7/21/2016

アクティブなIPv4アドレススペースの新しい視点

CDN(アカマイ)の膨大なアクセスログを使ってインターネットのアクティビティを分析した論文。論文の内容は、IETF 96で発表されている。IPv4アドレスのアクティビティは2014年あたりから成長が止まっている。

この研究で、我々は1日に3兆近くのHTTPリクエストを扱う巨大な商用CDNのサーバログを頼りに一つ一つのIPアドレスの粒度でインターネット全体のアクティビティを捕らえることを可能にする技術と分析について報告する。2015年全体にわたって、これらのログはかつてないほど多くの測定で最近の見積もりと一致する12億のユニークなIPv4アドレスを含むクライアントのアクティビティを記録した。毎月のクライアントIPv4アドレス数は毎年コンスタントな成長を見せていたが、2014年からIPv4数は成長が止まったと同時にIPv6の数が成長している。従って、複雑な進展を特徴とする時代に入ったとみており、アクティブなIPv4アドレスの単一の一覧は全体としてのインターネットの最近の成長を特徴づけるのにほとんど役に立たない。
この観測を考慮に入れ、我々はグローバルなIPv4アドレスのアクティビティの調査の中で新しい視点を考察する。我々の解析はアクティブなIPv4アドレスで暗示的な揺れ(チャーン/churn)が見える: 1年の間で一連のアクティブなIPv4アドレスの25パーセントが変化している。第二に、プレフィックスのアクティブなアドレスを見ると、ネットワークの再構築、とりわけいくつかのアドレス割当においてユーザの行動に起因すると考えられるアクティビティパターンを確認できる。第三に、トラフィックボリュームの測定でアドレスの利用の時空間的測定と関連するホスト数のサンプルベースの見積もりを組み合わせると、いくつかの地域では未利用の経験的観測や完全な利用あるいは涸渇などをを含め、世界的なIPv4アドレスのアクティビティでこれまでにない全体像を提示する。

Hacker News