発表している。

  1. IT/イット "それ"が見えたら、終わり。
  2. ワンダー・ウーマン
  3. 美女と野獣
  4. LOGAN/ローガン
  5. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス
  6. ジャスティス・リーグ
  7. スプリット
  8. エイリアン: コヴェナント
  9. マイティ・ソー バトルロイヤル
  10. ブレードランナー 2049

また、2018年の期待される映画TOP 10も発表している。

  1. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  2. ブラックパンサー
  3. デッドプール2
  4. ジュラシック・ワールド/フォールン・キングダム
  5. トゥームレイダー ファースト・ミッション
  6. パシフィック・リム: アップライジング
  7. ザ・プレデター
  8. オーシャンズ8
  9. ミッション:インポッシブル6
  10. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

テレビドラマの方は。

  1. ゲーム・オブ・スローンズ (HBO)
  2. 13の理由 (Netflix)
  3. ウォーキング・デッド (AMC)
  4. リック・アンド・モーティ (Cartoon Network)
  5. ストレンジャー・シングス (Netflix)
  6. ヴァイキング~海の覇者たち~ (History)
  7. アメリカン・ゴッズ (STARZ)
  8. アメリカン・ホラー・ストーリー (FX)
  9. ザ・ディフェンダーズ (Netflix)
  10. Taboo (FX)

Slashfilm

12/26/2017

あなたは一生で何冊の本を読めるか?

Slashdotより。1年80冊を読むスーパー読者でも、一生で5000冊しか読めないのか...

私はかつて「一生の読書計画 (lifetime reading plans)」を嘲笑った。20年後、私はいつものように読書の時間が貴重である事をよく知っていると、ジャーナリストのNilanjana Royは書いている。フィナンシャル・タイムズのコラムより(有料かも知れない)、読者による共有:
新年が近づくにつれ、私は本棚を分類し、私の一生の読書計画を再開する。良い行程表のように、計画はあなたが死ぬ前に訪れる50の場所を夢見る事と、実際に年間予測でそれらのうち10か11になる事の差がある。20代の時、無謀にも英語と一緒にベンガル語やヒンディ語の古典文学を読む事に飛び込んだ早読みの傲慢な自信に、私は一生の読書計画を嘲笑った。そう、本気で。だから、息が詰まる。J・M・クッツェーからアーシュラ・K・ル=グウィンに方向転換し、ベオウルフやマハーバーラタと一緒にスティーブン・キングを読んで、「Tamil pulp fiction」を1週間で翻訳し、次に日本の犯罪スリラーを、ハイウェイを自由奔放に生きられる場合、誰がそんな地図を望んだだろう? 20年後、私はいつものように、読書時間が貴重である事、急速に年月が過ぎ去って行く事をよく知っている。Literary Hubによる慎重に計画された調査で、作家のエミリー・テンプルが米国の平均的な読者が一生のうちに読む本の数を示した。彼女は、異なる年齢層の女性と男性の傾向を分析し、結果を次の3つのカテゴリに分類した: 平均的な読者(年間約12冊)、読書に熱心な人(年間約50冊)、スーパー読者(年間80冊)。25歳時点で、長寿のスーパー読者でさえ死ぬまでに4,560-4,880冊の本しか読めないだろう。

12/24/2017

専門家はニューヨーク・タイムズのUFO記事に疑問

Slashdotより

未確認の合金であふれているラスベガスのビルをどう判断したらいいのか? ニューヨーク・タイムズは先週、米国防総省(DOD)が2007年から2012年に掛けて、UFO調査のために2200万ドルの資金を調達していた事を明らかにする驚く記事を掲載した(編集者注: リンクは有料かも知れない。別のソース)。記事は読者に衝撃を与えるために作られた3つの驚くべき新事実を含んでいる: 1. 連邦政府の多くの高官はエイリアンが地球を訪れたと信じている。2. 軍のパイロットは既知の人間が作った飛行機を凌ぐように見える能力(これまで達成できない戦闘機やヘリコプタとは違う方法で方向を変えて加速する)を持つUFOのビデオを記録した。3. ラスベガスにある建物群に、政府はUFOと関連していると思われる合金やそのほかの材料を貯蔵している。Scientific Americanのレポートより:
主張の1と2は不思議だが、それ自体では説得力はない。世界はすでに多くの賢い人々がエイリアンの訪問者を信じている事を知っていた。そして、そのパイロットは時々、高層大気で奇妙な現象に遭遇していた。しかしながら、主張3の合金や他の材料であふれているビルは、無視するのは少し難しい。この世界の外から材料でいっぱいのDODの貯蔵所が本当に存在するのだろうか? しかし、ここにはその状況がある。化学者や冶金学者がLive Scienceに、珍しい合金を特定する専門家について話した。それは賛成できない。「我々が特定できない合金が存在すると私は思わない。」引退した化学者でアメリカ化学会の専門家委員会のメンバーであるRichard SachlebenはLive Scienceにこう語った。「私の意見? それは全くあり得ない。」合金は、異なる種類の元素金属の混合物である。それらは非常に共通している。実際、Sachlebenは純粋な元素金属よりも地球上で多く見られ、非常によく理解されていると言った。

12/23/2017

Amazonのドア錠はあなたの家をコントロールするAmazonの企て

シュナイアーのブログより。

Amazonのスマート錠に関する興味深いエッセイ:

ドアにAmazon Keyを取り付けると、さらに卑劣な何かが起こる: Amazonが(あなたの家を)占領するのだ。

自宅に鍵を置き忘れても、Amazon Keyアプリでドアを開ける事ができる。しかし、実際にはあくまでAmazonの配送用に作られている。家族や友人とオンラインアクセスを共有するためには、ドアを開錠するのにSMS(そう、テキスト)で特別なコードを与えなければならない。(Amazonは物理キーパッドを持つ他のスマート錠を提供している)。

鍵と互換性のある錠は、YaleとKwiksetによって作られているが、それらのブランド自体のアプリでは動作しない。また、AppleやGoogleのソフトウェアで動作するホームセキュリティシステムやスマートホームガジェットにも接続できない。

もちろん、Amazon以外の企業は錠にアクセスできない。ウォルマート、UPS、地元の犬の散歩会社もダメである。

鍵を厳重に管理する事で、Amazonがセキュリティや優れた体験を保証するのに役立つかも知れない。Amazonの広報担当者によると、「スマートホームの私たちの目的は、Alexaを使用してあなたの声で接続されたデバイスを簡単にコントロールできるようにする事、日用品の再注文や荷物の受け取りなどの作業を簡素化する事など、ユーザのためによりシンプルなものを作る事である。」Amazonの広報担当者は語った。

しかし、Amazonは本当の目標をほとんど隠している: あなたの家のオペレーティング・システムになりたいのだ。Amazonによると、鍵はゆくゆく犬の散歩者、メイド、マーケットプレイスを通じて商売する他のサービス従業員と連携すると言う。AmazonのホームセキュリティサービスとWhole Foodsの食料品配送は大きく外れることはない。

これは、至る所で起きている。誰もがあなたの暮らしをコントロールしたいのだ。Google、Apple、Amazon、... 誰もがである。それは私が封建主義的インターネット(feudal Internet)と呼んできたものである。私はそれがさらに悪化する事を懸念している。

12/22/2017

エルガーのエニグマを解読する

New Publicより。エルガー作曲の「エニグマ変奏曲」の謎解き。

テキサス州プラノのバイオリン教師が世界最大のクラシック音楽の謎を解明したのだろうか?

ダニエル・エストリン


ボブ・パジェットは、カリフォルニア州北部の大手保険会社で火災や洪水による財産損害の評価をしていた。しかし、彼は才能のあるクラシックのバイオリニストでもあり、様々なオーケストラで活動しており、エニグマと呼ばれる1世紀ものミステリーを調査してきた。

2006年、パジェットはエドワード・エルガーの独創主題による変奏曲「エニグマ」作品36の謎と隠されたメッセージに捧げられるコンサートを準備するオーケストラの一員だった。エニグマ変奏曲は、よく知られているように、イギリスで最も愛されているクラシック音楽作品の1つである。1898年から1899年にかけて書かれ、14種類の変奏があり、そのうち1つはダイアナ妃の葬儀でも演奏され、戦死した兵士の戦没者追悼セレモニーで毎年演奏される一種のイギリス国家の哀歌である。

エニグマ変奏曲が1899年にロンドンでデビューした時、エルガーはビラの中に不思議なメモを書いた:

その謎(エニグマ)を私は説明するつもりはない。その陰の声(dark saying)は推測できないよう残さなければならず、私はあなた達に、変奏曲と主題との間の関連は多くの場合、ほんのわずかなテクスチュアである事、さらに曲全体を通して、もう1つの大きな主題に「進む(goes)」事を警告する。しかし、それは演奏されない。(中略) 基本主題は後半の展開でも決して現れず、(中略) 主人公は決して舞台に登場しない。

では、おそらく作品全体を走り抜け、決して演奏されないというその謎めいた主題は一体何だというのか? 1934年に亡くなったエルガーは最後まで決して言わなかった。それは、一緒に演奏されると、音楽と調和するよく知られたメロディであると理解されている。何十年もの間、音楽学者、暗号学者、音楽愛好家は、その幻のメロディのために無数の答えを提供してきた。1953年、Saturday Review誌は推測コンテストを主催し、モーツァルトのオペラ「コジ・ファン・トゥッテ」のトリオや、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタの動機などの提案を導き出した。1960年、イギリスの音楽学者ジャック・ウェストラップは、バッハのマタイ受難曲の一節に関連していると語った。1970年、イギリスの音楽学者で暗号学者のエリック・サムズは、エルガー自身がその答えを否定したにも関わらず、オールド・ラング・ザインが14の変奏曲全てに適合していると主張した。1984年、熟練のバイオリン奏者で指揮者のユーディ・メニューインは、カーネギーホールの舞台でエニグマ変奏曲を演奏する前に、答えはルール・ブリタニアだと発表した。1991年、サンデー・テレグラフとニューヨーク・タイムズは、イギリスのピアニストのジョセフ・クーパーの答え、モーツァルトのプラハ交響曲第2楽章の一部だと発表した。優れたエルガーの専門家ジェロルド・ノースロップ・ムーアが支持した理論である。エルガーの生誕150周年を迎えた2007年、リーズ大学の音楽教授クライブ・マクレランドは、エニグマの答えを提示した。19世紀の賛美歌「Now the Day is Over」、「私は突然午前4時にベッドで期待の持てる曲の最初の数音を思い付いた」とマクレランドは報道発表に中で語った。「それは正真正銘の『見つかった! (Eureka!)』の瞬間だった!」。

そして、音楽の学問の世界の象牙の塔から程遠い、主に彼のブログ「エルガーのエニグマのテーマの正体を暴く」で、ボブ・パジェットはおそらくエニグマ探求者の中で最も多作で粘り強いと人物して姿を現した。クラシック音楽学者の注目を集めた彼の答えは、アナグラム、暗号、詩人ロングフェロー、作曲家メンデルスゾーン、聖骸布、イエスのウサギの巣穴の底に横たわっており、その全ては彼は音楽の中の目立たない所に隠れていることを発見したと信じている。

2009年、世界的な金融危機の中、パジェットは保険会社から解雇された。彼は双子の兄弟が住むテキサス州プラノに家族と共に移転した。彼はフルタイムでバイオリンとビオラを教え始め、エニグマの謎を解くために全ての自由時間を費やした。私はつい先立っての8月に彼を訪ねた。

47歳 のパジェットは几帳面な男である。彼は濃い金髪の髪をまっすぐに整える。テキサスの太陽の光の中で細身の暗い手袋を付け、バイオリンを引く指を保護している。彼は校正ソフトウェアGrammarlyを使って、文書の中のタイプミスやダラダラした語彙を見付けている。彼は変奏曲に関するいくつかの背景を学んだ時、オーケストラのリハーサル中に思い付いた強い興味をまだ思い出していた。それは「殺人ミステリーあるいは何かのようなものだと聞こえた。」パジェットは私に語った。「私はこれが解くのが面白いパズルだと思った。」

パジェットは、自分の作曲家の間の「驚くほど多くの同じような人生経験」とブログに置いたように、エルガーについてもっと読むほどにもっと気付いたと言った。パジェットのように、エルガーはかつてバイオリンを教えて生計を立てていた。エルガーの父親は、宗教を嫌うピアノ調律師だった。パジェットの父親は無神論者の配管工でトロンボーン奏者だった。エルガーの母親は芸術と神に献身的だった。パジェットの母親は信心深く、彼と兄弟をバプテスト教会に連れて行ったバイオリン奏者だった。子供の頃のエルガーは、彼の父親はピアノ調律とイギリスの田舎で地元オーケストラでリハーサルに付き添った。一方、子供の頃のパジェットは、モントレー・シンフォニーのコンサートの最前列で毎夜過ごしたカリフォルニア州北部で育った。そこでは、母親がステージのバイオリンセクションで彼を見守っていた。エルガーもパジェットも、音楽を専門的に勉強していない。パジェットはヴァッサーで心理学を先行し、楽しみのために対位法と作曲のクラスを取った。彼はペンシルベニアでロースクールに入学した(エルガーも法律を学んだ)が、1週間も続かなかった。

パジェットは音楽の作曲もした。2008年、彼はモントレー交響楽団の作曲コンテストにおいてオリジナル作品「ワシのためのファンファーレ」で優勝した。その作品は、アポロ11号が月面に着陸した1968年の7月の日に関する個人的な象徴的意味を詰め込んだ25分の作品で、パジェットと11分離れて双子の兄が誕生した日と同じだった。音楽は、3人の宇宙飛行士ニール・アームストロングのAフラット、バズ・アルドリンのBフラット、マイケル・コリンズのCシャープで始まり、アポロ11号の月への降下のように、メロディーラインが11小節まで降下した。この作品の初演を担当したモントレー交響楽団の音楽監督マックス・ブラガド=ダルマンは、パジェットが素質と才能を持っていたとモントレー郡週刊誌に語った。これは、北カリフォルニアの保険給付アナリストの名声の瞬間だった。彼はさらに4つの作曲コンテストに参加したが、いずれも優勝はしなかった。

この変奏曲は、それまで田舎の作曲家でバイオリン教師だったエルガーを国際的大評判に変えた。パジェットは、彼自身のためにもエルガーの作品の謎を解きたいと願っている。「ええと、私が誰も成功する事ができなかったエニグマ変奏曲を解読したなら、おそらく、私は名誉学位の候補になるかも知れないし、信用を私に与えてくれるだろう。」パジェットは私に語った。

彼は、エニグマ変奏曲のCDを何度も何度も車の中で再生し、それらが一致するかどうかを確認するために有名な曲をハミングで歌った。最初の作品の一つは、きらきら星であり、イギリスのエルガー愛好家のパトリック・ターナーの本に書かれていた答えだった。私たちが朝食にホールフーズへ車で行く時に、パジェットはそれを私に実演してくれた。彼はカーステレオでエニグマ変奏曲のオープンニングを再生し、それと一緒にマイナーキーで童謡をハミングした。それはひどく聞こえた。「あなたはそれを試しに押し込んでみたが、うまくいかない。」彼は言った。彼は、「女王陛下万歳」、「ルール・ブリタニア」、「ハッピー・バースデー」を試していた。「私はフィットさせる事ができるかどうかを確かめるため、様々な曲を試してみた。そういう人は誰もいないでしょう。非常にストレスが溜まった。」彼は言った。

ある日、彼は好きな賛美歌の1つが頭に浮かんだ。マーティン・ルーサーの16世紀の「神はわがやぐら (Ein feste Burg)」である。彼はすぐにこれを却下した。この賛美歌はプロテスタントの宗教改革の賛歌であり、エルガーのようなローマ・カトリックの作曲家にとっては奇妙な選択だろう。

しかし、彼はそれを続けた。彼の妻であるヘザーは彼がエルガーについてライブラリを使っていた事に気付き、彼は記事をじっくり研究した。ある学者の論文の筋をたどる事で、彼はエルガーがスコアの中に正しい答えに導く事が可能な隠されたメッセージを埋め込んでいたのか疑問に思い始めた。そして、パジェットは、サイモン・シンの暗号解読(若い読者向けのバージョン)を読んで、暗号の短期集中コースを自身に下した。本のヒントにフォローしつつ、エニグマ変奏曲のアノマリーを探し始める事で、彼は謎のメロディを見付けて掴み取る事ができると考えた。

彼は他のものとは違う一つの変奏曲から始めた。第13変奏はフェリックス・メンデルスゾーンの演奏会用序曲「静かな海と楽しい航海」作品27から直接楽句が引用されている特徴がある。

パジェットは疑問に思った。エルガーは、メンデルスゾーン自身が謎のメロディをかつて引用したというヒントのためにメンデルスゾーンを引用するだろうか? 次に彼はこう考えた。メンデルスゾーンは彼の音楽で有名な曲を引用した事があったか? 実際に、メンデルスゾーンは彼の作品のいくつかでそれを行った。彼の有名な交響曲宗教改革には、賛美歌「神はわがやぐら (Ein feste Burg)」が特徴である

音楽レッスンの間、パジェットは音楽の中の隠されたコードを発見するために2つのノートを埋め尽くした。彼は古典的な暗号テクニックである置換暗号を試し、エニグマ変奏曲のオープニングの音符を文字M-A-R-T-I-N L-U-T-H-E-Rにマッチングさせて、メッセージが出現するかどうかを確認した。誰もしなかった事だ。彼は、エルガーの陰の声を参照した後にD-A-R-K S-A-Y-I-N-Gでも同じ事を行った。それはまた行き詰まった。彼はさらに、メロディのリズムをモールス符号に変換しようと試みた。

最後に、私は彼が「Music Box Cipher」と呼んでいるブログを見付けた。私は大学の数学と音楽理論を学んだ父に、私と一緒にブログ記事を通読するよう頼み、それを理解するのに約1時間掛かった。パジェットは、メインのエニグマのメロディには24の音符が存在する事、ルーサーの賛美歌「神はわがやぐら」の冒頭の言葉の中に24文字ある事に気付いた。2つの間のつながりを探すため、彼は頻度分析と呼ばれるコード破りの手法を採用した。(第二次世界大戦中の秘密のメッセージを中継するためにナチスによって使用されたエニグマ暗号化装置がエルガーのエニグマ変奏曲にちなんで名付けられた事を示唆している。) 頻度分析では、コード破りはコード化されたメッセージ内で最も反復される文字と文字のグループを特定し、それらがコードが書かれた言語の最も一般的な文字と文字グループに置き換える。パジェットは、「Ein feste Burg ist unser Gott」(4つのEとT、2つのG、I、N、R、U、など)の文字の頻度を数え、エニグマのハーモニー(4つのC/Gペア、2つのC/Bフラットのペア)の中の音符で演奏されたエニグマのメロディの中の特定の音符の回数をマッチさせた。この方法を使用して、彼はエニグマのメロディの24音符対を文字に翻訳した。多くの異なる組み合わせがあったが、ほとんどがちんぷんかんぷんだった。一つの組み合わせが、パジェットがブログの中で「息をのむようなとしか言いようがない」と書いた。

GSUS GRTS INOU BETR TENI FETE

それは、「Ein feste Burg ist unser Gott」のアナグラムである。パジェットの解釈では、GSUS GRTSは、エルガーの妻が一度の日記に書いたミサの間に言われたラテン語のフレーズ「Deo Gratias」を反映したJesus Gratias (イエス様に感謝)の発音スペルである。INOU BETRは、「私はあなたをよく知っている (I know you better)」という発音のスペルである。エルガーがエニグマ変奏曲を作曲し始める5ヶ月前に、彼がイエスをよく知る手助けとなる歴史的出来事が起こった。聖骸布の最初の写真が制作され、ローマ・カトリックの信者に彼らの救世主の顔を見る機会が与えられた。TENIは、新約聖書の中でイエスが用いるアラム語「teni」を思い起こさせる(エルガーの時代に書かれた聖書の解説はヘブライ語ではなくアラム語で「teni」と呼ばれた)。ごちゃごちゃにされ、「nite」を「night」のように綴られている。「feat」の発音スペルである「FETE」を追加し、このフレーズはエニグマのエルガーの説明を「陰の声 (dark saying)」として想起する「night feat」である。E-L-G-ARというか綴りの最初の文字は、同時に4つの言語、英語、ラテン語、ドイツ語、アラム語で隠されたメッセージである。「このような信じられない結果は、私の限られた創作力をはるかに超えた意図的かつ前もって考えられた計画の結果でしかありえない。」パジェットは書いた。

7年の作業と100以上の詳細なブログ記事の中で、パジェットは理論を支持する約40の手掛かりを特定し、音楽的、文学的、神学的、歴史的な参考文献の交絡するウェブを作った。エニグマの主題の主な特徴は、たった3つの決定的な偶然を特徴とするGメジャーとGマイナー、あるいは「Ein feste Burg 」の最初のE、F、Bのフラットやシャープで演奏された音符である。エルガーが1899年2月19日に楽曲を書き終えたのは事実だが、スコア上では誤って2月18日と書かれ、それは「Ein feste Burg」の作曲家マーティン・ルーサーが亡くなった日と同じである。そして、エルガーがエニグマ変奏曲を初演した指揮者に与えた小説、ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローのハイペリオンが存在する。「Ein feste Burg」の開始の節を引用している。「その本で、エルガーは答えを文字通り与えたのだ。」パジェットは書いた。

マーティン・ルーサーの賛美歌が行方不明の旋律なら、エルガーは何故それを選んだのだろうか? パジェットもそれに取り組んだ。エルガーは初めて妻にエニグマの主題を演奏する前日、彼はチャールズ・ゴードン将軍を称える交響曲を作曲する事を検討していたと語った。イギリス陸軍将校で戦争の英雄は、イスラムのためにキリスト教を棄てる事を拒否した後に、イスラム教徒によるハルツーム包囲戦で1885年に殺害された。ゴードンは、私の脳の鍋の中で楽しく煮える、エルガーはエニグマの主題をお披露目した瞬間に書いた。エルガーは歴史を通じて戦闘前に軍隊で歌われた戦争賛美歌「A Mighty Fortress」を選ぶ事でゴードンの力強い信仰を追悼したいのだとパジェットは結論付けた。

パジェットは、午後のバイオリン授業を彼の質素なアパートのカーペット敷きの書斎で教えていたが、私は横にずれたテーブルに座って、彼が答えを述べるために使われたノートをざっと目を通した。あなたの見方にもよるが、それらは才能溢れる科学者の厄介な黒板の方程式、または物思いにふける狂人の机の引き出しに似ている。方眼紙の小さなマスには、音符と大文字の行列が溢れている。文字は赤と青で書かれている。一部は黒で囲まれているか黄色でハイライトされグループ化されている。他は、ヘビや梯子のような線で結ばれている。

答えが思い付いた、神に向かってからパジェットは言った。「ダニエルの書を読んだ事、ダニエルが不可能なパズルをどのように提示したのかを思い出した。」パジェットは私に語った。聖書では、ネブカドネザル王が王国の賢者に夢が何であるかを伝えずに、自分の夢を解読するよう能力を試した。エルガーの挑戦に似ているが、そこには無かった主題の特定である。ダニエルは答えを明かした神の助けを求めた。パジェットもそうだった。

「私よりずっと多くの才能と能力を備えた素晴らしい音楽家がたくさんいたが、彼らはそれを理解できなかった。」パジェットは言った。「私が謙虚にならなければならない時、あなたは何を知ってるでしょう? 私は神の助けが必要で、私がこれを理解できる唯一の方法である。」

パジェットの暗号の理論と口実は、1つの歴史的事実でなければ、ダヴィンチコードのパロディ小説として簡単に分類するかも知れない。エルガーは暗号の達人だった。

エルガーは、1880年代に皇帝政権と戦っていたロシア人が使っていた暗号技術であるニヒリスト暗号を解決した。イギリスの新聞が暗号に関する記事で解決不可能と判断したものだ。この答えは、パジェットはエルガーがエニグマの主題のGSUS, INOU BETRなどの文字列をエンコードするのに使っていたと考える同じ古典的暗号装置であるポリュビオスの暗号表が関連していた。(これらの発音から類推される綴りもエルガーの特徴である。彼は言葉遊びを愛していた。彼がエニグマ変奏曲に取り組んでいた1899年に、友人に手紙を送り、「skore, skoughre, cszquórr, çkor and ssczowoughOHr」という単語を書いた。)彼は、エニグマ変奏曲を作曲する前に、友人ドラ・ペニーに87の曲がりくねったアラベスクの暗号の手紙を送った。ドラベラ暗号と呼ばれているが、これらは暗号の最も有名な謎めいた暗号の1つで、暗号解読者の独自の地下コミュニティを引き付けている。

エルガーが音楽に暗号を書いたのであれば、彼は最初にそうする事はなかっただろう。バッハは音楽の音符が文字を表す音楽的な暗号文を使って、未完成のフーガの技法という作品に彼自身の4文字の名前を符号化した。ブラームスとシューマンは、作品の中で彼らの名前を符号化した。あるイギリスの音楽学者は、エルガーがエニグマ変奏曲を完成させた1年後に作曲した「ゲロンティアスの夢」で、彼が嫌いだった人物の名前を音楽的に符号化していると示唆している。そして、もしエルガーのエニグマが本当に音楽的対位法であるなら、そして単なるコンセプトでないのであれば、彼の最初の作品ではないだろう。エルガーは有名なクラシック音楽作品と調和の取れた対位法を愛した。彼は12歳の時、ヘンデルのメサイアの対位法旋律を書いて、父親が経営していた楽譜店の楽譜をこっそりくすね、著名な合唱団に提供した。エルガーがエニグマ変奏曲を完成させた1年後、彼はメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」の結婚行進曲への対位旋律としての役割を果たす節を、コケイン序曲に書き始めた。

全ての人が、約40の複雑な暗号を同時に編み上げながら、1つの主要な対位旋律な曲に合わせて、30分の複雑で多様なシンフォニックハーモニーとリズムを作って、一見不可能な難題に挑戦しつつ、観客が涙を流す。それがエルガーである。

リーズ大学の名誉教授であるジュリアン・ラッシュトンは、エルガーの世界的な専門家の一人であり、変奏曲への探偵的なアプローチを認めていない。彼の1999年の著書「エルガー: エニグマ変奏曲」は、暗号に関する最近の研究を「科学的実証主義のポストモダンの混合、ファンタジーを伴う」と呼んだ。エルガーが生涯に提供した様々な手掛かりを元に、ラッシュトンはエニグマの答えが実際に存在する場合、満たされなければならない5つの基準を提示し、それはまだ満たされていなかった。その答えは、「陰の声」を明らかにしなければならず、初演のプログラムノートでエルガーが指摘したように、変奏曲全体を見直す別の大きな主題を見つけなければならない。既知の主題や曲の一部と関連しなければならず、エルガーがかつて言った事として友人のドラ・ペニーが推測できた筈の理由を説明しなければならず、エルガーの主題でエルガーがかつて音楽的な音程を落として(falling)しまったという謎の発言を考慮しなければならない。「私はむしろ、これらの基準が抑止力として働く事を望んでいた。」ラッシュトンは10年後にエルガー・ソサイエティ・ジャーナルに書いた。「代わりに、彼らは議論を構造化するために、多くの自称解決人達の助けを借りてきた。」

ラッシュトンは、理論に到達した時、パジェットが接触した最初の学者の一人だった。彼は、パジェットに相容れないと語った。ローマ・カトリックの作曲家がプロテスタント讃歌を讃えるという考えだけでなく、賛美歌そのものがエニグマの主題と調和しない音楽だった。「Ein feste Burg」は、有名なニムロッド楽章と同じように見えたが、最も重要な節ではなく、オープニングの主題だった。

2015年、エルガーが変奏曲について書いた曖昧な注釈を参考にした後、パジェットはエルガーが意図した正しい対位旋律を最終的に見つけたと信じた。それは、16世紀のマーティン・ルーサー版、18世紀のバッハ版、19世紀のメンデルスゾーン版の3つの有名な賛美歌のマッシュアップである。逆再生をした。

パジェットはエニグマの主題のトップから逆に再生された合成賛美歌を録音してYouTubeに置いた。私の耳には完璧に聞こえる。私はラッシュトンにそれを尋ねたところ、彼はパジェットが釣り合いを取るためリズムを歪ませ、長調と短調のキーをミックスしたと言った。「時には思う存分笑う事はいい事だ。」とラッシュトンは私に伝えた。逆向きの「Ein feste Burg」は、パジェットが独創的である事、少なくとも彼の執念を追求を示している。

私がコンタクトを取ったほとんどのエルガー学者は、パジェットの永続的な質問に応答しなくなったと述べている。「私はパジェットの理論に多くの時間を取らず、我々の対応は友好的ではなかった。」と、2007年に権威のあるMusical Times誌にエニグマの答えを発表した音楽教授クライブ・マクレランドは書いた。パジェットが追求しないように匿名を要求したロンドン大学のある教授は、パジェット理論を読者が証拠をどうにか推測する事を意図して、材料の過度な説明を通して現実の効果を創出しようとしているとみなした。作曲家ではない教授は、パジェットが示唆するような奇妙なはど難しい作品の離れ業を試みるほど非常に十分であると付け加えた。実際、多くの学者は結局隠された音は存在せず、エニグマは、エルガーの多くの悪ふざけの1つであった、あるいは解答は友情、芸術家の孤独、抑圧された同性愛のような非音楽的な概念であったと考えている。教授は、電子メールにエニグマはまさに答えに抵抗力があるため永遠に魅力的である。存在していない答えを探求するよりも、趣味に熱中する人に提供する場合に吸収力があり常に寛大である趣味はほとんどない。

エニグマは別として、パジェットは学者が拒否しがちな他の理論を支持している。彼は進化論より創造論を支持ている。彼は、2015年の夏の記録的な暑さは、米国における同性結婚の合法化に対する神の報復だったと考えている。彼は、大統領選挙前にヒラリー・クリントンのために記されたオバマ大統領の虚偽の投票用しのオハイオの倉庫について、Facebookのストーリを共有した。本当のとおろ、エルガー学者はパジェットの理論を偽のニュースとして却下した。

彼のブログで、パジェットはラッシュトンにエニグマの存在を問う「知的な盲目」や「学術的な過信」を非難した。彼はまた、イギリスの学者は彼のような素人の理論を考慮するには、尊敬される作曲家にあまりにも保護されていると主張する。「ご存知の通り、私はアウトサイダーである。私はこれらの資格を持った学者の1人ではない。私は載っていない。」彼は言った。「私は誰に彼らの最も重要な作曲家の謎を見極めることができると推測するだろうか?」

テキサスを去る直前、パジェットは自分のピアノの楽譜のページを私の好きな第12変奏曲に変えて演奏し始めた。そこでは、チェロのメロディが聴こえたら、いつでも胸の痛みを感じる。(私が高校の時、町のユースオーケストラでチェリストとしてエニグマ変奏曲を演奏した。) それはコントロールできない感情的な引き金だった。私はそれに溺れた。それはほとんどの人が音楽を体験する方法である。どのようにして分かっていなくても、あなたを動かす。文法が分からなくても、あなたが理解できる言語である。

音楽を体験するもう一つの方法がある。それは、パジェットの方法である。それを解剖し、文法を学び、最終的に彼が発見した暗号化された文字列からフレーズを借り、それをよく理解する事である。非常に敬虔なパジェットにとって、エルガーの作品と格闘する事は聖書を研究する事と類似している。壮大でインテリジェントなデザインが存在する事は励ましである。「彼にとって、それは宗教的なテキストである」と彼の妻は私に語った。「しかし、彼は信仰だけでは続けたくない。彼は確かな証拠を求めている。」

彼はまだ彼の理論を修繕しており、さらに隠れた手掛かりを探し、ブログを編集し、学者を嫌い、彼の教義を広げようとしている。追求が最終的に終わる時期をパジェットに尋ねた。「学者らが最終的にコンセンサスに達し、答えに同意する事ができると思う。」パジェットは言った。「しかし、おそらく2034年まで待たなければならないだろう。」

エルガーの没後100周年にあたり、貴重なエルガーのアーカイブの本拠地であるイギリスのエルガー生誕地博物館は、ドナーが博物館に寄贈した謎の封筒を開く予定である。一部のエルガー探求者は、エニグマの答えは封筒の中にあると信じている。(「それは確かにエニグマ変奏曲に関するものではない」と博物館の館長は私が電話した時に語った。彼は、別のエルガーの作品のスケッチと関連していると言ったが、詳しくは触れていない。) パジェットは、2034年に開けられた封筒と、中にはエルガーの手書きで書かれた彼が提案した答えが見つかると想像していると私に語った。しかし、彼はそれが実際に起こるとは思っていない。おそらく、作曲家は封筒の中は解読するための別の暗号化されたメッセージが封印されている可能性が高いと彼は言う。

ダニエル・エストリンはエルサレムに拠点を置くジャーナリストである。彼はAP通信、NPR、その他の発表の場で報道している。

Hacker News

12/21/2017

Bitcoinブームは社会的信頼がコンピュータに移転している証拠

Slashdotより

コロンビア大学の法学者、ティム・ウーがニューヨーク・タイムズに寄稿:
それにも関わらず、Bitcoinが成長し続けると、より深くより重要な何かが起こっていると考える理由がある。Bitcoinの出現は、善かれ悪しかれ、政府に裏打ちされている人間社会から離れて十分にテストされたコンピュータコードに依存したシステムへ社会的信頼の重要な移転を反映しているのかも知れない。金融を超越する傾向にある。人為的ミスへの恐れの中、私たちはテクノロジーに対してますます深い信念を置いている(編集メモ: リンクは有料かも知れない)。Bitcoinバブルの意義は90年代のテクノロジーのように、それ自身よりもはるかに大きなものの一部であるという事である。ますます私たちは人間性への信頼を失い、代わりにマシンに依存しつつある。この変化は、金融の外の世界でより明らかである。私たちは、飛行機を飛ばすのに、外科医が体にメスを入れたり、自宅に帰る道を探すような毎日の仕事を簡単にするのを助けるのにコンピュータを信頼している。この点において、金融は実際に遅れている。私たちを人を信頼する事が出来なくなり、コンピュータコードが引き受ける。Bitcoinはこの傾向の一部である。結局、2009年のBitcoinの発明を引き起こしたのは、人為的ミスや不正行為のカーニバル、すなわち金融危機だった。経済的に強力な国家に支えられた銀行は金融的信頼性の象徴、すなわちポスト金の時代の金本位制だった。しかし、彼らは自分自身を見境のなく他人のお金に酔っている事を明らかにし、多くは相互に矛盾した約束の網を前提とした異常に複雑な資産を保有していた。コンピュータプログラマにとって、金融システムは未だ、人間が適切に行動するだろうという考えに過度な信頼を置いて、デバッグが不十分なテストされていないコードと良く似ている。悪いソフトウェアと同様に、条件が変化したとき、クラッシュが起こり得る。

12/20/2017

米、北朝鮮がWannaCryの直接的責任がある

Slashdotより

ホワイトハウスは、150カ国、30万台以上のコンピュータをロックした5月のランサムウェア攻撃に対し、北朝鮮を公式に非難している。
月曜日のウォール・ストリート・ジャーナルに掲載された意見記事によると、国土安全保障の顧問トム・ボッサート氏は、慎重な調査の結果、ワシントンは北朝鮮がWannaCryウィルスの直接的責任があると断言できると書いている。ボッサート氏は、被害者がコンピュータをアンロックするために身代金要求を受け取る卑劣で犠牲の大きい配慮の足りない攻撃と呼んだ。「WannaCryの重要さと影響は経済的なものを超えている。」と彼は書いている。「この悪意のあるソフトウェアは、とりわけイギリスの医療関係のコンピュータが大きな打撃を受け、重大な作業を行うシステムを傷付けるものであった。これらの混乱は人命を危険にさらす。」
さらに詳細はここ

WIRED

12/19/2017

マーク・ハミル、アジット・パイをなじる

Slashdotより

匿名の読者が伝える:

ネット中立性の規制を無効にするための投票前の数日、FCCの委員長アジット・パイは情報通信関係の弁護士協会の年次総会でコメディビデオを紹介した。2003年にベライゾンの弁護士としてのパイの在職期間を自ら批判した。「我々は、FCCの委員長に就任させるためにベライゾン人形を洗脳して仕込みたい。」現実のベライゾン幹部がビデオに出演して語っている。「これは素晴らしい。」パイが反応した。

そして、投票の日、パイは保守系サイトThe Daily Callerでネット中立後もインターネットでまだできる7つの事を実証すると言うウケ狙いのビデオに登場した。最初のイメージで、彼はハンドスピナーを持って、サンタクロースの格好をして、間違いなく懐疑的なビデオは、Instagramに食事の写真をまだアップロードできるし、子犬のようなキュートな動物の写真を投稿できると言う評論を思い出させる。彼はライトセーバーを持った自分を示す事で、ネット中立性の主張者がお気に入りのファンコミュニティの一部にまだいる事も明らかにした。そして、これにはスター・ウォーズ俳優のマーク・ハミルの予想外の怒りを引き出した。彼はTwitterに、「アジット、私は重要ではないのかな? パイ (Ajit 'Aren't I Precious?' Pai)」と彼に呼びかける事で応じた。

ハミルは、「あなたはライトセーバーを振るう価値は全く無い。ジェダイは一般市民には私心なく行動する。巨大企業を裕福にする嘘では無い。」と付け加えた。テッド・クルーズ議員が政府をダース・ベイダーになぞらえ、ハミルにダークサイドを拒否するよう訴えたところ、ハミルは再び、議員はスマーム・スプレイニング(お調子者の説明)だと反応した。また、ハミルは「あなたが私の名前を正しく綴れば、もう少し信頼できるだろうに。つまり、あなたのすぐ目の前にいるんだぞ! 多分、あなたはオフィスでまたポルノを見て、気を紛らわしているだけだろう。」と付け加えた。

ヒューストン・クロニクルはTwitterの最新のミームが、リーセスのピーナツバターカップのロゴがスタンプされたパイの特大コーヒーマグである。そして、彼は広く批判された無効化の間に、一口すすった。サイトThe Dangerous Mindsは、怒っているネット中立性支持者の一部は、リーセスのFacebookのページに苦情を訴えている人もいる。「おそらく、キャンディ会社に対するこれらの抗議者の嘆願は、単純に誰かが彼らの不満を聞いてくれるという見当違いの希望である。」

「明らかにFCCは、ネット中立性を支持するアメリカ人の推定83%の意見を聞いていなかった。」

地球平面論者がその証明にロケット打ち上げを計画

Slashdotより地球平面説を信じている人がいる事に驚き。

メイン州のalternative newsweeklyは、地球は平坦なフリスビー形状のディスクだとまだ信じている自称ロケット科学者"Mad" Mike Hughesにインタビューした。(これについて考えてみる。地球の反対側にあると思われるオーストラリアは逆さまになるが、大洋の水を保持している。さて、どういう事が起きているのか?) そして、Mikeは11月に打ち上げ打ち切り後にそれを証明する新しい方法を考えた。匿名の読者が伝える:

「私が明らかにしたい事は、このロケットは決して地球が平面である事を証明しないと言う事です。」Hughesは、インタビュアーに語った。「私は、それを行うのに十分な高さを得られないでしょう。」しかし、彼は危険なスタントで平面である事を証明するつもりのようだ。「私は宇宙の端まで62マイル行く計画があります。それには180万ドルの費用が掛かりますが、10ヶ月以内でできる可能性があります。」

「10万ドルの価値がある水素と25万ドルで作成したバルーンで約20マイルほど私を持ち上げます...。もし、私に意識が無くてバルーンを戻すようにコントロールする事ができます。」しかし、彼がまだ意識があれば? 「その時、私はバルーンからロケットを発射し、1.5gで42マイル、トラスを通じて私の肩をで自力で引き上げます。」

私が大気中に戻って燃え尽きなければ、素晴らしい計画です。

インタビュアーは、Hughesに合理的な質問をした。「あなたの主張を証明するには地球の反対側を掘削すれば、安く死ぬような危険を犯す事もないのでは?」

「できませんよ。」Hughesは答えた。「それは別の間違った考えです。掘削された最も深い穴は7マイル半で、ロシアで行われました。それには12年掛かりました。地球を掘削する事はできません。全てのドリルビットを鈍らせます。あなたが学校で学んだ中心は溶けたニッケルであると言うのは全部嘘です。地球の中心に何があるのか、どのくらい深いのか誰にも分かりません。私はその手の専門家ではありませんが、それが事実であるのは知っています。」

12/18/2017

Bitcoin: 世界初の分散型ポンジ・スキーム

Webb-site Reportsより

我々が税を払い、自国通貨を使う権限を持つ政府を持っている限り、デジタル疑似通貨は決して勢いを増す事はない。Bitcoinとその模倣はゼロ・サム・ゲームであり、支払われた全ての法令通貨の合計は、マイニング費用を除いて受け取った全ての法令通貨の合計である。初期の参会者は今、新規参入者がこの分散型ポンジ・スキームに入れている数十億ドルを現金化している。あなたが望むなら、娯楽価値のために冒険できるが、他人のよりひどい愚かさに純粋に賭けている事を忘れないで欲しい。

Bitcoin: Bitcoin: 世界初の分散型ポンジ・スキーム

2017年12月14日

Bitcoinと他のデジタル疑似通貨が失敗する理由を簡単に説明しよう。Bitcoinは世界初の分散型ポンジ・スキームである。誰もそれを運営していないし、誰もが参加する機会はあるが、その価値はそこに入るお金の重みとそれを販売するための保有者の意思によって純粋に決められる。ポンジ・スキームのように、初期の参加者はより安いコストで入り、今や新参者が入れている数十億ドル(実際にそう)の多くを受け取っている。

スキームの一部のメンバーは、このBig New Thingにどのように参加すべきか、彼がすでに書類上、あるいはより正確に画面上にどのくらいの金額を収めているかを友人に伝えるのに時間を掛けている。あなたのBitcoinがあなたのために支払った以上に価値があるなら、あなたは成功を感じるかも知れない。あなたが入れているほどまだ売却していなければ、あなたはまだ将来犠牲になり得る者である。一方、あなたがキャッシュバック以上を得たなら、あなたは既にBitcoinポンジ・スキームのメンバーである。そして、バーナード・マドフと異なり、あなたはおそらく刑務所に行く事はないが、彼らの主張が間違っている事を知りつつ、同時に売っている事を証明できれば、Bitcoinの利己的主催者の一部は危険に近い位置をスケートしている。また、マドフが破産する前に彼の資金を生産する受取人とは異なり、あなたは何も返済する必要はないだろう。それは分散型ポンジ・スキームの素晴らしい点である。

参加者のほとんどは、Bitcoinがバブルだと自ら認めているだけでなく、破綻する前に脱出する事ができると信じている。あるいはすでに入金した金額をはるかに上回る利益を得たため、あまり気にしていない。しかし、これを覚えておいて欲しい。Bitcoinは基本的にゼロ・サム・ゲームである。いずれの時点においても、敗者が負担した全ての現金の累積合計は、勝者が持ち出した全正味の現金の累積合計(マイニング費用を除く)に等しい。

Hacker News

12/17/2017

ITマネジメントの8つの最大の間違い

CIO from IDGより

確かに、誰も完璧ではない。しかし、企業の技術担当をしている人にとって、戦略的な失敗、困った雇用、無気力からの影響は悲惨なものとなる。ここに、トップレベルのITリーダーの間違いを避ける(あるいはそこから回復する)方法をあげる。

誰もが間違いを犯す。ほとんどは無害で、一部は厄介だが大目に見る事ができる。そして一部はあなたのキャリア、会社を倒す事ができる。

最も一般的なITの失敗は、あなたが振り払う事ができないベンダーとの関係に閉じ込められる事、間違った人材を雇用または昇格させる事、リカバーが手遅れになるまで経営陣から問題を隠す事である。

企業技術を担当している場合、リスクはずっと高く、間違いによる落ち込みは更に悪化する可能性がある。レベル1 (ビールを飲みながらのお喋りは気恥ずかしいが、すぐにではない)。レベル2 (リカバーできるものの、昇進の近道にいるとは期待しない)。レベル3 (あなたは解雇される)。

あなたがしそうな最大の間違い、それを避けたり、すぐにリカバーする方法をここに示す。

ITマネジメントの間違い1: ベンダーのロックイン

セキュリティレベル: 2

それは誘惑の形である。ベンダーは安い価格と無限の約束であなたを誘う。しかし、一旦彼らがあなたを支配したら、彼らは決して手放さない。「製品を作るほとんどのベンダーは、あなたの環境の中に着地し、拡大しようとする。」Kudelski SecurityのCTOであるアンドリュー・ハワードは言う。「IT管理者は善意から始めるが、彼らはそれを知る前に、ベンダーは入れ替え可能ではなく、IT資産と大きな価格交渉力の重要なコントロールを持つ。私は一部のIT管理者がこのタイプのベンダーの管理不全で仕事を失うのを見てきた。」

ロックインにはいくつかの恩恵があるとハワードは認めている。量販店のディスカウントとは別に、複数の製品を同じベンダーから入手すると、それらの間のスムーズな統合とセキュリティの強化が重要になる(重点をおくべき)。そして、それはあなたが対処するベンダーが少ない事を意味する。これは、小規模な組織にとって理想的である。

しかし、あなたが先に進む時と決めた時、ベンダーがあなたを助ける事を期待しないで欲しい。ハワードは、コンサルティング会社で働いていた時を思い出し、ワークフロー管理ベンダーはソースコードを引き渡す事を拒否し、彼の会社が別のベンダーに移行するのを妨げようとする。この要件は、元のソフトウェア・ライセンス契約(SLA)にあったもので、どう言うわけかその後の交渉で消えてしまう。

クラウドに行く事はそれほど簡単にはならない。彼は付け加えた。

「多くのパートナーは、PaaSプロバイダと同じ種類の問題を抱えている。」彼は言う。「一度投資をすれば、そのインフラを競合他社に移行する事は難しい。」

その理由から、ハワードは複数のクラウドプロバイダと提携し、強力な技術管理手法を開発する事で、賭けをヘッジする多くのCIOを知っていると言う。IT管理者は単一のベンダーに依存し過ぎる事を避けるため、調達についてより緊密に作業する必要があると付け加えている。

「私は、個人的に技術の多様性を信じている。」彼は言う。「そして、最も安い選択肢はしばしばあなたの利益ではない。時には、短期的な痛みがあなたにとって長期的に役立つかも知れない。」

ITマネジメントの間違い2: データセンタを拡張するようにクラウドを扱う

セキュリティレベル: 2

2016年2月、Best Egg Personal Loansは、VMwareベースのプライベートクラウドから、Amazonウェブサービス上で動作するパブリック・クラウドに移行した。ピア・ツー・ピアの貸出しサービスは、下位レベルのサービスのプランニング、構成、移行に何ヶ月も費やされ、そのサーバとAWSのサーバとの間に1対1のマッピングを行なっている。全て稼働準備ができていた。次に稼働2時間後、重大なAWSサーバが死んだ。

「これは我々の最初の呼び掛けだった。」Best Eggの親会社であるMarlette FundingのCIO/CTOであるBrian Conneenは言う。「単一のクラウドサーバの安定性は、実際に管理されているサーバまたは仮想マシンよりも低くなっている。クラウドの99.999%の稼働時間は、新しいサーバを動的にプロビジョニングして、障害の発生したサーバを動的に代用する能力にある。」

クラッシュが週末に発生し、Best Eggは顧客の停止時間なしに復旧できたが、Conneenは貴重な教訓を学んだ。クラウドサーバはデータセンター内の別のマシンのように扱う事はできない。

その後、Best Eggの第1の優先事項は、クラウド環境に最適化されている事を確認する事だった。第2の優先事項はクラウドコストに目を光らせる事である。「誰かが望めば、サーバをプロビジョニングできる。」彼は言う。「十分にそしてすぐにあなたが計画していた額の2-3倍を費やしている。」

Conneenはサーバが使い捨てである事も学んだ。壊れたらただ捨てるだけである。だから、Best Eggはより多くの冗長性を持ち、一瞬の停止時間も許さないシステムにサーバをプールを割り当て、誤作動した時に新しいサーバを自動的に起動するスクリプトを作成した。今、Best Eggが新しいソフトウェア・リリースを公表すると、たやすく新しいサーバを構築し、コードをプッシュし、古いものをスピンダウンする。

「パブリック・クラウドの利点は、インフラをパブリック・クラウドの強みに合わせて設計した場合にのみ実現できる。」彼は言う。「サーバをクラウドに移行するだけでは不十分である。考え方とアプローチを移行する必要がある。」

ITマネジメントの間違い3: ビジネスケースをオーバーエンジニアリングする

セキュリティレベル: 1

それは大脳皮質の一部のようなものであり、CIOの頭脳に強く焼き付けられる。大規模なITの使用を承認するには、堅実なビジネスケースを構築する必要がある。管理者はオプションの調査、数字の集計、PowerPointの組み立てに何週間も費やす事ができる。

しかし、あなたの提案に弾みを付けたいビジネスリーダがいなければ、それはしばしば無駄になる、IDaaSプロバイダであるOktaのCIOのMark Settleは言う。

「数年前、私はフォーチューン200社のCIOの立場にインタビューを行い、ビジネスケースの重要性についてCFOにミニ講演を行った。」彼は言う。「CFOはビジネスケースでは数字のどれも信じていないと言っており、新しい能力を活用する事を約束しているビジネスリーダがいる場合にのみ、大規模なIT構想を承認する。」

インフラやコンプライアンスへの必要な支出は稀な例外である、Settleは付け加えた。しかし、あらゆる種類の戦略的IT構想は、ビジネス面で情熱的な推進者を必要とする。幹部の信頼を得ることは、ITの仕事をシームレスに行うだけでなく、組織を横断して他のチームと連携し、既存のプロセスを利用して改善する事を意味する。そうする事で、ビジネスリーダは戦略的な機会が生まれ時にあなたのアイデアを聞く可能性がはるかに高い。

「あなたは、あなたのために立ち上がって犠牲になる幹部の協力無しには、オーバースペックなビジネスケースを多く持ち込んでも、自分にとってもっと難しいものになるだけだろう。」

ITマネジメントの間違い4: スキルレベルの低い人物の採用

セキュリティレベル: 2

企業が成功を築くにはチームを必要とするが、一人の無能な従業員が職に就いただけで、全員と全てが落胆する悪い影響を与える。

「IT管理者が最も大きな間違いを犯すのは、彼らよりも利口とは言えない人材を雇う事である。」リクルート会社Stride Searchの事業開発担当副社長のデレク・ジョンソンは語る。

残念ながら、経営者のエゴはしばしば適切な人物を採用する事を避けると彼は言う。例えば、3年前、Stride SearchはSaaSのスタートアップであるクライアントのために完璧なネットワーキングとソフトウェアエンジニアを確認した。彼は雄弁で、カリスマ的で、コンピュータサイエンスの博士号を持ち、いくつかの特許を保有していた。誰もが彼を愛していた。スタートアップのCTOを除いては。

「電話インタビューはうまくいったが、対面のインタビューは目も当てられない状況だった。」ジョンソンは言う。「共同設立者でもあり、採用管理者でもあったCTOは、全体のインタビューで候補者を侮辱し、彼より優位に立とうとした。残りの経営陣は期限を延ばそうとしたが、CTOは拒否した。候補者は強豪相手に就職する事になり、あとでそのスタートアップを潰してしまった。これは非常に頻繁に起こり、寓話になる。」

無意識のエゴの移転を行えない限り、企業は雇用を拒否する権力を持つ一人の人物がいないことを要求することでこの問題に対処する事ができるとジョンソンは言う。トップの地位にとって、会社の取締役会とその候補者の従業員も関与する必要がある。

「『BプレーヤがCプレーヤを雇っている間に、AプレーヤはAプレーヤを雇う。』という有名な言葉は、本当に当てはまる。」彼は言う。「間違ったキーパーソンまたは正しい人を追い越すよりも、組織にとってもっとも悲惨なものはない。」

ITマネジメントの間違い5: 内部候補を間違って昇進させる

セキュリティレベル: 2

外部の人間を雇う事が間違っているなら、内部の候補者を昇進させる事になる。

一般的に言って、社内からの昇進は優れた方針であると、ITソフトウェア企業Unosquare社の社長Giancarlo Di Veceは述べている。しかし、正しい理由で行う必要がある。

間違える理由は? Di Veceによると、忠実な従業員である事に報いるため、キャリアパスを与える、あるいは自分自身が良い管理者のように感じるために昇進させる。特に従業員が新しい仕事に本当に適していない場合、これは突然中止になる可能性がある。

「私は、IT管理者が優れた開発者を技術リーダにして、その従業員が不満を募らせ、最終的にやめてしまうのを見てきた。」彼は言う。「あなたは人が登る機会を与える事によってあなたが偉大なボスであると考え、あなたが実際にやりたがっている事から離れると、あなたはそれらを失う事になる。」Di Veceは、これが1年ほど前に彼に起こった事だと言う。彼は、Unosquareの最大の顧客の一人にロックスターの開発者を雇い、昇進の出世コースに乗せた。間も無く開発者は5人のチームを管理していた。彼はDi Veceの執務室に入って辞任する日まで3ヶ月間は全てがうまくいっていた。チームの仕事は優秀だったにも関わらず、開発者は自分の仕事に失敗したと感じ、前の役割にとどまるよう説得できなかった。「私は、彼のキャリアに上昇志向を提供していたと思ったので、私は素晴らしいプログラミングリソースを失った。」彼は言う。

それ以来、Di Veceは、新たに昇格した候補者が正規のフィードバックを提供し、受け取る事ができる枠組みを設定し、監督者は彼らの成功を手助けするためにどのようにしているかを見守る事ができると言う。

そして、彼はまだ内部からの昇進が良い哲学だと感じている限り、Di Veceはあらゆる場合に適切ではないと言う。マネージャは社内候補者を賢明に選ぶ必要がある。

ITマネジメントの間違い6: コアシステムにアジャイル手法を適用する事

セキュリティレベル: 3

クラウドサービスが爆発的に増加し、ビジネス速度の要求が高まるにつれて、CIOは組織のITの多くがコントロールできなくなっている事に気付いている。

Kudelskiのハワードによれば、しかし、企業がDockerのコンテナやマイクロサービスをクラウド内でスピードアップできるようにする同じアジャイルな配信メカニズムは、Eメール、電話サービス、ERP、バックオフィスアプリケーションなどのCIOの責任であるコアITシステムに悲惨な影響を及ぼす可能性がある。

「私は、他の一つの問題よりも電子メールを整備する事ができないため、多くのCIOは仕事を失うのを見てきた。」彼は言う。「これらのアジャイル手法はしばしば、コアシステムに必要な強力で厳格な変更制御を無視して行動する事がある。それら起こると、企業はすぐにお金を失う可能性がある。」

この問題を軽減するため、CIOは強力な境界線を描いて、ビジネスシステムの機敏な変更を可能にし、コアシステムのより厳格な変更制御を実施する必要がある、とハワードは言う。1つのサイズでは全てに適合しない。

「アジャイル配送メカニズムによって動かされるものがコアサービスを危険に晒す事はできない。」彼は言う。「課題は、こらのラインの描画と実行が必ずしも容易ではない事である。ビジネスは速度を要求するが、慎重さは時間と系統的な変化を要求する。これらの2つの事柄はお互いを無視して行動し、しばしばITマネージャが板挟みになる。」

ITマネジメントの間違い7: あまりに頻繁にyesと言うこと

セキュリティレベル: 2

トップのITマネージャがしばしばイノベーションにノーを言うと批判される。しかし、セキュリティ企業のAbsoluteのグローバルITセキュリティストラテジストのリチャード・ヘンダーソンは、人々をはねつける方法が分からず、システムのセキュリティの制御を失う危険性があるという大きな問題があると述べている。

「何回、ITやセキュリティの人々が危険なものにアクセスる事を要求する高いポジションにいる人から電話を掛かるだろうか?」彼は尋ねる。「組織内のビジネスユニットがITやセキュリティチームを適切に審査したり承認したりせず、面倒を起こし、光る新しいクラウドベースのツールやサービスを展開する頻度はどのくらいあるだろうか?」

クラウドストレージやSaaSソリューションなどのツールはチームに大きなメリットをもたらす可能性があるとヘンダーソンは言う。しかし、IT管理者は全ての例外要求を承認すると、組織内に新たな脆弱性や潜在的な新たな脆弱性を生み出す。

CEOが特別な要求をした時に彼が辞任するのは難しいとヘンダーソンは認める。しかし、(願わくは)珍しい例外に対処する計画を立てる必要がある。エンドポイントデバイスを監視し、ユーザが一般的なクラウドサービスにサインオンした時に警告するソフトウェアのように、堅実な資産管理スキームは不可欠である。

Yesと言えば、マーケティングの誰かが新しいAWSインスタンスを立ち上げる時にその輪の中に入っていなければ、全てのパッチを適用してコンプライアンスを維持する事が不可能になる。

「ゲームの名前は人々がこれらのものを使用するのを妨げるものではなく、データ保護の最小限の要件を満たすためにこれらのサービスを使用する事を決めたチームに力を与える。」とヘンダーソンは言う。「CIOは『あなたがこれをやりたいのであれば、我々はあなたを助けるが、ここに提供する必要のあるセキュリティ基準がある』と言う必要がある。」

ITマネジメントの間違い8: 隠れた問題

セキュリティレベル: 3

大きなプロジェクトが失敗し始める時、上司が気付く前にそれを修正しようして、多くのIT管理者が問題を埋めようとする、OktaのSettleは言う。物事は、通常そこから悪化するだけである。彼らは新しいコードリリースはシステム全体が48時間ダウンをもたらす事、またはプロジェクトを完了するためにさらに400万ドルが必要である事を最終的に認める事を避けるまで、彼らは信頼性を失った。

「悪いニュースをすぐに公開すればするほど、より良い事ができる。」彼は言う。「悪いニュースは決してそれ以上によくならないからだ。そして、より早く人々がそれに対処し始めると、プロジェクトを復旧して軌道に乗る可能性が高くなる。」

悪いニュースを届ける事は決して簡単な事ではないが、ビジネスリーダと良好な関係を築いて維持していれば、よりスムーズに認められるだろう。「大事な事は、お金を求めている時や許しを求めている時に初めて経営陣の目の前に現れる事がないと言う事だ。」と彼は付け加えた。「これは実際に初めてものであっても、6ヶ月間話をしていない役員であっても、それは当てはまる。」

管理者は、緊急事態にない時に CFOや他のビジネスリーダと話をする機会を作り出す必要がある。技術指向の人にとっては必ずしも容易な事ではないが、開発に必要なスキルであると、Settleは言う。

「たとえ、社会的な冷やかしだけではなく、彼らが直面している問題について経営陣と話をしていても、状況が悪化し、財布に手を差し伸べる必要がある時、より難しい会話を簡単にする事ができる。」

Slashdot

12/16/2017

MicrosoftがExcelの公式スクリプト言語にPythonを検討

Slashdotより

匿名の読者が伝える:

先月オープンしたExcelのフィードバックハブの話題によると、MicrosoftはPythonを公式のExcelスクリプト言語の1つとして追加することを検討している。オープンになってから、この話題は最も票を集めた機能要求となり、第2位の提案の2倍の票を獲得した。「Pythonでスクリプトを作成しよう! Yay! VBAの代替手段としてでなく、フィールド関数(=SUM(A1:A2))の代替手段としても」この機能要求はMicrosoftユーザの1人によって開かれたと見ることができる。

昨日、OSメーカはより多くの情報を収集するためのアンケートと、どのようにユーザはExcel内でPythonを使用したいのかを提示することで応じた。承認されれば、ExcelユーザはPythonスクリプトを使用して、Excelが現在VBAスクリプトでサポートしているのと同様に、Excel文書、データ、Excelの中核機能の一部とやり取りする事ができるだろう。Pythonは今日利用可能な最も汎用性の高いプログラミング言語の1つである。また、開発者にとっても大変人気が高い。これはPYPLプログラミング言語ランキングで2位、RedMonkプログラミング言語ランキングで3位、TIOBEインデックスで4位の順位である。

GPSがない状態で人を追跡する

シュナイアーのブログより

興味深い研究:

この方法で人を正確に追跡する技は、彼らがどのような活動を行なっているかを割り出している。彼らが歩いている、車を運転している、列車や飛行機に乗っているかどうかで、あなたが探しているものが分かれば、かなり簡単に割り出すことができる。

センサーは人がどのくらい速く移動しているか、どのような動きをするかを決定することができる。一つの方向にゆっくりと移動する事は、歩行を示す。少し速くなるが、90度の角度でターンする事は運転を意味する。更に速ければ、我々は列車または飛行機の領域にある。それらは速度と気圧に基づいて把握する。

アプリはあなたが何をしているのかを判断した後、センサーから収集した情報を使用する。加速度計はあなたのスピードを中継し、磁力計は真北との関係を示し、気圧計は周りの気圧を提供し、公に利用可能な情報と比較する。ウェザーチャネルをチェックし、気圧計から気圧データを比較して、あなたが海面上のどのくらいの距離にいるかを判断する。Google Mapsと米国地質調査地図で提供されるデータは、信じられないほどの詳細な標高地を提供する。

この情報を全て集めて、あなたが現在取っている輸送方法を決めたら、あなたがどこにいるかを絞り込むことができる。空の旅では、4つのアルゴリズムが標的の位置を推定し、誤差率がゼロになるまでその可能性を絞り込む。

あなたが運転しているなら、更に簡単である。アプリは、携帯電話が提供した情報に基づいて、あなたのタイムゾーンを知る。気圧計と磁力計の情報にアクセスし、公開されている地図や気象情報と比較する。その後、あなたが行うターンの経過を追う。各ターンで、あなたがどこにいるかを正確に突き止めるまで、可能な場所を絞り込む。

これがどのくらい正確かを実証するため、研究者はフィラデルフィアでテストを行った。車がでどこにあるのか正確に分かるまで12ターンしか掛からなかった。

これは、全く異なるデータソースから情報をいかに強力に合成するかのよい例である。我々は個々のデータ収集システムについて心配する事に時間を使い過ぎていたが、それらのシステムの分析手法については不十分である。

研究論文

12/15/2017

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は批評家を大喜びさせる

Slashdotより。今日から公開。

gollum123がBBCの報道を共有する:
「熱狂的」、「スリリング」、「やめられないほど冒険的」。スター・ウォーズ物語の最新の映画を批評家が説明するために使用している表現のほんの一部である。「最後のジェダイ」は非常に楽しみであり、ファンに驚きをもたらす、とテレグラフは書くガーディアンは、エネルギーと感情の潮流のある爆発的なスペクタクルのとろけそうな興奮、と呼ぶ。しかし、バラエティは逆に、シリーズ中で最も長く、そして最も重要ではない章と評している。ライアン・ジョンソンの映画には最終的に失望しており、後半の他のフランチャイズを中毒させる同じきらめくセルフパロディに負けると、Peter Debrugeは語る。Tasha Robinsonは「オーディアンスは多くの苦情や疑問で最後のジェダイから逃げ出す可能性が高いだろう」と同意傾向でThe Vergeに書いている。ドライバー演じるカイロ・レンは「ヒース・レジャーのダーク・ナイトのジョーカー以来、ブロックバスター映画の最も魅力的で予測できない敵対者」としてキャラクターを説明し、USA Todayの賞賛の的になっている。
あなたはもう「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を見ただろうか? もしそうなら、それがサガの中で他の映画に匹敵すると思うか?

更新(2017.12.20): ウィリアム王子、ヘンリ王子をはじめとして、多数のカメオ出演がある(Vanity Fair)。

12/14/2017

有名な宛先がロシアにリルートされていた

BGPmonのブログより。興味深い。

今朝早く(UTC)、我々のシステムは使用されていないロシアのAutonomous Systemによって有名な宛先の多くのプレフィックスが経路広告されていることを検知した。

04:43(UTC)時点で、Google、Apple、Facebook、Microsoft、Twitch、NTTコミュニケーションズ、Riot Gamesなどの組織によって通常は経路広告される80のプレフィックスが、ロシアからOrigin AS 39523 (DV-LINK-AS)でグローバルBGPルーティング・テーブルに検知された。

時系列を眺めると、それぞれ約3分毎に2つのイベントウィンドウを見る事ができる。最初は、04:43 UTCに始まり、04:46 UTC付近で終わった。2度目のイベントは07:07 UTCに始まり、07:10 UTCに終了した。

これらのイベントは比較的短時間であったにも関わらず、多数のピア先によって、また通常はインターネット上には見られない幾つかの新しいmore specificなプレフィックスには重要だった。そのため、少し深く掘り下げてみよう。

この事件に関する興味深い事の1つは、影響を受けたプレフィックスが、よく知られるトラフィックの多いインターネット組織の全てのネットワーク・プレフィックスである事だ。もう1つの奇妙な事は、Origin AS 39523 (DV-LINK-AS)は何年もプレフィックスを経路広告していない事だ(以下に例外が1つある)。それでは、なぜそれが突然現れ、Googleのようなネットワークのプレフィックスを経路広告したのだろうか?

いくつかのASパスを見ると、39523は常にoriginである事がわかり、次のホップのトランジットASは常に31133 PJSC MegaFonである。また、この経路広告は次のようないくつかの大規模なISPによって到達可能である:

xx 6939 31133 39523 (path via Hurricane Electric)
xx 6461 31133 39523 (path via Zayo)
xx 2603 31133 39523 (path via Nordunet)
xx 4637 31133 39523 (path via Telstra)

このインシデントを疑わしいものにするのは、影響を受けたプレフィックスが全て有名な宛先であり、通常はインターネット上には見られない幾つかのmore specificなプレフィックスである。これは単純な経路リークではない事を意味するが、これらのmore specificなプレフィックスを意図的に挿入している可能性がある。誠実な読者は、今年初めから別のロシアのネットワーク「as12389の奇妙な事件」に関連するブログ記事を覚えているだろう。こおんイベントは標的とされたと思われると点で多少似ている。

$ whois -h whois.ripe.net AS39523

% Information related to 'AS39523'

% Abuse contact for 'AS39523' is 'support@dv-link.ru'

aut-num: AS39523
as-name: DV-LINK-AS
org: ORG-VII2-RIPE
sponsoring-org: ORG-ATS13-RIPE
import: from AS31133 accept ANY
export: to AS31133 announce AS39523
import: from AS3216 accept ANY
export: to AS3216 announce AS39523
admin-c: VIIN1-RIPE
tech-c: VIIN1-RIPE
status: ASSIGNED
mnt-by: RIPE-NCC-END-MNT
mnt-by: RIPE-DB-MNT
mnt-by: MNT-DV-LINK
mnt-routes: RIPE-DB-MNT
mnt-routes: MNT-DV-LINK
created: 2017-11-24T14:49:44Z
last-modified: 2017-11-24T14:49:44Z
source: RIPE

RIPE whoisデータ(上記)をチェックすると、このAS 39523は最近割り当てられた事が分かる。しかし、我々の過去データを調べると、AS 39523は実際には今年初めに活動していたが、それは隠されたままになる事が意図されている可能性がある事に気付いた。今年初めの別のブログ記事、8月のGoogle - Verizonの経路リークに戻ってみよう。この事件の間、我々はGoogleのピアリング関係について興味深い洞察を得た。興味深い事に、その経路リーク中に現れたパスの1つは、66.232.224.0/24のプレフィックスで、次にASパス701 15169 32007 39523だった。

39523は今日のorigin ASで現れたのと同じロシアのASである。32007はEquinix、AS 15169はGoogle、701はVerizonである。そのため、8月にGoogleは66.232.224.0/24 (Kohls Department store)への経路をorigin 39523で学習した。このプレフィックスの詳細を知らないと、Googleのこのパス経由でKohls Department storeのプレフィックスを学習するのは奇妙で予期せぬ事である。

現時点で何が起きたのか、意図的あるいは偶発的かは、第三者にトラフィックをリルートする事がどれほど簡単かの更なる明確な例である。また、主要なISPの全ての顧客をフィルタリングするための良い注意である。

Hacker Newsars technicaSlashdot

12/13/2017

GoogleとAmazonが偽善者な理由

Slashdotより。ネット中立性の支持は、自社の利益に合致しているからそうしているだけ。

今月初め、AmazonはすべてのFire TV製品とEcho ShowからYouTubeを削除すると言うGoogleの決定に応じた。Googleは、新しいNest製品(Nest SecureやE Thermostat)のAmazonによるリストからの排除や、Chromecastの販売やGoogle Castのサポートの長年に渡って拒絶して来た事を理由に、この極端な対策を講じていると言う。ベテランのジャーナリストOm Malikが伝える:
これはあまりにも多くの偽善の味がするし、私はどこから始めていいのかさえ分からない。ネット中立性とどんなものでも公に支持する2社だが、お互いのプラットフォーム上でお互いのサービスについて中立ではない。彼らは、ケーブル会社がコンテンツをブロックしたり、高速レーンで課金したりする事について不満を言う事がある。この皮肉は私には少しも通じなかった。彼らは、我々が何を買い物をし、何を見て、オンラインで何をするかという我々について多くのデータを収集するための戦いでこう着状態にある。そして、彼らは驚くほどの素晴らしいサービスを我々に提供すると言う口実でそうしている。彼らは、我々のデータで何をしないのかを話すのではなく、むしろ些細な事で口論し、当惑させる。そのため、超資本主義のこれらの提供者が消費者の利益のために戦うことは、幼稚なだけでなく、馬鹿げている。エンドユーザとしての我々は、インターネットのルールに関して、我々に代わって誰が話をしているかを把握する必要がある。

ボーイング757のリモートハッキング

シュナイアーのブログより。恐ろしい。

先月、DHS(国土安全保障)がボーイング757をリモートからハッキング可能なことを公表した。

「我々は、2016年9月19日に飛行機を手に入れた。2日後、私は遠隔からの非協力な侵入の遂行に成功した。」とDHS科学技術のサイバー・セキュリティ部門の航空プログラム・マネージャーのRobert Hickey氏が語った。

「これは誰も飛行機に触れる人がいない事を意味し、内部の脅威でもなかった。私はセキュリティを通り抜ける典型的なものを使って撃退し、航空機のシステム上にプレゼンスを確立する事ができた。」Hickey氏によると、ハッキングの詳細と彼のチームが行なった作業は機密扱いになっているが、ほとんどの航空機のRF設定に基づいて、無線周波数通信で航空機のシステムにアクセスすると語った。「我々が頼りにする飛行機は、すぐに直面する可能性がある。」

12/12/2017

UFOの目撃情報についてどう思うか?

Slashdotより

dryriverが伝える:
過去数十年間、UFOの目撃情報が数万件報告されている。過去には、葉巻型飛行船(小型飛行船?)、三角形型飛行物体、より円形の空飛ぶ円盤が見られた。しばしば、見掛け上の宇宙船は、上空に完全に静止しているように何かを起こし、突然信じられないスピードでどこかに立ち去った。いくつかの目撃は、夜の空を飛び回ったり踊ったりするだけのライトやライト編成で、ヘリコプターのような軍用機や夜間のF16の訓練の可能性がある。純粋に説明するのが難しいものを見た人、UFOの目撃情報をごまかす人たち、ウェブサイトのUFO産業を維持する事で利益を得ている人たち、ラジオ番組や雑誌が流通して夜間にライトを点灯させる普通の飛行機をUFOと勘違いする人たちがいる。これらの目撃情報をどう思うだろうか? わわわれは宇宙から尋ねられているのか? 未熟な目にはプロトタイプの航空機がUFOのように見えているのか? 190のIQを持つ発明好きのいたずら者がクワッドコプターが何かになる40年前に色付きの光でクワッドコプターのドローンで楽しんでいたのか? (多くの人々が過去にミステリーサークルを偽造していた) これらすべてのUFOの目撃と報告はどこから来たのだろうか? 有名な「ロサンゼルスの戦い」のような出来事は実際に起こったのだろうか? そして、とにかくあなたはUFOの報告書が信用できるかと思うか?

トランプ大統領、NASAを月に送る

Slashdotより。なぜに月?

トランプ大統領はアメリカの宇宙飛行士を月に戻すよう正式にNASAに要請した。報道より:
「私が今日署名した指令は、人類の探査と発見に関する米国の宇宙計画に再び焦点を当てる。」と彼は語った。月曜日に「Space Policy Directive 1」に署名した大統領サイドに立つと、アポロ17号の宇宙飛行士ハリソン・シュミット氏は、今週ちょうど45年前に行われた任務で月を歩いた最後の2人のうちの1人である。その時以来、人類は低周回軌道を超えて踏み出していない。NASAは2011年にスペースシャトルを退役した独自の宇宙船を持っていない。現在、アメリカはロシアのカプセルで国際宇宙ステーションに乗り込んでいるが、民間宇宙タクシーが来年早々に運び始める予定である。

元Facebook幹部、ソーシャルメディアは社会をズタズタにしている

Slashdotより

匿名の読者がThe Vergeのレポートを共有する:
元Facebook幹部は、ソーシャルネットワークが世界の市民社会にもたらす害について話している。2007年にFacebookに加わり、ユーザ増加のために副社長になったChamath Palihapitiyaは、彼が手伝った会社について「とてつもなく大きな罪悪感」を感じていると語った。「我々はいかにして社会が動いているかの社会機構をズタズタにする道具を作り出したと思う。」と、彼はソーシャルメディアをやめてきっちりと一休みするよう皆に勧める前に、スタンフォード大学経営大学院の聴衆に語った。Palihapitiyaの批判は、Facebookだけでなく、より広範なオンラインエコシステムを指していた。「我々が作り出した短期的ドーパミン駆動フィードバック・ループは、社会の仕組みを破壊している。」と彼は、心、趣味、賛成によって動くオンライン相互作用を指摘する。「市民の対話も協力も無く、デマ情報、歪曲。そして、アメリカの問題では無い。そして、これはロシアの広告についてでは無い。これはグローバルな問題である。」
合わせて読みたい: Sean Parker Unloads on Facebook 'Exploiting' Human Psychology

更新: ジョン・グルーバーのブログより。

Facebookに反対の意思を表明するこれらの元Facebook幹部は、自分の子供がサッカーをすることを許さない元NFL選手を思い出させる。

12/10/2017

大切なお知らせ: iPhoneが遅ければ、バッテリーを交換しろ

redditより。バッテリーが劣化して電圧が低なっているとか? しかし、事実だとしたら問題。

私のiPhone 6Sは、この数週間で非常に遅くなってしまい、何度かアップデートをしたもののまだ遅い。理由は思い付かないが、とにかく考えられるのはiOS 11が私にとってはひどいという事だ。それから、私は弟のiPhone 6 Plusを使って、それは私のより速いのだろうか? それは私がどこかがおかしいことに気付いた時だった。そして、私はいくつか調査を行い、バッテリーを交換することに決めた。私の古いバッテリーの摩耗レベルは約20%だった。私は、Geekbenchスコアを実行し、1466 Singleと2512 Multiを得ている事が分かった。これは低電力モードのオン・オフに関わらず変わらなかった。バッテリーを交換した後、それがプラセボかどうかをチェックするためにもう一度テストを実行した。ええ。2526 Singleおよび4456 Multiだ。私が言える範囲では、Appleはバッテリーが少なくなった時に、携帯電話の速度を落とすので、フル充電で充電する事ができる。これはあなたの携帯電話が理由もなく非常に遅くなる可能性もある。あなたはGeekbenchのスコアをチェックし、携帯電話がまだ遅いかどうかを確かめる必要がある!

TL;DR Appleは、容量の小さいバッテリーを搭載した携帯電話の速度を落とし、それをもとに戻す事で再びフルスピードになる。Geekbenchスコアをチェックしよう。

Hacker NewsSlashdot

更新(2017.12.11): 9to5macでも取り上げられた。Appleはランダムシャットダウンを抑止するため、バッテリーが消耗した場合にクロック速度を下げているのでは、との事だ。

更新(2017.12.20): Geekbenchのデータを分析しても、古いiPhoneほどパフォーマンスが低下する事が判明。やはりバッテリーが劣化して電力供給が不安定になった際の突然のシャットダウンを防止するため、過剰な負荷が掛からないよう動作を意図的にセーブしている説が浮上。2年くらいでバッテリー交換を検討した方がいいだろう。

更新(2017.12.21): Appleが意図的に行なっている事を認めた。ジョン・グルーバーSlashdot

更新(2017.12.22): AppleはiPhoneの性能を落とすよりももっと良い選択肢があるというWIREDの記事。この機能を公表して、オプトインさせるとか、バッテリー交換を容易にする。The Vergeの同様の記事

最古のブラックホールはめったに見られない古代宇宙を見る機会を与える

WIREDより

天文学者は、宇宙誕生後10億年、文字通りの霧と比喩的な謎に包まれた時代に関して少なくとも2つの悩ませる質問がある。彼らは霧を燃え尽きさせたものを知りたがっている。星、超大型ブラックホール、またはその両方だろうか? そして、それらの巨大なブラックホールは、どのようにして非常に短時間で大きく成長したのだろうか?

今、この時期の超大型ブラックホールの発見は、天文学者が両方の問題を解決するのを助けている。ハーバード大学の天文学部の議長であるアヴィ・ローブは、「これらのデータ全てが現れたのは願ったり叶ったりである。」と語った。

水曜日にNature誌に掲載され発表されたブラックホールは、これまでに発見された最も遠方にある。ビックバン後6億9千万年にさかのぼる。この物体の分析は、湯気の立ち込める浴室の鏡の上にヘアドライヤのように宇宙を曇りを除去したプロセスである再イオン化が、この時点で約半分完了した事を明らかにしている。研究者らは、ブラックホールはすでに太陽の質量の780万倍の重さを持つ説明が難しい事も示している。

バサデナのカーネギー科学研究所の天文学者であるEduardo Bañadosが率いるチームは、超遠方のクエーサーとなる正しい色の物体を古いデータから探し、新しいブラックホール — ガスを飲み込む超大型ブラックホールの可視のサインを発見した。チームはチリのラスカンパナス天文台にある強力な望遠鏡で順番にそれぞれの候補を観察し、候補の予備リストを順番に調べた。3月9日、Bañadosは南の空にわずか10分ほどの淡い点を観測した。生の未処理のデータを見ると、これはクエーサーの物体ではないなりすましのものと共に、クエーサーであることが確認された。それはおそらくこれまでに発見された最も古いものであった。「その夜、私は寝る事さえ出来なかった。」と彼は語った。

さらに多くの観測の後に計算された新しいブラックホールの質量が、既存の問題に加わる。ブラックホールは、宇宙の物質がそれらの中に入る時に成長する。しかし、このプロセスは光と熱を生成する。ある時点で、物質がブラックホールに落下する際に放出される放射線は、新しいガスが流入するのを阻止し、流れを混乱させるほどの運動量を実行する。この綱引きは、エディントン率と呼ばれるブラックホール成長の有効なスピード制限を作り出す。このブラックホールが星のサイズの物体として始まり、理論的に可能な限り速く成長すれば、それはその推定質量に時間的に達していない可能性がある。

他のクエーサーもこの種の早熟な重さを共有している。2011年に報告された2番目に遠いものは、7億7千万年の宇宙時間の後に20億太陽質量になると予測している。

これらの物体はこれほど巨大になるには若過ぎる。研究チームの一員ではないがイエール大学の天体物理学者のプリヤムバーダ・ナタラジャンは、「それらは稀ではあるが、非常に多く存在し、どのように形成されるかを理解する必要がある。」と語った。理論家たちは、コンピュータモデルのブラックホールをどうやって一括して作り上げるかを何年も研究してきた、と彼女は語った。最新の研究では、これらのブラックホールがエディントン成長率を上回る散発的な成長を遂げた事が示唆されている。

Bañadosらは別の可能性を調査した。新しいブラックホールの現在の質量から始めてビッグバン近くまでテープを巻き戻し、エディントン率で物質を扱うと、それが太陽質量の1000倍以上の重い物体として最初に形成されていなければならない事が分かった。このアプローチでは、初期の宇宙で雲を崩壊させると、太陽質量の数千から数万倍の質量の大きくなり過ぎたベビーブラックホールが生まれた。しかし、このシナリオでは、一般的にそうであるように、多くの星に分裂するのではなく、ガス雲が全て1つの物体に集約されるような例外的な条件が必要である。

宇宙の暗黒時代

星やブラックホールが存在する前の初期宇宙の初期では、裸の陽子と電子の混沌としたごちゃ混ぜ状態から、電子が集まって水素原子を作り出した。これらの中性原子は最初の星から発せられた明るい紫外線を吸収した。数億年後、若い星やクエーサーがこれらの原子から電子を取り除くのに十分な光を放ち、明け方の霞のような宇宙の霧を消散させた。

ネット中立性 - 再び

ネット中立性に関するジェフ・ヒューストンのエッセイ

合理的な基準によって、発展し繁栄した経済が公共通信政策の枠組みに大きな問題を抱えているのを見るのは奇妙な印象を与える。

私は、このコメントはNational Broadband Networkと呼ばれる政治問題を抱えるオーストラリアを含む多くの国々に当てはまると確信している。しかし、今回はアメリカとやや奇妙でよく変わる規制がネット中立性というコンセプトとのダンスを私は調べている。明らかに、FCCの現在の委員長アジット・パイは米連邦通信委員会(FCC)に2015年初期のルールを廃止するよう主張しており、ホワイトハウスの熱心な支持があると見られる。2015年に、FCCは電気通信法のTitle IIの電気通信事業者の規定の多くをインターネットサービスプロバイダ(ISP)に適用するよう移行した。特に、ISPは彼らが運んだコンテンツに基づいたサービスを差別化できなくなった。これは、一部の大規模なビデオ・ストリーミング・サービスにコンテンツを運ぶためのアクセス料金の一部を支払う事を強制する一部のISPによる初期の取り組みが外された。2015年の措置は他の目的の中でも、この露骨なゆすりをやめさせる事を意図したものであり、インターネットユーザからの国民的支持を受けて明らかに歓迎された。だから、なぜこの行為を今廃止するのか? 何が行われているのか?

おそらく、この質問に対する答えを見つけるには、我々は前世紀の始まりに目を向ける必要がある。

公共公益事業としての電話

アメリカを除くほとんどの国で、電話は公益事業として運営されていたサービスだった。

電話インフラへの大規模な投資は、公的借入を通じ、政府に基づく公債によって引き受けられ、これらのサービスの運営原則は差別的または略奪的な価格設定なしに全ての加入者に一貫したサービスを提供する事を中心に置いた。

米国は、テオドール・ベールの活動のおかげと、JPモルガンの財政支援を受け、1世紀と少し前に他の国とは異なる独特の道を歩んだ。「1つのシステム、1つのポリシー、ユニバーサルサービス」に原則賛同するAT&T会長のベールは、他の民間電話サービス事業者を追い抜き、それらを買収したり追い出したりして、最後に残ったオペレータとして公然とAT&Tを位置付けた。ベールは、20世紀初頭の新興の巨大企業の1つとして、USスチールとスタンダード・オイルと並んで全国の通信独占を作り出した。

巧みに歪曲された話の中で、米司法省はAT&Tという新たに現れた地位の調査の中で幅広い反トラスト規制措置であるシャーマン法を発動した時、ベールは政府に赴き、規制に同意した! 1913年のキングズベリー誓約では、AT&Tはウェスタンユニオンへの電子サービスを断念し、AT&Tは民間企業のための全く唯一の公的ミッションを提供する事を約束した。誰でも手に入れる事ができる価格で、全てのアメリカの企業と家庭に電話の驚きをもたらした。

議会は明らかに、今や公共心に富んだ独占の中のユニークな国家の実験である事に同意した。ベールの約束は、支払う意思のある顧客にサービスを提供し、運ばれるトラフィックの本来の価値とは無関係に固定料金を請求し、差別なくトラフィックを運ぶという形式でコモン・キャリッジの約束を含んでいた。

なぜ、共通配送の役割への約束が不可欠だったのか?

コモン・キャリッジと公益事業

ほとんどの国は、インフラサービスの提供は公共の機能であるという一般的な立場を取っている。言い換えれば、病院、学校、道路、鉄道、水道、下水道、電話などのサービスを構築し維持する事は、政府の施策の通常の責任であり、その役割は一般的に公益事業法人によって行われる。これらの事業体は、基盤となるインフラを構築して、結果として得られるサービスを運営するために資本を投じる。彼らは民間企業と非常によく似た方法で自身を構成する事ができるが、本質的な違いはこれらの企業は政府によって所有され、そのコストは通常政府によって引き受けられ、営業利益があれば政府に返却されるという事である。運営の原則は、全ての人の便益の目的に関連しており、通常はサービスの一般消費者全員に同じサービス費用を支払う事を可能にする構造的な相互補助を含む限り、そして企業の目的は主に株主に利益をもたらす事だが、公共の利益のためにサービスを運営する事を目的としている。経済の全ての局面は、全ての人々の利益のためにそのような共通の公共サービスを構築、維持する効率的で普遍的な公共部門の恩恵を受ける。あるいは、少なくとも公共機関による公共サービスの運営の背後にある事が従来の正説である。

輸送と通信の分野では、これらの公共サービス機能は、コモン・キャリッジの概念によって表現されている。この概念の中心には、特定の公共サービスが公共財にとって非常に重要であるため、その提供によってサービス・プロバイダは顧客の権力の位置に置かれているという事である。このサービスが独占として運営されている場合、次に独占オペレータの必然的なこの社会的権力の必然的な悪用は、政府が公共財として、正確に言えば差別的ではなく普遍的なアクセス可能な方法でサービスを提供するよう強制する拘束力のある対応を、要求する。

郵便サービスはこの活動の良い例であり、個人間の書類の運送の社会的価値は、紙の加工品の移動の価値よりもはるかに大きかった。紙に書かれた情報の運搬で生まれる価値、そしてこの価値取引の中で、郵便局は故意に立場を取らなかった。封筒は郵便サービスを通じて手紙の行程に封印されたままなので、手紙に含まれる情報の価値に関わらず、手紙を送付する郵便局によって課せられる料金は変更されなかった。

ここで大きな疑問、今日の世界では1兆ドルの大きな疑問は、どのような活動を公共部門の活動と見なすべきだろうか? どのような活動が、社会的価値が実際のサービスそのものの価値をはるかに上回る公衆に対する責任を包含しているだろうか? 別の言い方をすれば、どのような活動が、そのような市場の日常業務の移り変わり、カルテルや独占やその他の市場濫用のリスクと共に、規制されていない自由市場への規定を残す事が公共にとって危機的で、断じて擁護できないのか? 過去数世紀に渡り、飲料水、健康、教育、金融、エネルギー、輸送、通信の提供を含むこの公共サービス分野内に置かれた数多くの活動が見られた。

今、これは必ずしもこれらのサービスが公共部門の公益事業会社を通じて独占的に提供される事を必ずしも意味するものではないが、公共財の概念に関連するこれらの活動を取り巻く規制の枠組みの一貫した形態と動機がある。言い換えると、これらの活動のそれぞれは、国家経済の活動において一定の本質的役割を果たし、この重要な依存関係を反映して規制されている。

「ベール自身は、コモン・ローの正当性のどれでも同じように適切な描写を示している。コミュニティ、個人の生命や健康の保護のために、道路、水、人口集中のための衛生システム、合理的で包括的な郵便サービスなど、全てのお金を使って、全てを犠牲にして提供する必要がある。政府が運営すべきサービスと、適切な管理下で民間企業に委ねるべきサービスとの間の決定は、個人的または個々の利点とは別個のコミュニティ全体への必要性の度合によって規定されるべきである。」

ティム・ウー, マスタースイッチ: 正しい独裁者を模索するアメリカ (pp. 57-58). Atlantic Books.

今、アダム・スミスの信者とは反する考えを抱いているかもしれないが、私は、公共財のために心から行動する事を個人所有の企業に期待するのは全く愚かであると述べるジョン・ラルストン・ソウルの側である。彼らの最も重要な使命は、株主の利益のために行動する事である。これはしばしば、株主のために企業価値を高める事を意図した行動が他の全ての事柄よりも優先させる責任として表される。明らかに、公共財はそのような意思決定の決定的要因ではなく、幸運な偶然でこれらの利害が一致した場合、だが企業の利益と公益が乖離する時、企業体は株主への義務のために企業の利益で行動しなければならない。従って、次の世紀に不可避な事が起こった事は、全く驚くべき事ではないし、AT&Tは主に1913年のキングズベリー誓約に記述されている公的利益理想に対する自己規制の役割自身を捨てた。国内の電話サービスに関する規制上の役割は、必然的に政府に移った。

多くの国家の制度では、この変化は主に官僚的な規制上の役割をそれとなく示しており、米国には独自の通信官僚的な手段、すなわちFCCがある。米国は著しい訴訟社会で、官僚的決定は裁判所を通じてテストされる活動家の司法制度も備えている。ここでの紆余曲折は、官僚制度の明らかな政治問題化にある。それぞれの後任の大統領は、連邦官僚制度の幹部人事を、党政治家やへつらう党支援者の雑多な集まりとして特徴付ける事ができる人々に置き換える。このような状況は、司法制度が現行の法律や規制の下で公正さの認識に基づく官僚的な決定をアピールするためのメカニズムではなく、その時期の政治体制のやる気を抑制し、前の状況から遠く離れた針を通すための方法を意味している。明らかな結果は、米国の通信政策は政治及び司法の干渉へ過度に敏感である重荷を負うものである。

ここでネット中立性を取り巻く問題の話をしよう。

ネット中立性

AT&Tの全国的な独占は、20世紀最後の四半世紀で崩壊した。成功した独占禁止対策は、限られた期間独占が維持される地域アクセスネットワークを9つの地方に分割し(いわゆるベビーベル)、長距離通信の役割は競争的アクセスに開放された。これらのキャリアを取り巻く規制の枠組みは、米国連邦通信法のTitle IIとなるべきものも含まれていた。

しかし、電話網の規制緩和は電話の改革だけではなかった。既存企業とその後継者である9つのベビーベルのミニ独占は、ガソリンエンジン業界とは違わない立場を取っている。すなわち、通信サービスに対する代替的なアプローチが色々と抑制されている事を保証している。ガチョウが金の卵を抱いている限り、既存企業のカルテルは、別の形のタンパク質の生産を試みるのではなく、安価な卵を提供する結果になる選択肢やは全く関心はなかった! 電話業界の規制緩和は、電話に関する全ての会話であるという仮定を直接襲撃した。この業界の規制緩和は、コンピュータ通信を可能にするための全国通信ネットワークを利用したいと考えていた新しい参入者の波の前触れとなり、驚異的な新しいものを生み出すコンピュータと通信の合体に基づいて公共サービスを提供した。

例えば、このような便利なビジネスツールが導入された時のFAXを振り返ってみると、1980年代には全く異常に馬鹿げていた。我々は、コンピュータ内に存在する文書を一旦紙に印刷し、デジタル画像にスキャンし、この画像のアナログエンコーディングをリモートプリンタに送信し、このアナログ信号を印刷画像に再構成する。そして、もし紙の画像ではなくデジタル画像が必要なら、オリジナルの文書を再構築するために、光学的な文字認識プロセスを通して結果を渡す必要があった! この全ての観点から、電子メールの登場は、業界は電話以外の通信モデルを実験する自由が規制されるとすぐには抵抗できなかった。

第706条とインターネット

1990年代初頭の世界は、既存の電話事業者が反動家として認識され、電話サービスを監督した監督当局は同じ見くびったバケツに投げ込まれた世界だった。我々が出現したインターネットを既存の電話企業に殺されないよう求めるなら、インターネットを保護する必要があった。起業家やベンチャーキャピタルの進出を奨励する必要があった。我々は、公衆通信分野はのリスクのある実験を提案する能力を必要とした。そして、インターネットの活動の規制の重荷として見ていたものをぶら下げる事なくそうした。インターネットは、米国通信法の枠組みの中で付加価値サービスと位置付けられた。この法律の第706条は、インターネットインフラへの民間部門の投資を促進する事を目的としており、インフラ投資の動機として、経済的リターンの期待を見出した。

その目的は、ブロードバンドインフラにおける投資とイノベーションのいわゆる好循環を可能とし、更には促進を可能にする事だった。これは、規制されたプロセス、アクセスサービスの負担なく、アクセスの申し出の更なるイノベーションを妨げるものではない規制遵守の重荷として見る事無しに、ブロードバンドサービスにおける同様の多様な可能性を持つ多様で様々な投資モデルを可能にする事を意図していた。第706条は、Title IIの共通のキャリアオプションよりもはるかに面倒なプロバイダの契約を提示したが、同時にネット中立性や差別のない慣行に関する保護はほとんど無かった。実際、第 706条の解釈の1つはインターネット・アクセス・プロバイダは、Title IIが防止妨げる事を目的としているのと全く同じ方法で、様々なコンテンツ・プロバイダに様々な料金を課す事ができるという事である。第706条の規定は、この意図された枠組み内の特定の形態のサービス品質に関するものであり、事実上、トラフィックの差別的処理を記述するための上品な婉曲な表現である。この条文では、差別的な行動のいくつかの形態を特定して排除する事を意図した文言もある。また、これらのキャリアがディファレンシャル・サービス・フレームワーク内のコンテンツフローに様々なサービスグレードを課すこれらのキャリアの能力とどのくらい一致するのか明確ではない。

キャリアの中立性の全体目標の中で、キャリアが特定のコンテンツの配信を自由にコントロールできるようにするこの認可された能力は、オープンで中立でアクセス可能なインターネットアクセス基盤と正反対の概念である。

当時の考えは、この斬新で刺激的な活動への民間部門の投資を奨励するために、我々が既存の電話事業者に適用したのと同じ規制当局の重みでそれを負わせるつもりは無かった。当時の考えは、このベンチャーがどこにどのように我々を導いてくれるか分からなかったが、我々は探して求めていた。この観点から、規制の枠組みを制約する事は、政府の完全に間違った対応だった。

しかし、起業家の関与は主として実際には日和見主義的であり、日和見主義はライフサイクルが短い。大きなアクターが関心を表明し、その活動に参加するためにかなりの資金と資源を再配備すれば、その規模と能力は大部分の資本所得の低い資本家に大きく影を投げかける。「Get Big or Get Out!」はプロセスの次の一歩である。そして、これがインターネットの実情で、この業界の予測可能な統合なその後何年にも渡って見られる。

しかし、統合はまた新興市場の中で安定性に期待している。この期待をインターネットの実験に適用すると、インターネット・アクセス及び配送インフラへの投資全てを行なった後で、配送事業者はサービスを単に運営するだけでこの投資のコストを高額ボーナスと共に回収する事ができる。電話と同様に、技術はコストを引き下げ続けると予想し、若干でも居心地が良いキャリアは市場価格を変えないようにするだろう。その結果は、豊かな未来に大きな利益への期待である!

しかし、結果的には、インターネットのサービス・プロファイルが一定であるという前提は明らかに誤った仮定だった。ストリーミング・ビデオが支配を増やし、ビデオ世界の中での4Kビデオの台頭により、これらの大容量ビデオストリームが配送ネットワークの内部容量に影響を与えていた。顧客はインターネットサービスで同じ金額を支払っていたが、実際には大量のデータをネットワーク経由で引き出していた。ネットワーク運営者が一貫したレベルの通信品質を維持したい場合、収入の中での増大を補う事なくネットワークインフラ容量への更なる投資を見込む事に直面した。さらに悪い事に、ビデオストリーム会社は配送ネットワークの品質に関する計測値を公開し始め、エスカレートする需要に合わせるための能力にそのペースを合わせるよう事業者に求めた。

この状況の1つの可能な解決策は、これらの大容量ビデオストリームを生成しているコンテンツ・プロバイダがコンテンツを配送ネットワークを介して顧客に渡す際に割増料金を支払うよう強制する事だった。そして、その支配力レベルを提供する最善の方法は、彼らが降参するまでサービス品質を落とす事だった。このような強要の粗雑な形式は、2012年の韓国通信とサムスンとの間の紛争が動機になっているようだ。韓国の紛争は、明らかにサムスンの手助けで解決されたが、2年後にNetflixとComcastとの間で同様の紛争が起こり、NetflixはComcastにNetflixビデオストリームをサポートするためのアクセス料金を支払った。

当時の緊張は、配送事業者によるギャングのゆすりたかりとして様々な形で描かれていた。彼らがコンテンツ・プロバイダからの機会費用を奪い取っている限り、エンドユーザを人質に取ったり、コンテンツ屋が貪欲に悪意のある行為をしたりして、大量のコンテンツを無料で配信しながら、以前の配送業者に責任を引き渡す。

ネット中立性とその結果

FCCの2015年のISP再分類は本質的に配送事業者であるインターネット・サービス・プロバイダを再分類した。最も直接的な意味は、配送事業者がコンテンツ・プロバイダからアクセス料を引き出すのを効果的に防止でき、全てのコンテンツを公正かつ差別的ではなく扱わなければならないという事だった。実際の結果は、これらの大容量データフローの導入に対応するため、ネットワークのアップグレードが必要な場合、配送事業者であるオペレータはこれらのコストを吸収するか、顧客に転嫁する必要があった。プロバイダのほとんどは前者の選択肢を取ったが、それほど意欲的ではなかった。

この再分類は多くの評論家から歓迎されたが、FCCの現在の委員長であるアジット・パイを含むFCCの命令には批判があった。これは、サービスの自由でオープンなマーケットの運営と、ブロードバンド・インフラへの民間部門のさらなる投資の阻害要因としての機能を果たすと見られ、反対された。まさに、このような雑なゆすりの基準は、国家規模でのブロードバンド・アクセス・インフラの供給に弊害をもたらすと描かれる可能性があり、私が単純に理解できない論法である。しかし、Comcastのように政治家へのロビー活動に十分なお金を費やすと、文字通り何かが合理的であると描かれる可能性があると私は思っている。

第706条のISP節の復活の支持者は、これが事業者にブロードバンド製品の提供をより迅速かつ安価に提供するのを促すだろうと主張している。米国ではブロードバンド・インフラへの投資が減少しているようであり、Title IIは配送事業者がインフラ投資を積極的に行う事を妨げているという主張である。彼らは、コモン・キャリッジ基準を廃止する事で、以前の投資環境を回復し、業界が配送インフラへのさらなる民間投資を行うインセンティブを創出すると主張している。

はっきり言うとISP部門でのコモン・キャリッジ規定の提供が公共の利益に有害であると言うこの論法の問題は、このケースではレトリックが沢山あるが、実データが不十分である。

インターネットでの通信キャリアの役割は近年衰えている事は事実である。しかし、このような富の減少を活動の規制分類に結び付けるのは、論拠の見掛け倒しの姿勢である。ここにはさらに深い変化が存在し、それは配送主体とコンテンツ主体が相互に満足と安定した関係に達する事が出来ず、ユーザの期待に関して一部だけである。この根底にある変化の結果は、公共のインフラの範囲から通信配送機能の大部分を奪い、従来の規制監督とは別に民間の手に委ねる事である。

ユーザとして、我々は全てより速く、より能力の高いインターネットを望んでいる。ただし、我々は安価なインターネットも望んでいる。オリジナルのアプローチは、ネットワークを使用してユーザをサービス配送ポイントに運ぶ事だったが、このアプローチの問題点は、距離が遅延を引き起こし、遅延が原因でユーザに遅いサービスと認知されるという事である。あなたはどのようにしてネットワークをより高速なネットワークのように見せ掛けるだろうか? 確かに、ネットワークの帯域幅が増えれば役立つだろうが、サービスポイントからコンテンツを配信するにはユーザに近い事が、エンジニアリング・ネットワーク・サービスにとって重大な変更となる。言い換えると、コンテンツをより高速にするための明らか方法は、できるだけ多くの配信機能をバイパスし、コンテンツをできるだけユーザに近づける事である。コンテンツ配信システムの容赦ない増加に伴い、コンテンツはユーザに近付いている。これら高度に分散された受付けコンテンツサービスポータルを受けてバックエンドのコンテンツ配信ネットワークの台頭も見られている。

ここでは今日のネットワークで目にしている変化の第2部を紹介する。コンテンツ配信ネットワーク(CDN)は、公共の配送サービスの使用することから離れており、代わりに独自のプライベートネットワークを構築している。コンテンツは大きな収益を生み出しており、これらの事業者の多くは、この収益源の一部を使用して自ら運営する配信ネットワークを構築している。この変化は過去5年間で、主要な海底ケーブル・プロジェクトのほぼ全てがコンテンツ配信事業者によって、直接資金調達されて来たという事がこれまでにあった。公共配送部門は、長距離配送の予測需要が顕著に増加していない一方で、コンテンツ部門は正反対を描いており、特定用途の民間でコントロールされる配送容量を要求し、今後5年間は活力ある成長が予測されている。

おそらく、配送屋とコンテンツ屋が目に見える形で道を分ける事ができたのは、規制体制の失敗である。おそらく、コンテンツが既存の配送サービスの提供を迂回し、基本的な帯域幅サービスを確保し、残りのサービスを自社内に構築する事で、コンテンツが利益を最大限享受すると思われる場合、その失敗を雄弁に物語っているかも知れない。またおそらく、各CDNが独自の配信インフラを構築するため、非効率性の原因になる。そして、この非効率性は最終的にCDNのコストとコンテンツを引き合わせる必要のある収益目標に反映される。

国全体の通信政策プロセスが観戦スポーツになるのは決していい事では無い。著しく政治化された官僚主義と介入主義の司法制度の両面で、共同作業の概念は相対的な優位性を活用するために自由に使える手段を用いた敵対的な活動に取って代わられる。個々のアクターは、彼らのサービスが他のものにあまりにも依存し過ぎると、不必要に暴露されていると感じている。コンテンツ事業者は、彼らの頼りにするのはいつどこでも彼らができると感じる時は唯一の手段は配送サービスの周りに構築する事だと感じている。そして、配送事業者は彼らが阻害されているという印象を得るにつれて、彼らはいまだ可能な自分たちの地位を悪用する事が許容される基準を擁護する政治的、司法的なプロセスを頼りにしている。

これは決して終わっておらず、ラストマイルは競合する利害が衝突する発生地のままである。個人的には、規制緩和されたオープンマーケットが、公益事業と同じ目的で機能する成果を自然に求めるという自信はほとんど持っていない。

同様に、私は政府の制度への信頼はほとんど持ってない上、この部門では企業利益によって支配され、公共の利益に真の公益性をもたらす手段が何であるかという未解決の理解力も持っていない。代わりにこのかつての公共の場の民間部門のさらなる開発への残りの障害を緩和するための努力に大部分を費やすつもりだ。

ネット中立性がインターネットのために真のコモン・キャリッジ体制を作りたいという切望の現れを間接的に表現したものであるなら、私は目的を達するためTitle IIの規定を上回る一切合切掛かる事を恐れている。しかし、私はそこにあるかも知れない何を望んでいる事さえ分からない。National Broadband Networkでのオーストラリアの経験は、政治的なフットボールゲームと大差はないと特徴付けられる。これはオーストラリアのあらゆる家や企業に高速サービスを提供し、老朽化した銅線網を光ファイバーケーブルサービスに置き換える事で、全国の通信インフラを再活性化するプロジェクトだった。プロジェクトは公共部門プロジェクトであり、サービス・プロバイダは本質的にこの公共インフラ全体に渡る小売販路である。これは、コモン・キャリッジ・インフラの典型的な例である事を意図していた。ビジョンは壮大だったが、現実ははるかに厳しいものだった。実際の現実に直面すると、必然的にプロジェクトのコストは上昇し、仕事を適切に完了するために公的資金をさらに増やすという政治的意思はかなり失われた。

ただ魔法を欲しいだけかも知れない。我々は、地球上の全ての住宅に複数の4Kビデオ・ストリーミング・サービスを提供できるインフラ・サービスを求めている。我々はコモン・オペレーティング・プラットフォームへのソフトウェア・アップデートの終わりのない5ギガバイトのバンドルに簡単に対処できる能力のあるインフラを求めている。我々はそれを全て求め、我々は本当にそれを支払う事を望んでいない! だから、そう、我々は魔法が欲しいのと同じようにネット中立性を望んでいる。素直に言うと、私は両方とも単純に達成できないと思っている。