7/17/2017

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の監督ジョージ・A・ロメロが死去

The Vergeより

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」、「ゾンビ」などのホラー映画で知られる映画監督ジョージ・A・ロメロが死去したとLAタイムズが報じている。彼の長年のプロデューサPeter Grunwaldによると、彼は肺がんとの短い戦いの末に死んだ。彼は77歳だった。

ロメロは1940年にブロンクスで生まれ、カーネギー・メロン大学を卒業して短編映画の監督を始めた。1968年に、彼は初のインデペンデント映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を監督した。この映画はゾンビ大惨事の真っ只中、家に閉じ込められた人々の努力を描いた。映画は、暴力や政治的解釈の表現に論争を巻き起こし、ホラーというジャンルの画期的な古典作品となった。

ロメロは他の映画も監督した:「There’s Always Vanilla」(1971)、「悪魔の儀式」(1972)、「ザ・クレイジーズ」(1973)があるが、1978年に「ゾンビ」で戻った。彼は最終的にさらに何度かこのジャンルに戻ってきた。「死霊のえじき」(1985)、「ランド・オブ・ザ・デッド」(2005)、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(2007)、「サバイバル・オブ・ザ・デッド」(2009)。

ロメロは消費者主義から政治まで全てを風刺して、ゾンビ映画を使って社会の批評を行なった。2014年、彼は世界の状態を批評する手段としてゾンビを見ていたとNPRに語った:「彼らは多目的であり、あなたは彼らに本当に腹をたてることはできない。彼らに隠された意図はない。彼らは一体何なのかということだ。私は彼らに共感する。私のストーリーはいつも人間と彼らが犯した過ちについて以上のものだ。」ロメロの映画は、エドガー・ライトのホラー・コメディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」やロバート・カークマンのコミックシリーズ(その後、テレビシリーズ)「ウォーキング・デッド」など全世代のホラー物に役立った。

スティーブン・キングは、"あなたなしではいられないだろう"と、ツイッターで哀悼の意を表した。同時にホラー作家のポール・トレンブレイ(「Disappearance at Devil’s Rock」や「A Head Full of Ghosts」)は現代のホラー映画やホラー文化へのロメロの影響は計り知れない。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」と「ゾンビ」は今まで作られた最も重要なアメリカ映画の2つであり、恐ろしく、巧みに政治的で、賢く、人間的である、とThe Vergeに語った。

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