8/26/2016

The Internet of Poorly Working Things (クソのインターネット)

ジャン=ルイ・ガセーのエッセイから

すべてが'ちゃんと動く'という神話上の理論の世界では、我々の生活の中のすべての物を接続することができる。我々はセンサー、無線ネットワーク、コンピュータパワーを持っているが、滑稽で間違っているとは言わないまでも進歩は遅い。なぜか?

それは20年前の今月だった。電子掲示板システム(BBS、覚えている?)の専念する専門誌、ギークなBoardwatch Magazineのほれぼれするほどの表紙、あごひげを生やしたインターネットの父、ヴィントン・サーフ教授を特集した。

Boardwatch Magazine VC

サーフの力強い「どこでもIP (IP On Everything)」という予言はシンプルで、共鳴し、避けられないものだった: 我々の生活のすべての物はいつかIPスタックが重要になる。

20年後、我々はどこにいる? ムーアの法則はチップのパフォーマンスを210から213の改善、それは1000から8000倍以上のコンピュータパワーを我々に与えている。パーソナルコンピュータやスマートフォンはどこにでもあり、それにうまく適用し、生産力や楽しい使い方をもたらしている。

(余談として、事実スマートフォンは最も急速に広まった製品で、我々は二度とそのようなものを見ることはないという推測されている。次なる目玉を探している偽の預言者(False Prophets)と不安なCEOは注目している。)

3桁以上の出力増加や大量の無線データパケットは、確かに我々はあらゆる種類の知覚や魔法のような接続性を持った日常物を与えられている。

そして、なぜ我々はちゃんと動くネット接続された物を持っていないだろうか?

この疑問の答えを出す前に、私はTwitterに「Internet of Shit (@internetofshit)」をフォローすることをお願いした。真面目な話、絶対後悔させない。

Internet of shit twitter

2千以上のツイートと13万のフォロワーで、IoSは今日のIoT(モノのインターネット)に対して、びっくりするような批判があった。例えば、食欲を刺激するため、スマートなトースタを考えてみてほしい:

Smart toaster

あるいは有名な700ドルのネット接続されたジューサーを考えてみてほしい。

700 connected juicer

想像できる物に、欲しくないものを追加した感じだ。

もちろん、ネット接続されたデバイスは全てがそんなに簡単に裏切られない。いくつかのデバイスはちゃんと真面目である: ホームセキュリティ、HVAC(空調設備)、ほとんどの調理家電 (実にスマートトースターも)。そして、IoTは動いていないわけでもない。その状況は実際のところ、それよりも劣っていて、IoTはデタラメに動作する。デバイスは停止したり再起動したり、役に立たないカスタマーサポートのページや、助けにならない「私どもにとってお客さまの声は非常に大切なものです」という電話(今はチャットボット)にアクセすることを要求する。私が誇張していると思うなら、"Nest trouble"あるいは"smart bulbs trouble" でググってほしい。

問題の原因を探すため、いろいろ考えて見る必要はない: 紙一重の差で、家電用電化製品(CE)文化は我々の取り調べにとんでもない目標を示している。

厳しい予算や制限されたソフトウェアのノウハウで、家電電化製品の開発チームは上から、すぐにIoTの列車に乗れ!と厳命されている。それらは安いプロセッサを買い、オープンソースの棚からソフトウェアを取り込み、貧弱なUIを身につけ、急いで組み立て、テストして、出荷する。

わずかな予算は取扱説明書やカスタマサポートのための十分な余裕を残さないし、時々怪しげなデザインソリューションにつながる。私は一度、ホームネットワークビジネスの買収を考えた企業の取締役として働いた。デューディリジェンスな仕事の中で、我々は多くのソフトウェアモジュールは別の企業から単純に盗用したものだと分かった。オープンソースではない、純粋な横領である。私は、これは極端な例だったとは思えない。

デバイスがマーケットに向け作られた後、本当の騒ぎが始まる。ソフトウェアアップデートは、ネット接続された鍵あるいは車がアップデートの真っ最中に、家に入ろうとする、あるいは救急病院に向かう際に問題である。

残念なアダプションにはもう一つの理由がある。複雑さだ。インターネット接続が停止するほど遅くなった場合、ルータを再起動するのが一つの方法である。WiFiや特別なブリッジが必要なLEDライト向けのZigBeeのような何か別のものが混在した上で動く、電球から鍵やスプリンクラーまで、あなたの自宅の中には10、20、それ以上にネット接続されたモノがあるネットワークをどのようにデバッグするのだろうか?

テックエキスパートでさえ、その複雑さに苛立っている。「自動車に乗った10回に1回は、スマートフォンはステレオに接続しなかった。そして、動かない場合、なぜか理由がはっきりしないのだ。」とWiFi無線ネットワークのパイオニアCess Linksが言っていた。

[モノのインターネットはとても分かりにくい。バロンズ]

それで、民生用IoTの本当に醜い側面があるのは、セキュリティあるいはその欠陥である。本来洗練すべき点が、ソフトウェアの怠慢な取り組みが、自宅の外に駐車した車の中にいても、自宅のWiFi上では平文で交換されるパスワードを知ることができるハッカーに侵入口を残している。あるいは我々は1億台のフォルクスワーゲンが無線ハッキングを受けやすいのを見ている。ゴキブリ理論を利用して、どのくらいの数の自動車メーカが安全ではないことを見つけられるだろうか?

車といえば、AppleのCarPlayは接続デバイスを浮き彫りにしている。長らく待たせた後(2010年に発表された)、CarPlayはフォード、ホンダ、クライスラー、GMなどの一部のモデルで利用可能となった。最初のレポートによれば、いいものだけど、素晴らしくはない。もちろん、CarPlayは他社のハードウェア/ソフトウェア・インフォテイメント・システム上にあるソフトウェアレイヤである。別の言い方をすると、AppleはWindowsとPCメーカ、あるいはAndroidとスマートフォンメーカとの関係と同じように、全体のハードウェア/ソフトウェアスタックをコントロールしていない状態である。

いわゆるスマートテレビは民生電化製品の文化についてobservationを強化している。ディスプレイ自身は容易に10年持つのに対し、2年足らずでテレビの中のCPUはすぐに古くなり、アップグレードできない。仮に何か起こっても、ソフトウェアアップデートはpersphincteryである。

口コミはまだ最も有力なマーケティングの武器である。特に製品が動かない時には。2年ほど前、Appleはユーザの自宅の中にネット接続されたアクセサリを制御するための通信フレームワークHomeKitを発表した。今、Appleストアの棚にあるHomeKitデバイスがどのくらいあるかを数えてみる。申し訳ない、リアルストアでだ。その数は伸びていない。幾つか姿を見せていはいるが、非常に多くの返品あるいはカスタマサービスコールがあった後は全く見られなくなる。

明るい面を挙げれば、我々は動いているモノのインターネットを持っていることだ。産業用である。現代のビルはセンサー、ネット接続されたHVAC、セキュリティ、電源管理を装備している。しかし、デバイスのコストに敏感ではない。それらは動き続けなければならないし、ビルのオーナーは導入、管理、全体のシステムを動かす技術チームを持っている。

これは家電メーカが学ばなければならない知識である。成功するIoTは安価に作ることはできない。そして、これはまさにAmazon Echoの中に見えるものである。

Amazon echo

Echoは、あなたの問い合わせに答え、音楽を再生し、デバイスをコントロールするエージェント"Alexa"を特徴付けるネット接続されたWiFi/Bluetoothスピーカ兼マイクで、車を発進させることさえする(もしそれが正しく作られれば)

AmazonはEchoの開発やサポートに経費をかけていないし、投資は素晴らしい口コミによって返済している。これは安価なアプローチへのアンチテーゼである。クラウドサービスの技術的な専門知識を持ち十分に資金のある企業で、Kindleデバイスでの成功した歴史があり、そしてとりわけ実権を握るジェフ・ベソスが長いゲームをプレーする断固たるグループである。(Fireスマートフォンの「有益な失敗」を追加しよう) サポートに関して言えば、Echoの顧客、私はオフィスに一つ置いている、は毎週ニュースレターを受け取り、新しい機能を発表し、新しい使い方を提案している。私はこの毎週の書き物を自覚している。しかし、どのくらいの企業が毎週製品のユーザにメールを書いているだろうか?

私はAmazonのEchoの成功に触発され、まだデモ段階のGoogle Homeを少し疑っている。私は他を見てみたい。

Hacker News