11/18/2016

AT&T/NSAのスパイハブに何があるのか?

BoingboingよりThe Interceptがスノーデン文書で存在が明らかになったTITANPOINTE(タイタンポアント)に関する記事を取り上げている。

ロアー・マンハッタンの33トーマス・ストリートにある窓の無い高さ167.5メートル(550フィート)のAT&Tタワーはエドワード・スノーデンがリークしたNSA文書ではTITANPOINTE(タイタンポアント)と呼ばれるビルである。そして、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、日本銀行、欧州連合(EU)、国連、そして米の同盟国イタリア、日本、ブラジル、フランス、ドイツ、ギリシャ、メキシコ、キプロスなど少なくとも38の国々の間の通信傍受を違法に行っていたNSAのBLARNEY作戦の足場だったと思われる。

1969年から1974年に作られたTITANPOINTEは原爆の爆風に耐えるよう設計され、2週間1500人を養うだけの十分な食料と生活必需品がある。

NSAは「国家機密区分情報施設 (SCIF: スキフ)」の内部からTITANPOINTEで監視業務を行っている。TITANPOINTEに訪れるNSA職員はFBI事務所を通して出張の予約をしたり、NSAのバッジあるいは記章を隠して、FBI(オフィスが隣にある)に勤めているふりをしている。

AT&TはNSAの最も熱心なスパイのパートナーである。中央情報局はほとんど違法な業務の多くをAT&Tにアウトソースしており、AT&Tはアメリカ政府の代わりにその取引先をスパイするためのプロダクトを開発していた

2005年に、元AT&TのエンジニアMark Kleinは、AT&Tの主要な光ファイバで運ばれる全ての通信をNSAに盗聴させていたサンフランシスコでのNSA/AT&Tのスパイ活動の存在を明らかにした。電子フロンティア財団は2006年にAT&Tを相手取って訴訟を起こし、その訴訟はまだ継続している。しかしながら、違法なスパイ活動への参加に対してAT&Tを刑事免責を助けるという民主党とオバマの決定によって妨害された。

TITANPOINTEで実施された監視の大部分は、AT&Tの国際電話とデータケーブルを介して送られる通話やその他の通信の監視と関わっていたように見える。しかし、サイトは自由に使える他の機能もあった。NSAの文書は強力な衛星アンテナを搭載していたことも示しており、おそらく33トーマス・ストリートの屋上で上空に伝送される情報を監視していた。

SKIDROWEスパイプログラムは外国の衛星間を流れる際に「デジタルネットワークインテリジェント」として知られるインターネットデータを極秘に取り込むことに焦点を当てている。取得されたデータはNSAの従業員が人々のメール、チャット、Skype通話、パスワード、インターネットの閲覧履歴に関する膨大な情報を検索するのに利用するGoogleのような巨大監視システムXKEYSCOREを通じてアクセス可能となる。