4/27/2017

ウィリアム・ギブスンは大統領選後にSF小説の内容を変更した

The Vergeより

ウィリアム・ギブスンは2016年の大統領選挙の翌日、"実際に奇妙で強力なセンセーション"として11月9日を表現した。サイエンス・フィクション・コミュニティの多くの人のように、彼は民主党候補のヒラリー・クリントンがドナルド・トランプを破ると予想していた。ニューヨーク・タイムズによると、トランプが選出されて数ヶ月後に彼は次の小説「Agency」を書きながら、自分の気持ちを探索し始めた。

Agencyは2018年1月16日に出版される予定で、ギブスンの2014年の本「The Peripheral (ペリフェラル)」の世界と共有し、22世紀と近未来の2つの未来の間に設定されている。The Peripheralのように、Agencyはタイムトラベルの形式を取り、ヒラリー・クリントンが大統領に選出された2017年と大破局後の22世紀のロンドンが対となる別の未来で展開される。

ニューヨーク・タイムズは、AgencyはThe Peripheralの続編でもあり前編でもあると表現している。ギブスンは、結局大統領選挙が近未来の世界で変わったこと、全体のストーリーを書き直す必要があると知ることとなり、小説を独立した本として2016年に書き始めたと説明した。彼は「トランプが勝ったら、いくつかの事を変えて、ストーリーを伝え続けることができると思った。」と語った。代わりに、彼はThe Peripheralで使われているメカニズムを元に戻して、オリジナルの一連のイベントを維持することに決めた: 22世紀の人々は過去を変えて別のタイムラインを作る能力を持つ。

この変更は、ギブスンが長年無視しようとしてきたSF預言者というレッテルを目立たせる。彼は「サイバースペース」のような用語に関与し、ニューロマンサーのような作品の中でインターネット接続された社会の高まりを分析したが、何年何十年に何が起こるかを解こうと試みたわけではなく、この頃の不安や懸念を反映した作品だと説明している。

Agencyは2018年1月16日に出版が予定されている。

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