12/03/2016

WeChatの分析

シュナイアーのブログより。中国のチャットアプリ「WeChat」の検閲状況についての分析。

Citizenラボは中国のチャットアプリWeChatでどのように検閲が行われているかを分析した:

重要結果:

  • WeChatでのキーワードフィルタは中国本土の電話番号で登録したアカウントのユーザに対してのみ有効で、これらのユーザがあとでアカウントを国際番号に結び付けても持続する

  • キーワード検閲はもはや透過的ではない。過去にユーザはメッセージがブロックされた時に通知を受け取ったが、今はチャットメッセージの検閲はユーザへの通知なしで行われる

  • より多くのキーワードがメッセージが1対1のチャットよりも多くのユーザに伝わるグループチャットでブロックされる

  • キーワード検閲は動的である。我々の最初のテストで検閲の引き金となった一部のキーワードは、より後のテストでは許容されていることが判明した。一部の最新の検閲キーワードは最新のニュース事件に対応して付け加えられたように思われる

  • WeChatの内部ブラウザは、ギャンブル、法輪功、中国に批判的な報道を行うメディアなどの幅広いウェブサイトにアクセスする中国のアカウントをブロックする。中国のアカウントでブロックされたウェブサイトは国際アカウントでは完全にアクセス可能だった。しかし、国際アカウントでもギャンブルやポルノのサイトの断続的なブロックはある
論文には更に詳細が書かれている。

Slashdot