5/21/2016

人工知能は役立たず階級を作るだろう

人工知能台頭への悲観論(Slashdot)。この本、2014年出版の世界的ベストセラーだけど翻訳されてないのね。

世界的なベストセラー「サピエンス: 人類の略史 (Sapiens: A Brief History of Humankind)」の著者であるユバル・ノア・ハラーリ(Yuval Noah Harari)は、人工知能のこととなると未来に極めて悲観的な見方を持っている。彼は人間が仕事もなく目的もないことが分かったら、VRヘッドセットをかぶり、休日にナッツとヤクでブラブラ過ごすようになるかをガーディアン紙に書いている。ハラーリは'役立たず階級(useless class)の台頭'と呼び、21世紀の最も恐ろしい脅威の一つとして位置付けている。人工知能はより賢くなり、多くの人間は労働市場から排除される。誰も大学で学ぶべきか分からない。なぜなら、20歳で学んだスキルが40歳で関連するとは誰も分からないからだ。当然のこととはいえ、あなたがそれを知る前に、数十億の人々はチャンスを介することなく役立たなくなる。彼は予想をオオカミと少年になぞらえ、少なくとも200年間は別の人たちによって予想され続けるだろう、と語る。しかし、オオカミと少年のオリジナルストーリでは、結局はオオカミは実際にやってくる。そして、私は今回はそれが真実だと考える。ハラーリは人間を有益にする能力には、物理的能力と認知能力の二種類があると言う。認知力に関して言えばまだ人間は仕事について大いに安泰である。しかし、AIが今この分野で人間を上回り始めている。新しいタイプの仕事が現れてはいるが、我々は人間がAI、コンピュータ、ロボットよりもうまく行えると確信できない、とハラーリは言う。

更新 (2016.5.24)

河出書房から8月に、「サピエンス全史 (上・下)」というタイトルで刊行予定。