3/21/2017

一部BGPパス属性値の廃止 (RFC 8093)

RFC 8093で、BGPパス属性の30、31、129、241、242、243が廃止されている。

1. はじめに

いくつかのBGPパス属性値がその利用用途でIANAから割り当てられていないのに、インターネットにデプロイされているBGP実装で使われていることが分かった。未登録のBGPパス属性値の使用は、新しい技術のデプロイ問題につながる可能性がある。

IANAは、BGP Large Community属性[RFC8092]に最初に30を割り当てたのだが、未登録でその値が利用されていることに気付いた。パス属性30を使っているリリースコードのBGP-4[RFC4271]実装が広くデプロイされており、有効なLarge Community属性を含む経路であっても、異なるデータ構造を求めるため、"Treat-as-withdraw" [RFC7606]が適用されることがその後に分かった。これらの経路は削除されるため、Large Communityの早期導入者(アーリーアダプタ)はインターネットの一部で到達不能になる。回避方法として、新しい早期IANA割り当てが要請された。

パス属性値30、31、129、241、242、243の無断占拠が、関連するベンダーやソースコードレビューを通じて確認されている。


Treat-as-withdraw: このアプローチでは、問題のパス属性を含むUPDATEメッセージは、あたかもUPDATEメッセージ(あるいはMP_UNREACH_NRLI属性の中)のWITHDRAW ROUTESフィールド中にリスト化されているように、含まれる経路全てがwithdrawされたかのように扱わなければならない。従って、RFC4271の手順に従って、Adj-RIB-Inから削除される。