3/10/2017

盗聴は実際にどのように行われるか

Slashdotより

2009年から2011年まで国家安全保障の司法次官補を務めたデビッド・クリスは、ドナルド・トランプ大統領による最近の非難に反応している。土曜日、トランプ大統領は昨年秋の選挙戦において、トランプタワーで電話を盗聴する「ニクソン/ウォーターゲート」計画を画策したと元オバマ大統領を非難した。彼はワシントン・ポストに意見記事を書いた:
第一に、米政府は米国内で盗聴を行う前に連邦裁判所の事前承認、政府関係者の署名入りの令状が必要である。短期間の緊急事態のようなものなど、いくつか限られた例外があるが、その事実の後に速やかに裁判官によって審査が行われる。これは大統領が単に命令するだけでできるわけでは無い。外国の諜報活動の盗聴に関する法律の下では、政府は、ファシリティが外国政府や国際テロリスト集団あるいは外国権力の工作員など外国の権力によって使われているか、使われかけているかを令状に示す必要がある。ファシリティとは、電話番号あるいはメールアドレスのようなものである。第二に、盗聴されているファシリティが、外国権力の工作員あるいは犯罪を犯そうとしている人物が所有している、賃貸またはリストアップされているかは求められていない。第三に、大統領を含む政府のスタッフは通常は盗聴について公に話すことはない。確かに、盗聴から得られた情報だけでなく、承認なしに盗聴を暴露することは、それを妨害する意図を持って盗聴の存在そのものであっても、場合によっては連邦犯罪に当たる。諜報活動の盗聴に関しては、追加の問題がある: それらは常に機密であり、機密情報の開示は一般に犯罪でもある。もちろん、大統領は機密情報に関する権限を享受するが、少なくともTwitterで諜報活動の盗聴を公表することは極めて法に反する行為である。

更新(2017.3.17): 下院議長のポール・ライアンはオバマ政権はトランプタワーで電話の盗聴をしていないと発言。