6/30/2016

VIRL July 2016リリースについて

昨日、Webinarが開催され、次期VIRLの機能が紹介された(Youtube)。

  • Dockerのサポート
  • リモートサーバのローンチインタフェース: Packet.netにホスティングされたVIRLサーバへの接続がシンプルになる
  • ネットワークダイアグラムのグラフィック要素
  • VM Maestroの統合キャンバス
  • VM Maestroのノードメニューオプション
  • アイコンセットのアップデート
  • liveness検知とレポートの拡張
  • システムアップグレードと設定ワークフロー
  • 必要なトポロジー容量のチェック
  • トポロジーノードの数え方の変更: シミュレーション単位からノード単位へ
  • UWMシステムコンソール
  • 協調的パケットキャプチャー: UWMコンソールでの操作が簡単になる

新しくサポートされるイメージは次の通り。

  • IOS XRv 6.0.1
  • IOS XRv 9000 6.0.1
  • Coreos (Dockerサポートが必要)
  • IOL (IOS Linux)
  • IOL-L2

VIRL 1.0.26と1.1.1はアップグレード可能。それより古ければOVA/ISOによるフルインストールになる。

アルビン・トフラー死去

「未来の衝撃」や「第三の波」の著者、情報化社会を予言したことで知られる未来学者のアルビン・トフラーが亡くなった(87歳)。

クリントンのテックプランはシリコンバレーの欲しいものリストに見える

Slashdotより。IT業界はトランプよりクリントンなのだろうが、このプランで彼らの支持を確実なものにしたいという露骨な政策ということかな。

USAトゥデイのジョン・シュワルツは、「テック業界が気に入る大統領候補について根強い不安感があるとしたら、ヒラリー・クリントンはシリコンバレーの欲しいものリストのように読めるTech Planで問題を片付けようとしている。2020年までに高速インターネットを全家庭に接続すること、規制障壁を減らし、ネットの中立性規定をサポート(プロバイダが通信ブロックやコンテンツを遅くすることを禁ずる)することを求めている。コンピュータサイエンスやエンジニアリアング教育への投資(今後10年で5万人のコンピュータサイエンスの教師を増やすための民間セクターと民間公益組織を約束している)、5Gモバイルデータの拡張、もっと空港や駅での安価なWi-Fiを作ること、理数系学位を取得した外国生まれの卒業生へのグリーンカードの発行を提案している。」と書いている。

Computerworldは特に理数系学位(STEM)を取得した外国人学生とのグリーンカードの発行について議論している

大統領として、ヒラリー・クリントンは高度な理数系学位を書くとした外国人学生へのオートマティックなグリーンカードあるいは永住権を支援するだろう。民主党大統領候補のクリントンは理数系の修士や博士課程の学位の卒業生をグリーンカードで留めおきたいと考えている。クリントンは今日公表した広範囲なテックポリシー課題の計画を説明した。クリントンの主要なアイデアは新しいものではない。マット・ロムニーが2012年に共和党の大統領候補だった時に支持されたものだ。2大政党は議会で支持をしたが、主要なアイデアは論争を呼んだ。評論家はこの条項はコントロールが難しく、年齢差別を助長し、ITの賃金に圧力をかけるだろうとと語った。

Hacker NewsTechCrunch JP

6/28/2016

プログラミングフォント

何度も議論されているプログラミング向けのフォントについての記事。XcodeのエディタのフォントはMenloである。

良いプログラミングフォントの選択基準

私には良いプログラミングフォントの選択基準があります。これらの基準にミートするタイプフェイスがうまくいきます。

等幅

プログラミングの歴史は等幅の書体の必要条件を作ることです。等幅の書体とは何でしょう? 全ての文字(グリフ)が同じ幅を持ちます。

なぜ、プログラミングに幅が可変のフォントを使わないのかという根本的な理由はありませんが、プログラミング芸はグラフィックモードを持たない端末の時代から 構造を伝達するためにインデントを使っています。

構造としてのインデントは等幅がうまく機能します。

問題のある記号間の違いを明確にする

幾つかの記号は簡単に混同され、通常コンピュータ言語の中で使われます。例えば、

0O l1 Z2 S5 G6 B8 71 lI vy

あなたが選択した書体で一連の文字をタイプして、それらの記号間の曖昧さがないかどうかを確認する方が良いです。

シンタックスハイライト

シンタックスハイライトは一般的になり、しばしばエディタやIDEの必要な要素になっています。時々、キーワードの色を変更しない、あるいは文字のスタイルを変更した時に、小さな問題を見かけます。

エディタのテーマは太字あるいはイタリック体を依存すると、あなたが選択する書体がそれらの選択であることを確認します。

書体

いくつかのアプリケーションには、小さなサイズで使ってもまだ可読であり続ける書体を持つことが望ましいです。

一つの例は、ログを調べるデバッグ時の問題です。可読である限り、できるだけ書体のサイズは小さい方が使いやすいです。そうすればスクリーン上にたくさんのテキストを収めることができます。

プログラミングフォントの調査

前節のシンプルな基準を持って、私は等幅フォントの書体の展望を調査し、各書体をコメントしました。書体のサンプルを含んでいるので、あなたは好き嫌いを決めることができます。フォントを気に入れば入手のためのリンクも含んでいます。

もし、何を選択したらいいか分からないなら、Inconsolataを使って下さい。私が使っているフォントです。

Bitstream Vera Sans Mono

Bitstream Vera Sans MonoはVeraファミリーの等幅フォントの書体で、2002年にJim Lylesがデザインしました。とても寛大なライセンスで、Gnomeデスクトップ環境の一部としてほとんどのLinuxディストリビューションに含まれています。

クリアな形(グリフ)と混乱が非常に少ないとても良いプログラミングフォントです。2003年には小さいサイズでのより視認を良くし、行間を狭めるために再デザインされました。

ここから自由にVeraファミリーのすべてのフォントを得ることができます。

Consalas

Microsoftがタイポグラフィについて興味を示し始めた際に、発注されたフォントです。ClearTypeと共に2006年のことでした。Calibri (Microsoft Officeのデフォルトの書体として評判の悪いArialを置き換えた)もデザインしたLuc de Grootによってデザインされた書体です。

Consalasはとてもいいです。BBEditのメーカがOS Xのエディタと一緒にライセンスしました。

Consolasの大きな利点の一つは、普通の書体に加えてイタリック、ボールド、ボールドイタリックがあります。

私はConsolasが大いに好きです。もし、ファンキーな疑問符がなければ、私のお気入りのフォントに簡単になっていたでしょう。

Windowsを持っているなら、フォントはすでに持っていて、ライセンスを買うことなく使うことができます。OS XのユーザでもMicrosoft Officeがあれば利用可能です。さもなければ、ここで1書体あたり49ドルでConsolasを買うことができます(全書体は149ドル)。

Inconsolata

InconsolataはRalph Levienによってデザインされたオープンソースのフォントです。Inconsolataからひらめきを受けて描いています。Inconsolataがリリースされた際、イタリックやボールド体がありませんでしたが、Googleフォントに加わった時、ボールド体が増えました。まだイタリック体がないので、シンタックスハイライトにイタリックを使っているなら、これを選ぶことはできないでしょう。

ここあるいはGoogle FontsからInconsolataをダウンロードできます。あとで作られたボールド体もダウンロードすることを推奨します。

Inconsolataは私のお気に入りのプログラミングフォントで、私がどこでも使うフォントです。

Droid Sans Mono

書体の全ての"Droid"ファミリーはAndroidプラットフォームのためにAscender CorporationSteve Mattesonによってデザインされました。

GoogleがAndroidを買った際、とても寛大なオープンソースライセンスでそれらをリリースしました。

Droid Sans Monoは私の意見では致命的な欠陥があります。"0"と"O"の形が似ているため、とても混乱します。

もし、まだ欲しいと思うなら、ここからダウンロードできます。

Hack

Hackは2015年にChris Simpkinsによってデザインされたオープンソースのフォントです。単に寛大なライセンスを持つだけでなく、フォントのソースコードもオープンソースになっているという興味深いフォントです。あなたはハックできるわけです(わかります? ハックして下さい)。

もし、Hackが2階建ての小文字'g'を持っていれば、私はおそらくこれにスイッチしているでしょう(私は2階建ての'g'が大好きなのです)。誰かが2階建ての'g'を加えてくれることを切に望みます。そうすれば、Inconsolataからスイッチするでしょう。

ここからHackをダウンロードできます。

Menlo

MenloはVeraファミリーも設計したJim Lylesによってデザインされたもう一つのフォントです。OS X Snow Leopardと一緒に初めてリリースされました。Bitstream Vera Sans Mono書体をベースにしています。

Drang博士が2009年にMenloとBitstream Vera Sans Monoをとても詳細な比較を書きました。二つのフォントはほとんど同一です。

OS X "Snow Leopard"あるいはそれより新しいOS Xを持っていない限り、Menloを手に入れることはできません。Mesloと呼ばれるオープンソースのフォントがあり、それを試すことができます。あるいは単にBitstream Vera Sans Monoを使って下さい。重ねて言いますが、ほとんど同じです。

Monaco

Monacoは2004年のSnow Leopardがリリースされるまで、OS Xのデフォルトの等幅書体でした。AppleのSusan KaraとKris Holmesによってデザインされました。

Monacoの独特の特徴の一つは丸みのあるカッコで、連続して打ち込むと円のフォームになります。鍵カッコは四角になります。間抜けな感じがします。個人的にはコーディング時にとても気が散ります。

ライセンスについての情報は見つかりませんでした。MonacoはまだOS Xにありますし、Macを持っているなら使うことができます。さもなければ、ここにインストール方法が紹介されています。

Source Code Pro

あなたは長年タイポグラフィーに関与している企業をご存知でしょうか? Adobe社です。2012年にSource Sans Proを、のちにSource Code Proをオープンソース化しました。これらの書体両方とも、Paul D Huntによってデザインされました。

Source Code ProはSource Sans Proの新バージョンです。古いフォントを使う理由はありません。

AdobeのエディタBracketsはデフォルトでこの書体を使います。

私はかなり実直な選択肢だと思います。2階建ての'g'を持っていますし、お気に入りの短いリストにあります。

まとめ

当面、私はInconsolataを使い続けます。私はConsolasより細く感じるもの、疑問符が良いものが欲しいです。2番目の選択肢はくどくど言いますが1階建ての'g'を持つHack、あるいはSource Code Proです。

私はこの記事が良いプログラミングフォントを選択するための手助けになることを望みます。もし、一日中コンピュータの画面を凝視しているなら、なぜ目に優しいもの作ってはどうですか?

私がフォントを見逃していたら知らせてください。ここに加えるでしょう。

その間に、あなたのソースコードは美しく、バグフリーになるでしょう。

6/23/2016

iOS 10のカーネルが暗号化されていない

公開されたiOS 10のベータ版のカーネルが暗号化されていないと話題になっている。単なるミスか、バグを発見するための意図的なものか...

なぜ、Appleが突然そのコードを公開したのか理由は明確ではない。セキュリティグループの一つの仮説は、Jonathan Levinが言うには、Apple内部の誰かが「とんでもない大失敗」した。しかし、彼とセキュリティ研究者のMathew Solnikの二人は、故意かもしれないと考える理由があるという。コードを詳しく調べることを多くの人に勧めることが、より多くのバグをAppleに明らかにし、それらを修正できる。

SlashdotHacker NewsDarling Fireball

更新 (2016.6.24)

Appleは「カーネルキャッシュにはユーザ情報は含まれておらず、暗号化しないことで、セキュリティに妥協することなくオペレーティングシステムのパフォーマンスを最適化できる」と発表した(9to5mac)。

6/22/2016

OpenAIの技術目標

イーロン・マスクらが設立した人工知能を研究する非営利団体OpenAIの「技術目標」が公開された。

OpenAIのミッションは安全なAIを作り、AIの恩恵が広くそして均一に可能な限り分け与えられることを保証することである。我々は大きなコミュニティの一部としてAIを作ろうとしている。そして、計画やこの先の可能性を共有したいと考えている。組織のガバナンス構造を結束させることにも努力しており、今年後半には我々の考えを共有できるだろう。


我々の測定基準 (Our metric)

知性の測定基準の定義は扱いにくい。しかし、我々は進展具合と研究のピントを測る基準を必要としている。従って、エージェントが幅広い環境下でユーザの意図した目的をいかによく達成できるかを計測する実際の基準を作っている。

目標 1: 進展具合を測る

測定基準は、ゲーム、ロボット工学、言語ベースの仕事を含む統一されたアクションと観測空間を持ついろいろなOpenAIジム環境から構成される(そして、一つのエージェントがそれら全てを渡ることができる)。我々の実装は時間とともに進化するだろう。そして、コミュニティを維持し続け、この先も更新していくだろう。

我々の研究

研究の幅のかなりの割合は基礎研究に費やされている。我々は特に現在の世界観にうまくフィットしていない点で常に新しいアイデアを開発しテストしている。これは重要である。最新のアイデアは長期目標を達成するのに十分ではないだろう。

個別のプロジェクトの周りにチームも作っている。その目的はまさにこれらの問題を解決するわけではないが、プロセスの中で一般的な学習アルゴリズムを開発できる。これらのアルゴリズムは測定基準に準ずる能力を持つエージェントを作るのに役立つだろう。これらのプロジェクトは、

目標 2: 家庭ロボットを作る

我々は基本的な家事を行う物理的ロボット(すぐに使えるもの、OpenAIは製造しない)を可能にするために研究している。特定の作業に対しては既存の技術が存在する。しかし、最終的に多目的のロボットを作るのに学習アルゴリズムが十分に信頼できるようになると思っている。全般的に、ロボット工学はAIの多くの課題に対して、素晴らしいテストベッドである。

目標 3: 便利な自然言語の理解力を持つエージェントを作る

我々は言語で指定された複雑なタスクを実行でき、曖昧な場合にタスクについてわかりやすく説明してくれるよう求めることができるエージェントを作る計画だ。今日、質問応答構文解析機械翻訳のような管理された言語タスクのための有望なアルゴリズムはある。しかし、会話を持つ能力、文書を完全に理解できる能力、自然言語で複雑な指示を理解する能力のような高度な言語学上の目標はない。我々は、これらの問題に取り組むための新しい学習アルゴリズムやパラダイムを開発するつもりである。

目標 4: 一つのエージェントで幅広い色々なゲームを解決する

我々は初めの測定基準に色々なゲームを解決するのに十分な能力があるエージェントを訓練することを目標としている。ゲームはとても多様性のある仮想の小さな世界で、ゲームをプレイするための学習は発生モデル強化学習の大幅な進歩を要求するだろう。(我々は過去数年でこの分野で印象的な結果を生み出したDeepMindの先駆的な仕事によってインスパイアされた。)


我々のプロジェクトと基礎研究全てが主要部分を共有するし、進展は他の人たちのために役立てたいと考えている。お互いが目標解決の異なる面を捕らえ、我々の測定基準を著しく進展させるためにその可能性が選ばれた。

我々はこれらのプロジェクトをまだ始めたばかりである。そして、追加データを得ることで、細部は変わるかもしれない。時間とともに新しいプロジェクトを追加するつもりでもある。

Hacker NewsSlashdot

6/18/2016

TCP Fast Openの導入結果

AppleのエンジニアがNANOG 67でTCP Fast Open (RFC 7413)をサポートした結果を発表している。TCP Fast Openをサポートすることで、遅延を短くなり、ユーザ体験が著しく改善された。しかし、ファイアウォールや侵入検知システムが邪魔になったそうだ。それは、ミドルボックスが知らないTCPオプションを削除したり(TFOが使われない)、パケット自体を落としたりといったミドルボックスの問題が明らかになったとのこと。ミドルボックスの問題で、TFOがうまく働くのは80パーセント程度とのことだ。

Hacker News

6/15/2016

人間中心のインターネットの紹介

インターネットの父、ヴィントン・サーフによる人間が中心にあるインターネットという考え方の紹介文。

人間中心のインターネットはユーザのための便益増大に向けて着実にインターネットが進化することを目的とした構想である。

インターネットへのブロードバンドアクセスは、ストリーミングビデオ、ビデオ会議、大規模なデータレポジトリへのアクセス、CPUパワーなど多くのアプリケーションを利用可能にすることが広く認識されている。最新のシミュレーションを含む低レイテンシーのアプリケーションはブロードバンドアクセスによってやりやすくなる。国連の戦略開発目標は持続可能で手頃な価格のブロードバンドインターネットアクセスの幅広い推進を普及させると同時に、特に人間中心のインターネット構想がインターネットのアプリケーションの有用性や地球上の数十億の人々の生活を改善するための情報を高めることに努力している。

インターネットが招くパーミッションレス(permissionless)なイノベーションはインターネット人口を伸ばすことに主眼に置いているにしても、イノベータの貢献は大きな要素である。数十億のユーザはスマートフォンを通じてのインターネットの利便性が初体験となっている。そしてますます広がるブロードバンドアクセスで、タブレットやラップトップや他のデバイス、幅広いアプライアンスを通じて利用されるようになってきている。

人工知能を使ったサービスがクラウドコンピュータの中で現実となってきた時代に我々は入っている。インターネットは、コンピュータリソースが近くになくても極めて高度なアプリケーションにアクセスすることを手助けする。情報がインターネットの中に蓄積され、ますます複雑で洗練された処理手法がネットワークのデータ価値を高めている。例えば、3Dプリントは新しいデザインやデバイスを創作する手段を発明した。デバイスのデザインデータをネットを通じて送り、エッジで創作され、レシピによって組み立てられる。

今や知識やノウハウへのアクセスが増大する時代にあり、経済成長のための新しい機会を提供し、地球規模での福祉を改善する。人間中心のインターネット構想に関与している私たち全員がこのニュースレターの中の役立つ情報を発見すること、インターネットとそのリソースから高度な価値を供給することに我々が参加する満足いく方法を発見することを期待している。

Hacker News

6/14/2016

macOS Sierraはコード署名無しアプリを許可しない?

macOSのベータ版のシステム環境設定のセキュリティとプライバシーを開くと、ダウンロードしたアプリケーションの実行許可から、「すべてのアプリケーションを許可」が無くなっているとのこと。コード署名の無いアプリは動かないのか?

Macos sierra control panel

Hacker News

更新 (2016.6.16)

署名なしアプリは、右クリック開くで実行できるそうだ(9to5mac)。

ルータの終焉

巨大なルータはハードウェア的にもソフトウェア的にも終わっているという考え

私はルータとの初めての出会いを思い出すことができます。それは私が大学の新入生だった1993年の時で、ネットワーク管理者が新品のCisco MGSを受け取り、64Kbpsの専用線を使ってオーストラリアの学術ネットワーク(ACONet AS1853)に接続した時のことです。それは地球の隅々まで情報を取得するのにtelnetやftpできる魔法のような技術の一つでした。

Cisco mgs router

その後、ルータは大きく進歩しました。フォワーディングプレーンは、シングルCPUからマルチCPUへ、専用のIP検索チップから専用のIP検索チップのファブリックへと成長しました。ここ20年で、ネットワーキング機器ベンダーはインターネットサービスの急速な採用や帯域を必要とするアプリケーションに対する需要に対応することが困難な時代になりました。サービスプロバイダはネットワークの投資をマネタイズすることに苦心し、付加価値サービスの構築を助けるようネットワーク機器ベンダーに求めました。それ以後、MPLSに基づく幅広いレイヤ2/レイヤ3サービスが現れました。それら全ての機能がインターネットサービスプロバイダに提供するほとんど全てのルータの一部になりました。

ルータベースのネットワークサービスの批判、追加ばかりで機能を削除しない、ムーアの法則の進展がこれ以上続かないことを顧客に伝えずにルータのコストを釣り上げているが主張されました。ジェームズ・ハミルトン(AWSのエンジニア)はその考えを、Amazonの顧客へのコンベンションAWS re:invent 2014で「ネットワークは反ムーアである」と説明しました。それにはいくつか真実があります。それでは結果的にネットワーク機器を反ムーアに転換させている"膨張(Bloat)"の様々な側面を探ってみましょう。

ハードウェア・バッファ・ブロート

64Kbps時代に育ったせいか、私はルータが効率的なバッファを持たなければならないと教わりました。あなたが誰に話すかによりますが、その効率的という用語は大きく意味が異なります。スタンフォード大学の2004年の素晴らしい論文「Sizing Router Buffer」では、研究者は2000ミリ秒と同じ深さのバッファを観測しました。インターネットが低帯域幅サービスで百のオーダーのフローの時代であれば、明らかに役に立ちました。しかし、典型的なインターネットバックボーンのリンクで10Gbpsのスピードと1000万のフローの多様性を持つようになり、TCPの信号の欠落で信頼できなくなってきました。しかし、ほとんどのルータはまだ100Gbpsの回線で、100ミリ秒のバッファの深さをサポートしています。計算すると、100Gbps * 100ミリ秒 = 10ギガビット = 1.25ギガバイトとなります。別の言い方をすると、ルータには100Gbpsポート毎に1.25GB DDR4 RAMが必要となります。

インターネットバックボーンのトラフィックパターンで滅多には働かない機能(輻輳検知)のためにもっとも高価なメモリを持っています。"バッファブロート"の欠点は、このメモリが外部メモリとして実装するのに必要なハードウェアコストとしては、一つでもとても大きな要因になるということです。そして、外部I/O、電力や空調のコストをアップさせます。

ハードウェア・フォワーディング・テーブル・ブロート

ルータのデータプレーンの二番目の大きなコスト要因はフォワーディングテーブルのサイズです。今のハードウェアはIPv4、IPv6、MPLSのフォワーディングテーブルにはおおよそ200万相当のフォワーディングエントリを保持できます。それらのフォワーディングエンジンのデザインは2つの考えで動作しています。

  • 一つのフォワーディングエントリは大量のトラフィックを消費できます。一つのプレフィックスはリンクの全帯域を消費するかもしれません。今日、コンテンツ・デリバリー・ネットワークとかWeb 2.0企業として、幾つかのIPvプレフィックスだけでインターネットトラフィックの巨大な部分を引き付けているのが実際です。
  • 全フォワーディングエントリが全リンクの帯域を運んでいるかも知れません。これは今日では明らかに正しくありません。完全に有機的なシステムであるインターネットは、そのプレフィックス毎のトラフィックの曲線は指数分布を見せています。NANOG64で、ブライアン・フィールドはComcastのバックボーントラフィックのパターンを解析し、下記がプレフィックス毎のトラフィックの分布です。
Traffic per prefix distrib

テーブルは、パケットフォワーディングチップが根本的に異なる設計になるべきだと示唆しています。全てのIPフォワーディングエントリ相当を処理するより、様々な速度とコストで作られたレベル1、レベル2、レベル3を持つメモリ階層を持つ現代のコンピュータデザインに匹敵するメモリキャッシュ階層を作ることを考えてみて下さい。現代のルータのデータプレーンがいかにコストを無視して作ってきたかを説明するため、もしメインメモリがL1 CPUキャッシュを追加したら、ラップトップのコストがいくらになるか考えてみて下さい。現代のIPルータがしていることはまさにこれです。全てのフォワーディングエントリは高速であると考えていますが、現実のバックボーントラフィックデータの分析から、その必要はないことを語っています。実際には、今日のフォワーディングテーブルは10倍ほど大き過ぎるのです。

いいニュースは、ハードウェアブロートは変更するのが極端に難しくないことです。通常、顧客はその時に必要なことだと自覚すると、次世代のフォワーディングハードウェアは簡単にダウンサイズできます。しかし、ネットワーキングソフトウェアは異なる問題の類です。

ソフトウェア特性ブロート

何が業界の支配するソフトウェアデリバリモデルの中で壊れているのかについて結論を出す前に、どのようにソフトウェアが構築され、拡張され、時間をかけてメンテナンスされてきたかを分析してみましょう。ベンダーAがネットワーキングソフトウェアの一部、仮にルーティングソフトウェアと仮定してみます、の拡張可能な実装を行ったと考えてみます。徐々に、サービスプロバイダである顧客は他のプロバイダよりも役立つあらゆる種類の追加要求をを考え出します。普通、追加要求は最初に試作され、評価され、メインのコードの中にマージされます。基本的な問題はここで、幾つかの機能をデフィーチャーして、マージするわけではないということです。顧客が欲するものを特注するわけではありません。また、パッケージを組み合わせることができるパッケージマネージャはありません。必要としないパッケージをアンインストールすることができるコンポーネント構成もされていません。次の例えを考えて下さい: あなたはレストランに入ったけど、渡されるメニューがないのです。長い間待っていると、次に大家族向けの12の皿がサーブされます。あなたは実はサラダとチキンが好物なのですが、これが"誰もが欲しい味"としてお皿いっぱいを支払う必要があるのです。"そのソフトウェアは使えないだけで、何も役に立たない"と異議を唱える人がいるでしょう。しかし、それは単に話の一面です。ネットワークベンダーは使わないコード部分を永久にメンテナンスする必要があるということを肝に銘じて下さい。従って、これらは常にあなた不要なものを含む全ての機能の中で干渉試験を行うさらなる機能統合をするための永遠の税金です。それではどのようにソフトウェアをデフィーチャーしたらいいのでしょうか?

Monolithic modular

簡単な回答は、どういたしまして、少なくとも、今日はやめておきます。

ネットワークベンダーに次のオーダメイドソフトウェアをリリースできるか聞いてみましょう。

  • IS-IS
  • IPv4とIPv6のBGP
  • OSPF無し
  • LDP無し
  • RSVP無し
  • スパニングツリー無し
  • PPP-over-pigeons無し
  • 全く何もない

無理? 無理な理由はモノリスティックなシステムとして構成されており、大部分は新しい機能をまとめているだけだからです。ほとんどの場合、既知の機能は基礎構造と密接に結び付いています(インメモリデータベースのよう、あるいはイベントキュープロセッサ)。そして、コードベースからそれを削除している。当初は機能を開発するのと同じような大きさの努力が必要です。ほとんどの場合、後でこれを除去する方法に熱心さはありません。

あらゆる追加機能は将来の機能追加を難しくするでしょう。もし、サポートされるソフトウェア機能数を十分に作ったとしても、ある時点でこれはメンテナンス不可能になると推測できるでしょう。そのような条件の外部測定は特定のメインラインのリリースの中に機能性を入れることは非常に難しいのです。既にデフィーチャーできないソフトウェアを使っているなら、あなたは"永遠のバグ地獄"に人生を過ごすことに参ってしまいます。有効性は悪化し、運用コストはアップし、ベンダーは修正できません。ベンダーを変更するのが唯一の脱出方法です。

ソフトウェアをデフィーチャーできないことは、技術的な負債の形として考えられます。壊れるまで負債が作られ、単にネットワーク業界よりも幅広い適用性の問題であるように見えます。しかし、どのようにこれが積み重なっているかを考えてみましょう。

ソフトウェアの技術的負債とそれを減らすのを嫌う姿勢

ウィキペディアは技術的負債の多くの起こりうる源をリストアップしています。私は主に次の5つに直面しました。

  • ビジネスは販売チームに機能を出荷を強く推進するよう圧力を掛け、エンジニアリングチームは時間がなくなります。誰も撤退したくはありませんが、ありがちな話です。これは持つべき良い問題です。技術的負債(テストの欠陥、マニュアルの欠陥、リファクタリングの欠陥)が積み重なった時にどこで脱線したか、そしてやり直し計画に責任がありません。
  • リファクタリングの遅延。これはビジネス圧力が理由のリトルブラザーです。全てのステークホルダーはインフラストラクチャ コンポーネントがしばしばプレッシャーを掛けられて折れてしまうと理解しますが、誰も問題を修正するために予算を割り当てません。
  • テスト一式の欠陥。DEVOPSのような最先端の開発と運用モデルを考えてみるとほとんど理解できません。そのソフトウェアは適切なテスト範囲を設定されずリリースされたのかも知れません。しかし、前世紀からテストフレームワークはあります。私はたまにテストツールは改善されない根拠は多数のバグが潜んでいることが明らかになり、既に無理強いしたエンジニアのさらなるオーバーサブスクリプションにつながっているからではないかという感じます。Cx0が難問をぶつける前にその穴にぶつかるのを避けるのを試みるべきです。
  • 貧弱な技術的なリーダーシップ、リファクタリング、テスト方法の変更は追加予算を要求して行われる。エンジニアリングマネージャにとって、何かが悪くなってから、修正のために追加予算を求める必要があるのを認めるのは勇気がいることです。私はその対策を講じるのを恐れる多くのマネージャに出会いました。それは管理できる問題にする管理しづらい問題にするという彼らの無気力です。凄腕の私の友人は、片付けられることを片付ける意思がないマネージャに向け、Lord of Nothing (無の王) という用語を作りました。私はドライブしたもの、ドライブしないものを推測できるだけです。片付け予算が承認されることへの恐怖に負けることは、明確に問題のあるリーダーシップの証です。
  • ゆるく結合したコンポーネントを作ることの欠陥。ゆるく結合したシステムあるいは、時にマイクロサービスアーキテクチャと呼ばれるシステムは、モノリスティックなコードベースとは正反対にあります。それは基本的に大きなアプリケーションを小さなコンポーネントで作ることを意味し、最も基本的な事柄です。一つのプログラムの出力をパイプして別の入力にすることができるUNIXパラダイムに似ています。私の考えでは、これは技術的負債の基本的なミスです。マイクロサービスアーキテクチャの欠陥は技術的負債となる可能性がある。

結論

ルータやダイナミックなコントロールプレーンが基本的なインターネットのフォワーディングパラダイムであることに異論はありません。しかし、SDNやNFVのような新しいコンセプトを使って挑んでおり、非常に高速なネットワークの採用、自動制御、導入期間の短縮を約束し、全てが素晴らしいビジネスソリューションです。それらの課題と競合するルータの設計のために、どのようにルータのハードウェアやソフトウェアが設計されるのかを考え直す必要があります。私は現代のソフトウェアアーキテクチャやパラダイムを採用したルータを根本的に再考することを提案します。そして、停滞の10年後を追い上げることを業界に呼び掛けます。

著者について

1993年の大学のネットワークルームでのCisco MGSとの初めての出会いから、私はパケットベースのフォワーディングとルーティングプロトコルを愛してきました。

サン・マイクロシステムズの有名な企業理念に「The network is the computer」が10年以上にわたり分散ウェブアプリの設計法を刺激してきました。私が常に不思議に思ってきたのは、なぜハイパースケールなアプリケーションのデザインパターンがルーティングやネットワークに適用されないのか、です。

そのため、ハイパースケールのデザイン原理に従うrtbrick.comを共同設立しました。簡単に言うと、我々はオープンハードウェアで無制限の規模を持つ次世代の分散ルーティングとフォワーディングプラットフォームを作っています。

RtBrickは2016年7月にステルスモードから出てくるでしょう。注目して下さい!

Hacker News

6/11/2016

ジェニファー・ローレンスがセラノスの映画でエリザベス・ホームズを演ずる

アメリカの小保方氏といえばセラノス社のエリザベス・ホームズ。彼女は19歳の時にスタンフォード大学を中退して医療検査会社セラノス社を設立、ナノテイナーと呼ばれる極小採血管を発表した。ナノテイナーは少量の血液で同社が開発したエジソンと呼ばれる血液検査デバイスがコレステロールからガンまで240以上の血液検査を行う。たった1滴の血液で既存の検査費用に比べ格安、しかも4時間足らずで検査結果を通知するという。役員には、元長官、元CEOなど各界の大物を連ね、オラクルのラリー・エリソンなどから4億ドル以上の資金を集めた。企業価値は90億ドルに達し、その株の5割を所有する彼女は大富豪となった。彼女はスティーブ・ジョブズと同じ理由で黒のタートルネックしか着ないことも話題だった。ところが、2015年10月にウォールストリート・ジャーナルがセラノスはエジソンを使っていないと内部告発を掲載。元社員によると、240の検査の大部分を40年以上前のシーメンス社の機材で検査していたという。ホームズは否定したが、すぐにFDAが抜き打ちの立ち入り検査を行い、セラノスの検査はヘルペス以外は基準の精度に達していないと発表した。

このセラノス社とエリザベス・ホームズの顛末がアダム・マッケイ監督で映画化され、ジェニファー・ローレンスがエリザベス・ホームズを演ずるそうだ(ガーディアン)。

Jennifer lawrence elizabeth holmes theranos founder adam mckay biopic 61016

Hacker News

ティム・バーナーズ=リー卿、インターネットは巨大な監視ネットワークになっている

ティム・バーナーズ=リー卿がニューヨーク・タイムズのインタビューに答えて、インターネットは世界の巨大な監視ネットワークになっている(Slashdot)。

ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の発明者、ティム・バーナーズ=リー卿はニューヨーク・タイムズのインタビューで、「インターネットは世界の巨大な監視ネットワークになっていると語った。[...] 更に、人々が見ているものをコントロールしている。どのように人々が交流するかのメカニズムを作っている。素晴らしいことではあるが、スパイし、サイトをブロックし、皆のコンテンツを別の目的で利用し、創作を助けるという精神を完全に弱体化させる間違ったウェブサイトをあなたたちに案内している。問題は、一つの検索エンジン、一つの巨大なソーシャルネットワーク、一つのマイクロブログ(Twitter)による支配である。」と語った。バーナーズ=リーは悪いのは巨大企業と政府だと考えている。Decentralized Web Summitで、バーナーズ=リーはインターネットを再分権化と、プライバシーとセキュリティを保証するため個人にコントロール権を与える方法を議論するため、インターネット・アクティビストのグループと会った。「政府あるいは企業によるインターネットのコントロール権を握りたいという誘惑は、常にそこにある。彼らは我々が眠り続けるまで待つだろう。なぜなら、もしもあなたが政府あるいは企業の人間で何某かをコントロールできる立場にあるなら、それを欲するだろう。あなたは市民をコントロールあるいは顧客を食い物にしたいはずだ。その誘惑は巨大だ。そう、我々は法律で守られるものを持っている。しかし、それでも法律が人々を守るとは限らない。」と彼は語った。

Hacker News 12

6/09/2016

BGP Monitoring Protocol (BMP)のRFC標準化

BGPのモニタリング・プロトコル、BMP (BGP Monitoring Protocol)のバージョン3がRFC標準(RFC7854)となった。以前は対応ルータがJuniperのみだったが、今ではCisco IOS、IOS-XE、IOS-XRでもサポートされている。今後は、BMPコレクタや監視ソフトウェアの登場が待たれる。今のところ、使えそうなのはOpenBMPくらいかな。

ジュリアン・アサンジ、Googleはヒラリー・クリントンの選挙運動に直接関与

Slashdotから。ヒラリー・クリントンが大統領になったら、エリック・シュミットは入閣するのかな。

"New Era of Journalism: Farewell to Mainstream"シンポジウムで演説したウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは、Googleがヒラリー・クリントンの大統領選挙戦に直接関与していると述べた。アサンジは「Googleの会長、エリック・シュミットはヒラリー・クリントンの選挙戦のデジタル機器を動かす会社を作っている」と語った。2015年末に出たQuartzによるレポートで、「The Groundwork」として知られる秘密の(under-the-radar)スタートアップは、クリントンが選挙に勝つために必要な優れたエンジニアを確保するためにシュミットによって設立された。アサンジはさらに続け、「[...] ヒラリー・クリントンが大統領になると、ジャレッド・コーエンのようなGoogleの人たちは、クリントン大統領に近い地位を与えられるだろう」。アサンジは加えて、世界中のスマートフォンの大部分をコントロールすることは会社の発展と独占的な支配を考慮するとまさに大いなる懸念を強くする。「GoogleはAndroidを通じてスマートフォン市場の80パーセントをコントロールしている。[....] Googleはオバマ政権と手を結んでいた。最近4年では平均で週1度と誰よりもホワイトハウスに訪れた企業だ。」とアサンジは述べた。

Swift Algorithm Club

Swift Algorithm Clubは一般的なアルゴリズムやデータ構造をSwiftで学べるサイト。

アルゴリズムとデータ構造は何か?

アルゴリズムはコンピュータに何かをさせるためのレシピです。調理方法を知っているならアルゴリズムを理解できます!

ここにパンケーキのレシピがあります:

  1. 大きなボウルの中に、小麦粉、ベーキングパウダー、塩、砂糖を一緒にふるいにかけて下さい
  2. 牛乳、卵、溶かしバターを入れて下さい
  3. 滑らかになるまで混ぜ合わせて下さい
  4. 中火でフライパンを加熱して下さい
  5. パンの中にバターを入れ、パンケーキに約1/4カップを使います
  6. パンケーキを両面キツネ色になるまで焼いて下さい

レシピはあなたが順々に行う一連のステップからなります。アルゴリズムはコンピュータが料理ではなく実行するための命令を含んでいる以外は、まさにそのようなものです。

材料である、小麦粉、牛乳、卵、バターはアルゴリズムが働くためのデータです。データは一つの形(生、別々の材料)でアルゴリズムに入れ、別のものになります(美味しいパンケーキ!)。

それではデータ構造は何か? それらはアルゴリズムが働いている間、データを保持するための入れ物です。パンケーキの調理では、データ構造は小麦粉を入れる袋、すべてを混ぜ合わせるボウル、パンケーキを焼くフライパンで、出来上がったパンケーキを出すために使われるお皿です。

Raywenderlich

6/04/2016

テック企業の幹部、人工知能の時代を宣言

Recodeの年次カンファンレンスで、どのテック企業のCEOも人工知能の時代に入ったことを宣言しているとのことだ(Slashdot)。

あなたはこれからAIやマシンラーニングについて多くのことを聞くようになると思う。今週開催されたRecodeのカンファレンスで、多くの経営トップがますます成長著しい新たな技術カテゴリーを攻略するために努力することを明かした。ロイターのレポート(要約)から。
GoogleのCEOであるサンダー・ピチャイは、AIを「非常に大きなチャンス」と見ていると語った。ピチャイは、Googleが初めて約3、4年前に音声認識ソフトウェアにディープニューラルネットワークを通じて技術を応用し始め、機械学習ではAmazon、Apple、Microsoftのライバルよりも先んじていると語った。
AmazonのCEOであるジェフ・ベゾスは、今後20年の間に社会に深刻な影響を与えると予測した。「実際にはまだ初期だが、黄金時代のヘリにいると思う。起こる事を見るのはとてもエキサイトなことになるだろう」と語った。
IBMのCEOであるジニ・ロメティーはIBMは既にAI技術を活用していると語り、2005年から開発を始めたワトソンスーパーコンピュータをコグニティブ・システムと呼んでいる。
人工知能や機械学習はとても洗練され、人間離れしたコンピュータを作るだろう。そして、人類は遅れないようついていくために脳の中に"ニューラルレース"を埋め込む必要が出てくるだろう、イーロン・マスクは語った。
イベントに欠席したMicrosoftもボットやAI技術を開発している。一見したところその考えから離れている企業はAppleだ。

サティア・ナデラは欠席したようだが、ビル・ゲイツは夫妻でカンファレンスに参加したようだ(Slashdot)。

水曜日のCodeカンファレンスで、ビル・ゲイツは人工知能(AI)への恐怖と賞賛のバランスをとった。彼はAIが提起する二つの課題を話した: 一つは今の仕事が失われる事、もう一つは人類が超知性マシンを制御し続けられるかどうかだ。この分野の多くの人と同様にゲイツは、ロボットによる労働資源が過剰となり、AIシステムが優位となるだろうと予想する。彼はAIが人類を支配するという脅威と戦うためのアイデアなどについてもスタンフォードのノーティングワークで話すつもりだ。そのような脅威があっても、ゲイツ氏は未来を想像し、AIを「聖杯」と呼んだ。「AIは能力がある、そして人類の知性よりも能力がある。我々は歴史のどの時代よりも最近の5年の間で進歩している。(略) 夢はようやくかなう。全ては繋がっているのだよ。」

エリック・サティのヴェクサシオン

何気にiTunes Storeを閲覧していたら、世界一長いピアノ曲として知られるエリック・サティの「ヴェクサシオン」全曲がブリリアント(鰤)から出ていた(リンク, 2700円)。1分程度の曲を840回繰り返すわけだが、微妙にトラックの時間が異なることから、本当に840回演奏されているのだろう。同じ演奏者(Jeroen van Veen)のサティ全曲集(リンク)が2100円で販売されているのが微妙ではある。

6/01/2016

アラン・ケイの読書リスト

アラン・ケイの読書リスト。学生向けといってもかなり難しい内容の本ばかり。

テクノロジーとメディア

  • マーシャル・マクルーハン: グーテンベルクの銀河系 ― 活字人間の形成
  • マーシャル・マクルーハン: メディア論 ― 人間の拡張の諸相
  • ルイス・マンフォード: 機械の神話 ― 技術と人類の発達
  • ルイス・マンフォード: 技術と文明
  • ピーター・ドラッカー: Technology, Management and Society
  • ピーター・ドラッカー: イノベーションと企業家精神
  • ニール・ポストマン: 愉しみながら死んでいく ―思考停止をもたらすテレビの恐怖―
  • ニール・ポストマン: 子どもはもういない
  • ニール・ポストマン: Conscientious Objections

学習と創造

  • ジャン・ピアジェ: 新しい児童心理学
  • ジャン・ピアジェ: To Understand Is to Invent
  • レフ・ヴィゴツキー: 思考と言語
  • レフ・ヴィゴツキー: Mind in Society
  • レフ・ヴィゴツキー: The Psychology of Art
  • ジェローム・ブルーナー: Towards a Theory of Instruction
  • ジェローム・ブルーナー: The Relevance of Education
  • ジョン・ホルト: 21世紀の教育よこんにちは 新しい脱学校論
  • ジョン・ホルト: なんで学校へやるの
  • フランク・スミス: Essays into Literacy
  • エドワード・デボノ: Lateral Thinking
  • エドワード・デボノ: 6つの帽子思考法
  • ティモシー・ガルウェイ: インナーゲーム
  • 鈴木鎮一: 愛に生きる―才能は生まれつきではない
  • マリア・モンテッソーリ: 幼児の秘密
  • ジョン・デューイ: School and Society
  • ジョン・デューイ: Freedom and Culture
  • アーサー・ケストラー: Act of Creation
  • アーサー・ケストラー: 機械の中の幽霊
  • シーモア・パパート: マインドストーム
  • シーモア・パパート: The Childrens' Machine

人類学と心理学

  • ジョーゼフ・キャンベル: 生きるよすがとしての神話
  • ジョーゼフ・キャンベル: 千の顔をもつ英雄
  • デレク・ビッカートン: Language and Species
  • Sylvia Scribner & Michael Cole: The Psychology of Literacy
  • ジュリアン・ジェインズ: 神々の沈黙
  • クリフォード・ギアツ: 文化の解釈学
  • ミハイ・チクセントミハイ: 楽しみの社会学
  • ミハイ・チクセントミハイ: フロー体験
  • Robert Ornstein & Paul Ehrlich: New World New Mind
  • Charles Hampden-Turner: Maps of the Mind
  • カール・ユング: 人間と象徴
  • カール・ユング: Modern Woman in Search of a Soul
  • マービン・ミンスキー: 心の社会
  • アンソニー・スティーブンス: 自己実現の心理学―元型論入門

哲学

  • プラトン: ティマイオス
  • プラトン: 国家
  • バートランド・ラッセル: 西洋哲学史
  • バートランド・ラッセル: 人間の知識
  • バートランド・ラッセル: 懐疑論集
  • Richard Tarnas: The Passion of the Western Mind
  • ジェイコブ・ブロノフスキー: 人間の進歩
  • メアリー・ミッジリー: Wisdom, Information & Wonder
  • メアリー・ミッジリー: Science as Salvation
  • ハンナ・アーレント: 人間の条件
  • アルフレッド・コージブスキー: 科学と正気
  • ヴァネヴァー・ブッシュ: Science is not Enough
  • Mark Booth (Ed): What I Believe
  • 老子: 老子道徳経
  • 鈴木俊隆: 禅マインド ビギナーズマインド

芸術と知覚

  • ケネス・クラーク: 芸術と文明
  • ケネス・クラーク: 名画とは何か
  • エルンスト・ゴンブリッチ: 芸術と幻影
  • リチャード・グレゴリー: 脳と視覚
  • ルドルフ・アルンハイム: 視覚的思考

デザイン

  • クリストファー・アレグザンダー: 形の合成に関するノート
  • Morton Grosser: Gossamer Odyssey
  • Valentino Braitenberg: Vehicles
  • ウィリアム・グレー・ウォルター: 生きている脳
  • エドワード・タフト: The Visual Display of Quantitative Information
  • エドワード・タフト: Envisioning Information

科学と数学

  • デビッド・グッドセル: 生命のメカニズム
  • フィリップ・モリソン: The Ring of Truth
  • ニコ・ティンバーゲン: ティンバーゲン動物行動学
  • ルイス・キャロル・エプスタイン: Relativity Visualized
  • K・エリック・ドレクスラー: 創造する機械 — ナノテクノロジー
  • リチャード・ドーキンス: ブラインド・ウォッチメイカー
  • リチャード・ドーキンス: 利己的な遺伝子
  • カール・セーガン: エデンの恐竜 知能の源流をたずねて
  • カール・セーガン: サイエンス・アドベンチャー
  • Jörg-Peter Ewert: Neuroethology
  • リチャード・P・ファインマン: 物理法則はいかにして発見されたか
  • リチャード・P・ファインマン: 光と物質のふしぎな理論
  • レオン・レーダーマン: 神がつくった究極の素粒子
  • レオン・レーダーマン: クォークから宇宙へ
  • ジェームズ・ワトソン: 二重らせん
  • ブノワ・マンデルブロ: フラクタル幾何学

政治と経済

  • ダニエル・J・ブーアスティン: An American Primer
  • ダニエル・J・ブーアスティン: The Americans
  • アレクサンダー・ハミルトン, ジェームズ・マディソン: ザ・フェデラリスト
  • ラルフ・ケッチャム: The Anti-Federalist Papers
  • トマス・ペイン: コモン・センス
  • トマス・ペイン: 人間の権利
  • トマス・ペイン: 理性の時代
  • ベンジャミン・バーバー: An Aristocracy of Everyone
  • レスター・サロー: ゼロ・サム社会
  • レスター・サロー: 経済学
  • レスター・サロー: 大接戦―日米欧どこが勝つか
  • マイケル・ダートウゾス: Made in America-アメリカ再生のための米日欧産業比較

コンピュータ

  • ダグラス・レナット&ラマナサン・V・グーハ: Building Large Knowledge-Based Systems
  • ジョン・マッカーシー: LISP 1.5 Programmer's Manual
  • マービン・ミンスキー: Computation: Finite and Infinite Machines
  • ニコラス・ネグロポンテ: The Architecture Machine
  • ニコラス・ネグロポンテ: Soft Architecture Machines

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